概要
マリオカートアドバンス
サンダーカップの最終コース。
名前の通り日没前の荒野を走るコースであり、道中には巨大な足跡や泥沼、先住民のヘイホーの家が立ち並んでいる。
ヘイホーの家に衝突してしまうと、怒ったヘイホーがカートにまとわりついてしまう。
2周目になると更に日が沈み、ファイナルラップになると完全に日が沈み、星が輝く夜空の下で走ることになる。
ちなみに日本版のみヘイホーがネイティブアメリカン風の衣装を着ていて、海外版は通常のヘイホーになっている。海外版にないのは差別的描写に当たってしまうからだろうか。
マリオカート ツアー
2020年に開催された「サンセットツアー」にて初のリメイク。コースの構造が『アドバンス』と比べて大きく変更された。
本作ではヘイホーは採掘作業中の探検家姿になり、ヘイホーの家の代わりに衝突してはいけないものとなっている (アイテムをぶつけて点を稼ぐことはできるが) 。
ゴール手前に2つの小高い丘と傾斜がつき、ファイナルラップではバサバサが飛んでくるようになった。RX版では、この地点手前あたりでチョロプーが大量にいる。
背景が夜に変わる演出も健在で、本作では55秒経過すると夜へと変化する仕様に変更された。
ちなみに『ツアー』で初めてBGMが新規アレンジされたコースでもある。
マリオカート8 デラックス
ダウンロードコンテンツである「コース追加パス 第5弾」にてチェリーカップの第2コースとして登場。
レイアウトは『ツアー』をベースにしているが、3枚のダッシュプレートは小さなジャンプ台になり、ジャンプアクションができるようになったり、泥沼は入ると減速しドリフトが切れるようになるといった細かい変更点が加わった。またへイホーに攻撃すると、コインを3枚落とすようになった。
そして最大の変更点が『アドバンス』から存在していた夕日が落ちて夜に変わる演出がなくなったこと。これはファンを中心に非常に物議を醸しており、国内外問わず変更・修正を求む声が相次ぐこととなった。
理由としては「多人数プレイでは画面を分割する都合上、『アドバンス』時代の周回で変わる仕様のままでは色々と不都合が起こるからではないか」、「オンラインプレイでの同期関係で問題が起こるからではないか」、「『ツアー』のような時間経過で背景が変わる仕様にしても視認性の問題や、マシンのライトを時間経過で点灯させる技術がないせいでできないのではないか」などといった様々な憶測が挙げられている。