星の精

ほしのせい

『マリオストーリー』に登場するキャラクター達の総称。

クトゥルフ神話に登場する独立種族についてはこちら

概要

英語表記:Star Spirit

初登場は『マリオストーリー』。全部で7人おり、彼らを総称して星の精と呼ばれている。

「星の国」の「星の宮殿」にある皆の願いを叶える「スターのつえ」の大切に守っていたが、突然現れたクッパとカメックババにスターのつえを奪われただけでなく、つえの魔力でカードに閉じ込められて、クッパの手下達に監禁されていた。

後の作品の『マリオパーティ5』では各ゲームモードの司会として登場した。

マリオストーリーと比べると顔つきが通常のスターと共通になっている（目が普通の黒楕円、口がない）。口ひげのあるチョールとダール、眼鏡をつけてるハール以外はだいぶ印象が違って見えるかもしれない。

pixivでは擬人化が多い。

メンバー及び関連人物・星の精のワザ

星の精

• チョール

英語表記:Eldstar

白い髭を生やした星の精。体色は黄色。星の精のリーダーで、星の国の長老でもある。

『マリオストーリー』では「ノコブロスのとりで」でノコブロスに捕まっていた。

HPとFPを「5」回復し、状態異常を治す「すっきりそうかい」という技を授けられる。消費スターパワーは「1」。

『マリオパーティ5』では「パーティモード」の司会を務めた。

マリオに対しては呼び捨てで呼ぶ。

• マール

英語表記:Mamar

頭にリボンをつけた星の精。体色は山吹色。母親のような物腰柔らかな心優しい性格。

『マリオストーリー』では「アラビンいせき」でカーメンに捕まっていた。

敵全体を眠らせ行動不能にする「ママのこもりうた」という技を授けられる(ちなみにこの技は、ある中ボスに絶大な効果がある)。消費スターパワーは「1」。

『マリオパーティ5』では「すごいおまけモード」の司会を務めた。

この時の一人称は「あたし」では無く「わたし」。

マリオに対しては「ちゃん」付けで呼ぶ。

• ハール

英語表記:Skolar

メガネをかけた博士風の星の精。体色は紫色。思慮深い性格だが、ドジな一面も。

『マリオストーリー』では「ドガボン城」でドガボンに捕まっていたが、城から逃げていたところをレサレサとセバスチャンに捕まり、軟禁されていた。

アイテムの「キラキラおとし」のように、流れ星で敵全体に『7』のダメージを与える「ほしのふるよる」という技を授けられる。消費スターパワーは「2」。

『マリオパーティ5』では「スーパーデュエルモード」の司会を務めた。

マリオの事は「くん」付けで呼ぶ。

• ニール

英語表記:Muskular

水兵風の帽子をかぶった星の精。体色は水色。快活で爽やかな性格の兄貴。

『マリオストーリー』では「ヘイホーのおもちゃばこ」でしょうぐんヘイホーに捕まっていた。

マリオに助けられた後、偶然ティンク（後述）と会い、名前も覚えていた。

敵全体の攻撃力を『3』落とす「ちからをぬいて」という技を授けられる。消費スターパワーは「2」。

『マリオパーティ5』では「ミニゲームモード」の司会を務めた。

マリオに対しては「くん」付けで呼ぶ。

• ネール

英語表記:Misstar

織姫のような羽衣をまとった星の精。体色はピンク色。気丈で男勝りな性格のお姉さん。

『マリオストーリー』では「グツグツ火山」でファイアパックンに捕まっていた。

マリオに助けられた直後に起こったグツグツ火山の噴火から逃れるため、マリオとチャールズ(彼からは「ヒトデ」呼ばわりされた)を運んだ。

キスでマリオのHPを『20』回復する「おねえさんのキス」という技を授けられる。消費スターパワーは「3」。

また、次作で仲間になるチュチュリーナが同名の技を使用する。

『マリオパーティ5』では「ストーリーモード」の司会を務めた。マリオ達の事は呼び捨てで呼ぶ。

『マリオ&ルイージRPG2』に登場するスターの精に外見が似ている(後述)。

• テール

英語表記:Klevar

蝶ネクタイをした年少の星の精。体色はレモンイエロー。常に本を持ち、末弟ながら大人びた性格。

『マリオストーリー』では「フラワーランド」の「雲の上」でオズモーンに捕まっていた。

敵全体を時間停止させる「じかんよとまれ」という技を授けられる。消費スターパワーは「2」。

次作でも同名の技があるが、コマンド入力を誤ると自分たちが停止してしまう諸刃の剣のような性能をしている。

『マリオパーティ5』ではモード選択画面とマップ上で「?マス」に止まった時に登場。

マリオに対しては呼び捨てで呼ぶ。

• ダール

英語表記:Kalmar

口髭を生やした父親のような星の精。体色は黄緑色。争いを好まない温厚で紳士的な性格。

『マリオストーリー』では「クリスターしんでん」でパラレラーに捕まっていた。

敵全体を星に変えバトルから追い出す「そしておほしさまに」という技を授けられる(あくまでも「倒す」のではなく「追い出している」だけなので戦闘終了後にスターポイントは貰えない)消費スターパワーは「2」。

『マリオパーティ5』では「オプションモード」の案内役を務めた。

マリオに対しては「くん」付けで呼ぶ。

• スターフラッシュ

上記の7人の星の精を全て救出したあと、星の国にいくことで授けて貰える技。通常の敵やクッパにかかっている特殊効果を打ち消す効果がある。

最終決戦の巨大化クッパには通用しなくなってしまったが、ピーチがティンクの勝利を願ったことで「ピーチフラッシュ」にパワーアップし、再度クッパに効くようになる。

星の子

• ティンク

英語表記:Twink

最近、「星のうまれる谷」から来たばかりの新人ならぬ新星。

「誰か助けて…」というピーチ姫の願いに応えてやってきたが、残念ながら新星故にピーチ姫を城の外へ脱出させるほどの力はない。その代わり、ピーチ姫の伝言や次なる星の精の居場所をマリオに伝える等、マリオにもピーチ姫にも心強い存在となった。

最終決戦では、ピーチの願いによって強くなり、カメックババを倒すという活躍を見せた。

最終的に星の精に一人前の星と認められたものの、星の精ではないためか『マリオパーティ5』では登場しない。

スーパーマリオくんでは

マリオに助けられるという点はゲームと同じだが、作者の他のマリオ作品の例に漏れず、大ボケをかますことが多い(特に出番の多いチョールと大ボケキャラにされたニールが顕著)。

また、ティンクは学年誌版と本編最終盤にしか登場しないため影が薄い。

備考

『マリオ&ルイージRPG2』や『マリオ&ルイージRPG3!!!』には似たような名前のスターの精というキャラクターや種族が登場する。

先述の通り『RPG2』の方は星の降る丘に似たスターの丘という土地に登場し、ネールに似た外見をしているものの実はある人物が化けた偽物であるため実在したのかすら怪しく、『RPG3!!!』以降の作品に登場するイエロースターはスターの精代表として登場しているものの外見は全く星の精達とは似つかないため関連性は不明。

関連タグ

マリオストーリー