概要
初登場はGC「マリオカートダブルダッシュ!!」で、後に「マリオカートDS」と「マリオカート8」、「マリオカート8デラックス」と「マリオカートツアー」にも復刻されている。
遊園地の中に造られた数字の「0」の形をした非常にシンプルなコースで、マリオカートシリーズ史上最もコース全長が短い。
1周あたり10秒前後ととても短いため、周回数は他のコースに比べて多く設定されている。
このコースのもうひとつの特徴はアイテムが多く飛び交うこと。
コースには仕切りがあるが高さが低いため緑こうらが反対側から飛んでくることも多々あり、周回数が多いこともあって無傷で完走するのは難しい。
アイテム運に左右されやすいコースのため対人戦、特にレートがあるマリオカート8(デラックス)のインターネット対戦ではガチ勢から敬遠されやすい。
ただし、アイテムによるドタバタ感や初心者でも上位でゴールできる可能性もあるため勝敗を気にせずこのコースを好んで選ぶプレイヤーも少なくない。
そもそもマリオカートというのはアイテムの存在があって初心者と上級者の格差を埋める意味合いもあるため、純粋なドライビングテクだけでなくアイテムに頼るのも立派な戦略のひとつである。
マリオカートダブルダッシュ!!
キノコカップ第3コースとして初登場。周回数は7周。
クッパこうらやジャンボバナナが猛威を奮い、ぶつかると立て直しが困難。
ジェットコースターが走っており、稀にぶつかることもある。
マリオカートDS
バナナカップ第4コースとしてリメイク。周回数は5周に変更された。
スタッフゴーストはキノピオ。
ミッションランでは、3番目のボスのクリキングとこのコースで競走する。
クリキングは走りながら、クリボーを生み出してくる。
プレイヤーは風船が3つついており、3回クリボーにぶつかるとミッション失敗となる。
クリキングは1周する毎に怒って速くなり、クリボーを多く生み出す。
しかし、時々ダッシュキノコを生むことがあるので、それで加速して突き放してしまうと楽に勝てる。
マリオカート8(デラックス)
ダウンロードコンテンツのどうぶつカップ第1レースとして2度目のリメイク。
周回数は再び7周に戻った。
コースが全体的に反重力の造りになっている。
柵がついたたため緑こうらが反対側からは飛んでこなくなったが、アイテムボックスが動くようになったためアイテムの入手機会が多くなり、対戦人数も12人(DSまでは8人)と増えてハチャメチャぶりが今まで以上に上がっている。
カーブの内側にダートゾーンが追加されショートカットができるようになった。
スタッフゴーストは150ccはベビィマリオ、200ccベビィロゼッタ。
マリオカートツアー
8/8デラックス準拠の見た目で登場。ただし反重力がないためコースは平らになり、コース上部のジェットコースターが撤去されているなど細かい差異はある。BGMはGC版のものに戻った。
お馴染みの周回数が多いというユニークな特徴は本作にもあり、他のコースが2周または2~3セクションでゴールになる中、通常版とR版とRX版は5周である。
X版のみ3周であるが、本作にて周回制のコースで3周なのも、バージョンによって周回数が違うという特徴も他のコースにはないものである。
コースが魔改造されるRX版は8の字に立体交差するようになった。