概要
『スーパーマリオRPG』で登場するヘイホーに似たアンデッド系のモンスターでヘイホーと同じく仮面をつけており、大きな鎌を武器として振り回す。
鎌を持っているのもあって幽霊というよりも死神のような印象で「なにかんがえてるの」を使うと「あなたのタマシーを ぼくにわけてください。すこし。」というなかなかシャレにならないセリフが表示される。
リメイク版のモンスターリストではタマシーとはいったい何なのだろうと言われており、魂とは別なのかもしれない。
主にちんぼつ船に生息する敵キャラクターとして出現し、フィールド上ではおおよそ同じルートを徘徊しているか扉の前などに居座っている。
姿を消したり他人に化けるなどのトリッキーな能力を持っており、船内に出現するマリオのドッペルゲンガーの正体はこのレイホーである。
バトルでは非常に素早さが高く高確率で先制攻撃を仕掛けてくる他に「けっしょう」「さぶざむ」「ライトニングボール」といった多彩な魔法攻撃や恐怖状態に陥れる「きょうふのかま」など厄介な技を多く持っているが、アンデッドなのでアイテムのせいすいが有効。
ジャンプ系の攻撃は一切効かないものの雷属性に弱く、他のモンスターと一緒に大勢で出現する事も多いためマロの「でんげきビリリ」などで対処すると楽。
倒すとたまに経験値やコインが倍になるゲームに挑戦できる「LUCKY」のボーナスフラワーが出現する他、バトル後やヨッシーのクッキーを使用した時にせいすいやハニーシロップを獲得する事もある。
モンスタウンではテレサ、カロンと共に「アンデッド・3」と名乗る友好的な個体が登場しており、彼らのゲームをクリアすると強力なアクセサリー「ゆうれいくんしょう」が入手できる。
派生種
- ヨロレイホー
主に武器世界で生息しているレイホーの上位種で服の色は青くなっている。
どこかで聞いたことがあるような気がする妙な名前だがバトルでは後述のとある技を使用するため侮ってはいけない。
引き続き使用する「ライトニングボール」の他に新たに「かんけつせん」や「ウィルオーウィスプ」を使用するようになっている。
レイホーも使用していた「きょうふのかま」に加えてヨロレイホーはさらに一撃必殺の「しにがみのかま」を持っており、名実共に完全な死神と化している。
レイホーと同じくジャンプ系の攻撃は一切効かない上に雷属性も弱点じゃなくなっているため「セーフティーリング」などの一撃必殺を防ぐアクセサリーを装備していない場合は出現したらせいすいなどで真っ先に倒しておきたい。
ボーナスフラワーは攻撃力アップのものに変わり、バトル後やヨッシーのクッキーで獲得するアイテムはせいすいのみとなっている。
「なにかんがえてるの」を使うと「どいてどいてー ボクでさえ キョウフなんだから。」と自分でも恐怖の存在と認めているが、リメイク版のモンスターリストではそれが高じて「しにがみのかま」までいくと、少々やりすぎとツッコまれている。
ちなみにヨロレイホーは上位種のモンスターでありながら最終ダンジョンの武器世界の手前で攻略するクッパ城で一足先に登場している珍しい存在でもあり、リメイク版のモンスターリストでも出現する主な場所の表記とフィールドがクッパ城になっている。
類似種
- ゆーれいヘイホー
『スーパーマリオRPG』より早く発売された『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で登場。
こちらもヘイホーの幽霊だが鎌は持っておらず、別々の存在と思われる。
挙動も通常のヘイホーと大差ないので、倒すのは容易。
やっぱりヘイホーと同じく天井から爆弾やトゲ付きボールを落としてくる個体もいるが、そちらは倒せない(行動を妨害する事は可能)。
- ヘイポー
『ルイージマンション』に登場したゆーれいヘイホーの派生種。見た目は通常のヘイホーに近いが、ゆーれいヘイホーなので当然足がない。
手に持っている槍で攻撃してくる他、複数で現れるとコンビで踊りながら攻撃をしてくる事がある。
被っている仮面には目がないので、オバキュームで仮面を剥がしてからライトを当てる必要がある。
数あるヘイホーの中でも唯一プレイヤーに素顔を晒している種類でもある。
- レイホー(マリオ&ルイージRPG2)
『マリオ&ルイージRPG2』で登場した同名の別種で、ゆーれいヘイホーにそっくりな外見をしている。
こちらは分身を生み出して撹乱する戦法を得意とする。
分身攻撃の直前にマリオかルイージのどちらかを指差し、指した方に本物が体当たりを仕掛ける。
- ヒョイホー
こちらも『マリオ&ルイージRPG2』で登場。
レイホーの上位種で、こちらは分身攻撃以外に仲間のモンスターに取り憑いてステータスを強化させる。
取り憑かれた敵を倒すとヒョイホーもそのまま撃破される。