ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

片刃のとは異なり、両刃のは一見殺傷能力は上がるが何らかのミスで峰側の刃が自分に当たる恐れもある。

このことから使えば大きな成果が得られるが、同時にそれと同等以上なダメージを負いかねない大変な危険を伴うという意味の言葉となった。


……一体どういうデザインの剣なんだ、とツッコミたくなるが、単に両刃なだけならば普通の剣(西洋のみならず中華圏や中東圏などにも普通に存在している)であり、それなら適切に扱う限り自分が傷つくような事は無く、扱いを間違えた際の自傷事故の発生率に如実な差が生じる訳でもない。


この辺りから考えるに、日本で剣が平安初期以降実用武器として消えて神事などに用いる祭器の扱いになった事への理由付けや片刃の日本刀の優位性を示す為の方便が変化し諺となった物と考えられる。

・・・というワケはなく、元々はアラブ圏の言葉らしい(15世紀ごろのアラビア語の文献にこの言い回しが残っている)。

そこからキリスト教圏にもこの言葉が伝わり、日本にはおそらく宣教師などを通じで入ってきたと思われる。

現代の英語でも「a double-edged sword」は「大きな効果を望めるが、同時にリスクも内包している(案、行為)」の意味で使われることがある。


ドラゴンクエストシリーズでのもろはの剣は「柄の側にも刃が付いている」というけったいな外見の武器として登場している(相手にダメージを与えると自分も傷つく武器)。また、特技として通常よりも大きなダメージを相手に与えるが、自分にもダメージが入る「もろばぎり/もろば斬り」がある。


関連タグ編集

 ハイリスクハイリターン もろはのけん 吉野家コピペ 禁断の技

関連記事

親記事

ことわざ ことわざ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 755374

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました