概要
タイトルの通り、西遊記を題材した人形劇であり、 西遊記の登場人物にたとえたドリフのメンバーを模った人形を登場させて各メンバーが声を充てた他、同じく西遊記に登場した牛魔王や金角、銀角などの悪役、その他の登場人物もゲストの芸能人をモデルにした人形が次々と登場、声も本人が担当した。
DVD化は一切されておらず、理由として放送当時のVTRが「ほとんどが上書き消去され、ごく僅かしか保存されていない」と言われていたが、後に局内で多くのVTRが保存されていることが判明した。
2014年9月1日より、TBSオンデマンドにて配信を開始した(2016年1月31日まで)。
TBSで放送された事やキャストがドリフターズである事から全員集合の1コーナーと思われがちだが、実は全くの別番組である。
後述するが、幻のドリフメンバーと言われた「すわしんじ」が出演している貴重なものでもある。
登場人物
キン斗雲に乗り、「あー・みー・まー!」の掛け声で何にでも変身できる能力を持つ。
劇中では鼻が取れて(外れて)しまうことがしばしばあった。
モデルとなったいかりや同様、ゴリラ顔にぶ厚い下唇が特徴。
モデルとなった仲本同様、眼鏡をかけていて、頭の皿をブーメランとして飛ばす他、眼鏡からビームを放つことがあった。
寝ぼけ眼が特徴。鼻の穴から突風を起こす技を持つ。
カトちゃん(カトー) / 声:加藤茶
上記の4人とは異なり(『西遊記』の三蔵一行の4人に対してドリフは5人だったため)彼の場合は持ちキャラだった酔っ払いでちょび髭のハゲ親父がそのまま人形になった。
一行について回ることが多い。
うま(馬) / 声:すわしんじ(現・すわ親治)
三蔵を乗せている馬。「ヒヒハハハハー」という甲高い鳴き声を発する他、三蔵との掛け合いなどでのセリフもある。
いずれも顔出しで、主題歌と「カメレオン・アーミー」などのヒット曲を替え歌にした劇中歌を担当。
案内役 :小島一慶(当時TBSアナウンサー)
同じく顔出しであらすじを担当。
ゲスト
元メンバーの荒井注、タモリ、武田鉄矢、西田敏行、泉ピン子、伊東四朗、郷ひろみ、北島三郎といった、今ではそうそうたる面々の大物芸能人が次々とゲスト出演していた。
その他
放送当時、『名たんていカゲマン』の作者だった山根あおおにが担当したコミカライズ版がテレビマガジンで連載されていた。
動画
OP スーパーモンキー孫悟空 / ピンクレディー
挿入歌 ゴー・ウエスト / ザ・ドリフターズ
関連タグ
のび太のパラレル西遊記:こちらの三蔵も事実に基づく壮年男性である