概要
恥ずかしがり屋な性格な故に、体をさまざまな色の頭巾(主に赤)で覆い、顔も仮面で覆い、ひものようなもので頭巾に括り付けている。
初出は『夢工場ドキドキパニック』で、マムーの手下として登場した。
のちに『スーパーマリオUSA』としてリメイクされて再登場。英名は「Shy guy」。
以降、スーパーマリオシリーズに登場する敵キャラクターとなる。特に『スーパーマリオRPG』にはヘイパーやレイホーなど様々なヘイホーが登場した。
なお、「ヘイホーの版権はフジテレビが所有している」という噂が流れたことがあるが、これは誤り。フジテレビが版権を持っているのは『夢工場』の主人公のイマジン一行だけで、ヘイホー等の敵キャラは「仮面」というテーマにちなんで任天堂が新たに作成したゲームオリジナルなので任天堂の版権である。つまり、イマジン達がいなくなった『スーパーマリオUSA』については純任天堂100%となっている。
クッパ軍団の中では主にコクッパ(現在はクッパ7人衆)の直接の部下として働いており『ペーパーマリオカラースプラッシュ』では、コクッパ一人ひとりに何人かのヘイホーが付いている。しかし、あるコクッパとは一緒に謎のダンスを踊っていたり、また別のコクッパには攻撃の為に投げ飛ばされたり、さらに違うコクッパには酷くこき使われていたりして愚痴をこぼす個体もいたりするなど上司次第でそれぞれ扱いの差が激しい。
挙句の果てにまだクッパが子供だった頃には各とりでやおしろでかの有名な奴隷が回してる謎の棒を回していたことすらある(ヨッシーを潰す鉄球を動かしている)。
ちなみに『マリオストーリー』ではヘイホー達のリーダーであるしょうぐんヘイホーがいたり『ヨッシーアイランドDS』では沢山のヘイホー達が中で動かしている巨大なハリボテのビッグたけうまヘイホー等他の部下達共々ボスクラスが存在する。
アクションシリーズに出てくることはほとんど無く、ペーパーマリオシリーズやRPGシリーズ、パーティ作品が彼らの主な出演作品。ヨッシーが主役の作品にはちょくちょく登場することから、本来の設定であるクッパ軍団の一員という側面だけでなくスーパーマリオスタジアムシリーズではヨッシーがキャプテンのチームに所属しておりキャサリンとは特に相性がいい。
マリオパーティシリーズではギャンブルゲームに登場する、ショップで働いているなど、金に非情な設定が付けられていることが多い。『マリオパーティ9』では念願のプレイヤーキャラクターとして登場。
ヘイホーの素顔は仮面によって見れないのだが、『マリオテニスGC』にてヘイホーの表彰式で階段で転んでしまい、その拍子に仮面が外れたことがある。視点の関係でプレイヤーには見えないが、その時ヘイホーの素顔を見たルイージは腰を抜かしていた(当の本人は直ぐに立って仮面を着用し、トロフィーを持ちながらポーズを決めた。)。一体どんな顔をしていたのだろうか…。ちなみに、外れたヘイホーの仮面はメイン画像通りのデザインだが、目と口の部分は完全に空洞であることがこの作品で確認された。
……ということは普通に考えてこれだけ大きい空洞ならば仮面の下の素顔が見える筈なのでは?というところにつっこまないのはお約束なのだろう(もしかした素顔は真っ黒だったり、顔そのものが無いなどという可能性も無くは無いが)。正確にはヘイホーではないが、ルイージマンションにはヘイホーにかなり近い形状のオバケが登場し、その攻略方法が仮面を掃除機で吸い取ってから光で驚かすという形になる。その際には黄色い目を見ることが出来る。(目の色はオバケ全般がそんな感じなのであまり参考にしづらいが)
また、一部作品やメディアでは仮面自体の表情がコロコロ変わるなど、仮面そのものが素顔のように扱われている事もある。
ちなみに後方は頭巾とはいえ触れればダメージを受けてしまうので注意。
マリオカートシリーズでは、『マリオカートアドバンス』のサンセットこうやに敵として登場。
『マリオカートDS』ではダウンロードプレイ専用のドライバーとして赤、青、黄、緑、桃、水、黒、白の8色のヘイホーが登場(色はランダム)し、『マリオカート7』ではようやく正式なレーサーで登場した。続編の『マリオカート8』『マリオカート8デラックス』にも参戦し、ヨッシー同様色違いが多数登場した。
外部出演
ゼルダの伝説 夢をみる島
リンクの動きとリンクして動くほか、仮面部分にはダメージが通らないので倒すには少し工夫が必要。
このゲスト出演は『スーパーマリオくん』でもネタにされていた。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』では「フィールドスマッシュ」に敵として赤・緑・水色・黄色のヘイホーとプロペラヘイホーが登場。
