アーミーヘイホー
あーみーへいほー
ニンムスイコウチュウ。
ココロヲヨムナ。
ツウシンオワリ。
『スーパーマリオRPG』に登場するヘイホーの派生種で迷彩服のような衣装を着ているがそれ以外はごく普通のヘイホーと変わらない。
パイプダンジョンで特定の敵とエンカウントした際にそのお供としてのみ稀に現れる特殊なモンスター。
あらゆる属性攻撃に耐性を持っており、各ステータスも同ダンジョンに出現する他の敵キャラと比べて高く本格的に戦うとすれば非常に手強い相手となりえる。
しかし、非常に逃げ足が速くほとんどの場合は戦闘開始と同時にあっという間に逃走してしまうためまともに対峙できる機会は皆無に等しい。
少なくともハナチャンの森をクリアしてドゥカティへ行く前に寄り道でパイプダンジョンを訪れる段階ではこちらから先制攻撃を仕掛けることができず、即時撤退するアーミーヘイホーを見送る事しかできない。
本作では各キャラクターの素早さのステータスによって戦闘の行動順が決まるのだが、マリオ達の素早さのステータスはレベルアップでは上昇しない。
最も素早さが高いのはジーノでその数値は30だが、それに対してアーミーヘイホーは43もあり素の状態では誰も先手を取れない。
仮に先手を取れたとしてもアーミーヘイホーの耐久力はかなりのものであり、他の敵キャラは瞬殺できてもアーミーヘイホーを一撃で仕留めるのは厳しい。
本気で倒すつもりであれば戦闘前から入念に準備を整え、アイテムや魔法なども駆使して挑む覚悟が必要とある。
倒すと他の敵キャラの数倍もの経験値が一気に手に入るのだが、ストーリー後半に登場する敵キャラなら普通に戦うだけでアーミーヘイホー1体と同等以上の経験値が得られるため実はわざわざ徹底的に準備してまで倒す価値があるかは微妙だが、他の敵からは味わえない達成感は得られるだろう。
リメイク版のモンスターリストでも「周到な準備が必要」「倒せたら友達に自慢しよう」と書かれている。
なお、ヨッシーのクッキーを使用すると低確率でケロケロドリンクを獲得する事もある。
モンスターリストを埋めるためには「なにかんがえてるの」をする必要があるが、マロで素早さを上回るのは結構難しい。
本作ではイガ谷にモンスターリスト記入代行というサービスが追加されており、カエルコイン3枚で情報を書き込んでもらえるためそれで代用するのも手。
実はブッキータワーでシュビビンシューズを回収すれば割と簡単に「なにかんがえてるの」が可能になる。
リメイク版では戦闘中にもメンバーの入れ替えが可能になっており、且つ入れ替え先のメンバーを入れ替え前のメンバーの素早さで行動させることができる仕様となっている。
そのため、マロを控えに入れておき「ばっちいパンツ+シュビビンシューズのジーノ」(素早さ45)と入れ替えてしまえばいいのである。
アーミーヘイホーが登場したのは現状では本作のみだが、マリオストーリーにおいて迷彩服を着たヘイホーの派生種に「コマンドヘイホー」と逃げ足は速いが倒せば大量の経験値を得られる「きらめくパンジーさん」という後輩(?)が登場している。
