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沢田ユキオ

さわだゆきお

日本の漫画家。代表作に『スーパーマリオブラザーズ2』、『スーパーマリオくん』、『ビックリマン』などがある。
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概要編集

本名:沢田幸男(さわだ ゆきお)。1953年3月12日生まれ、大阪府出身。

3年間サラリーマン生活を送った後に漫画家になる。

初連載は、1980年から1983年までテレビランドに掲載された『のってるヒーローくん』。


現在連載中の主な代表作として『スーパーマリオくん』が挙げられ、1990年から連載を開始してから2024年現在の月刊コロコロコミックでは最も長寿の作品である。

またこれだけの長期連載でありながら、連載初期からあまり画風が変化していないのも特徴(ただし、40巻に収録された「最初に描いたマリオの漫画」は絵柄も芸風も大分異なる他に細かいタッチの変化や性格・設定の変化は僅かに存在する)。

女の子を描くのが難しいと語っており実際に漫画でピーチ姫以外の女性キャラは滅多に登場せず、逆に描きやすいキャラはクリボーテレサで曰くピーチ姫を1人描く間にクリボーを20体は描けるとのこと。


樫本学ヴとは仲が良い。また曽山一寿が小学生の時にサインを書いてあげたことがある。

これに限らず後進たちの漫画は読んでおり、漫画家たちに声を掛けるなど面倒見もいい(曽山もその一人であり「自分の漫画を読んでくれている!」と喜んだというが、実際は後輩の漫画は殆ど目を通しているため曽山だけ特別というわけではない)。

のむらしんぼは『コロコロ創刊伝説』にて沢田を「今のコロコロを作っている漫画家たちの父」と評している。


漫画に作者が登場する際は「ユ」の字が書かれたハチマキ姿の青年の姿で描かれることが多いが、おじいちゃんになった現在でも同様の容姿で描かれている(ただし目元がやや老けた感じになっていたり、僅かにヒゲが生えていたりする)。


『スーパーマリオくん』第57巻に収録されている「スーパーマリオくんスペシャル秘話!!」では前述のように「ボクのマンガはあまりかわってない」と言われることや、年を重ねたことで自身の作風が通用しなくなっていくのではという不安を吐露しているが、今でも応援のお便りが沢山届いており、これを励みにマンガを描き続けているという。


一方でギャグ漫画家という仕事の過酷さが語られる際にも代表的な存在として挙がることも多い。

特に「父親が病気に倒れた時も、その父が亡くなって喪失感から顔面神経痛を患いながらも、点滴を打ちながら書き続けた」という逸話は有名。

ただし、これは連載25年の特別編「スーパーマリオッさん」で沢田先生によってようやく語られた話であり、それまではおくびにも出すことなく漫画を描いていたということには留意。


自らが手掛けたマリオくんのゲーム本編は一通りプレイしているらしい。


漫画編集



関連イラスト編集

本人が登場していなくても『スーパーマリオくん』絡みのイラストにつけられることが多い。

祝!!マリオくん20周年!


関連タグ編集

漫画家 コロコロコミック スーパーマリオくん


村山実:隠れた恩人。阪神引退後に沢田と同じSSKに所属しており、社会人となって漫画家の夢をあきらめかけていた沢田の背中を押してくれたという。

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