ヘイホーは色に応じた特性をもち、色に応じたパワーアップアイテムを落とす。
プロペラヘイホーはアイテムを持って現れる。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツで登場。
ソニックロストワールド
WiiU版のDLCステージ「ヨッシーアイランド Zone」に登場。
担当声優
- 戸高一生:『ヨッシーストーリー』、『スーパーマリオアドバンス3』、『ヨッシーアイランドDS』
- ネイト・ビルドーフ:『マリオテニスGC』以降の上記以外の全作品
派生キャラ
主なヘイホー
その他にも
- 鉄球ヘイホー
- ゆーれいヘイホー
- ヘイポー
- いつのまにかヘイホー
- フラワーヘイホー
- ヤリホー
- ヤリヤリダンサー
- ヤリダンサー
- アリホー
- デブホー
- ロケットヘイホー
- パラソルヘイホー
- ぐらぐらヘイホー
- アーミーヘイホー
- コマンドヘイホー
- かいぞくヘイホー
- せんすいかんヘイホー
- ホッピングヘイホー
- ダンシングヘイホー
- ゆきだまヘイホー
- バルーンヘイホー
- かいふくヘイホー
- ぐんだんヘイホー
- トーテムヘイホー
- ヘイホーほう
- はっぱヘイホー
- ディーラーヘイホー
- スケートヘイホー
- マラカスヘイホー
- アコーディオンヘイホー
- クリップヘイホー
- ペンキヘイホー
- カタカタヘイホー
- ディーラーヘイホー
- おさんぽヘイホー
- ヘイホーR
- ヘイファー
- ドリームヘイホー
- しろヘイホー
それ以外にもいろんなヘイホーが存在する
類似キャラ
漫画では
スーパーマリオくん
初期はマムーの手下として登場した。キャサリンと共にスーパーマリオワールドにおけるクッパ城を訪れ、クッパに変わって自分たちでマリオを倒そうとする。しかしキャサリンはヨッシーに惚れて戦意喪失してしまい、今度はドン・チュルゲの配下として登場する。だがドン・チュルゲには頭を「ポカポカ」と叩かれて、暖かな効果音を演出してマリオたちを誘き出すのに利用されるという不遇な役割を担った。
その後、ドドリゲスによってサブコンに連れて来られたマリオたちに襲い掛かる。キャサリンからかつての上司に楯突くのかと言われたが、完全に見限っていたため平気で集中攻撃していた。
14巻からはクッパ軍団としてマリオ達と戦っている(マリオに負けたマムーに見切りを付けてムーチョ共々クッパ側に着いたのだと思われる)。
また初期はショッカー戦闘員の様な「イーッ!」という掛け声を挙げていたが段々と喋る様になり「マリオパーティ」編ではワンワン共々武装してクッパ城を守っていたり等軍団として描かれる様になっていた。
しかし所詮は一般敵ポジションでありヨッシーに食べられまくったりチームちびヨッシーズにテレサやアセカキくん共々蹴散らされたりしている。
また独自要素として、「ヨッシーストーリー」編に出て来たかいぞくせんヘイホーが軍団の1部隊長クラスに昇格している。「マリオパーティ2」編ではマリオたちをタルに閉じ込めて身動きを取れなくしてから痛めつけるが、駆け付けたワリオのパンチによって海賊船ごとぶっ飛ばされた。
本山一城版スーパーマリオ
「スーパーマリオUSA」ではサブコンの住人(妖精)という設定。マムーによって仮面を付けられて支配されていた(呪いのためか仮面は外せない)。当初はマリオたちに襲い掛かっていたが、やっつけられた際に上記の事情を話し、マムーを倒して自分たちを解放してほしいと懇願する。直後にドドリゲスによって流砂の中に落とされてしまった。そのドドリゲスもマリオたちに絨毯から引きずり降ろされて同様の末路を辿った。
最終的にマムーがピーチ姫に倒されたことでヘイホーたちは解放され、仮面も外れてマリオたちと和解した。
アニメでは
The Super Mario Bros. Super Show!
クッパの手下として登場。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
クッパが支配するダークランドの住人。
カロンの大群に襲われて、城に逃げ込んだルイージをムーチョと共に捕縛しクッパに引き渡した(この時、雷でムーチョと共に仮面が浮かび上がるというホラーな演出がある)。声は前述したネイト・ビルドーフの流用だと思われる。
終盤にムーチョ、カロン、ハンマーブロスと共にスパイクを襲っていた所を無敵化したルイージに倒されるという意趣返しの如き演出がなされた。
関連タグ
マリオ ヨッシー クッパ クリボー ノコノコ 頭巾 赤ずきん 仮面
邪神ニズゼルファ…仮面のデザインがヘイホーそっくりである。