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概要

講談社『テレビマガジン(以下テレマガ)』の向こうを張るライバル誌として、東映が企画し、黒崎出版を発行元として創刊。創刊号は1973年3月号。しかし、黒崎出版の経営難により、同年11月号から発行元は徳間書店に変わった。

東映が創刊に直接かかわったため、特撮・アニメを問わず東映作品のタイアップが雑誌の中心となっていた。そのため、講談社のテレマガと小学館の『てれびくん』などの雑誌で分かれる東映キャラが1つの雑誌に集結しているばかりか、『キン肉マン』や『ドラゴンボール』といったジャンプ系のアニメも取り上げていた。

徳間書店ということもあり、ジブリアニメも特集された。

1970年代は東映の子供向けドラマ・アニメの移り変わりと共に誌面もそれに大きく反映しており、テレビ特撮の低迷期である1978年には『ルパン三世』や『宇宙戦艦ヤマト』や『飛べ!孫悟空』が特集として連載された。またリバイバルとして『ガメラ』や『栄光の七人ライダー』や『ウルトラマン』シリーズも一時期連載した。

1979年には復活した『スーパー戦隊シリーズ』、『仮面ライダーシリーズ』によって特撮ヒーローが再びメインを飾り、特撮作品の記事が誌の大半以上を占めるようになった。

徳間書店の経営難により1997年2月号をもって24年の歴史に幕を下ろし、休刊した。その後は別冊であった『カラーグラフ』の一部である『ハイパーホビー(現・キャラクターランド)』が事実上の後継誌となる。

その悲しき末路

その終焉は、先太りのブツ切りといった記事構成だった。

勇者シリーズはテレマガ・てれびくん双方にも掲載されたが、

てれびくんにガンダムは載っていない。

特に'96年10月号、パワーダグオン登場に際した、アーク城崩壊の見開きグラビアは、

苦闘ぶりがひしひし伝わり、見事の一言。

てれびくんなんか"じゃんぼがこわれた!"の小見出しだったぜ。

史上最高の大豊作だった、'96年ならではの2大特撮。

これも両方が、最終話まで連載された(てれびくんでシャンゼリオンは読めない)。

なおガメラモスラもしっかり連載。

これがフルカラーで毎号載ってしまうことが、軽く驚きである。

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下1/4スペース程度のものだが、テレマガと同じく4色刷り。

違いは1箇所に集約されていて、グラビアのない作品も載っていたことだろうか。

YAT安心!宇宙旅行とか新世紀エヴァンゲリオンとか、

るろうに剣心とか天空のエスカフローネとか。

  • 漫画

あまりにも凄すぎて、永劫語ることはないでしょう。そこのMoo.念平好きな貴方…。

信じられませんが、廃刊号のカラー大特集でした。'97年2月。

___というわけで、テレランは読めば揃わないものはなかった

  • 究極の児童雑誌に間違いなかったのだが、

取材費や製本代が高すぎて廃刊になった感じがしました。

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