概要
本当に『ゲーム』『漫画』『小説』等、作品の形式やジャンルを問わずに色々な作品に登場するのでそれをここに記載する。
作品別の解説
バイオハザードシリーズ
おそらくこの世の全ての作品で考えて、最初に登場したと思われるアイテムボックス。
ゲーム中ではセーブするためのタイプライターがある場所、通称『セーブ部屋』にはぼほ必ずある巨大な箱で、ゲーム中で手に入るあらゆるアイテムを無限に収納することができる。
プレイヤーが操作する主人公は多くても8個までしか武器やアイテムを持てないため、このアイテムボックスで持ち歩くアイテムのやりくりをしなくてはならない。
ちなみに、アイテムボックスの中身(収納したアイテム)は違うセーブ部屋にあるアイテムボックスと共有しているため、ゲームが進んでもわざわざ同じ部屋まで取りに行く必要はないのだが、作品のモードによってはアイテムボックスは他のセーブ部屋にあるアイテムボックスとは中身を共有しておらず、独立しているというシビアなモードも存在する。
基本的に最初は中身は空っぽではあるが、ゲームの難易度やクリア特典によっては、初めて到達するセーブ部屋にあるアイテムボックスには回復アイテムや武器が最初から入っている場合もある。
マリオカートシリーズ
ハテナブロックのようなもので、初登場は『マリオカート64』。ちなみに、『スーパーマリオカート』ではアイテムボックスではなく、コース上のパネルからアイテムを取得する形である。
コースの至る所にある?のマークが入った立方体で、通過して取ると、アイテム画面でルーレットが回り始め、止まった目のアイテムが取得するアイテムとなる。
中身は主にキノコ(ダッシュキノコ)やこうらにバナナの皮、テレサ、スターなど種類が豊富で、どれも上位を目指す上で、役立つものばかりである。
接触するとクラッシュするバナナと同じ、妨害アイテムとして「にせアイテムボックス」も存在している。作品によって特徴は異なるが、?マークが反転していたり、動いていなかったり、配色が異なっていたりする。
トラップアイテムとして長い間登場していたが、『マリオカートWii』を最後に登場していない。
RPGや小説家になろうの作品内でのアイテムボックス
こちらのアイテムボックスは前述の他作品でのアイテムボックス達とは異なり、
実物の箱ではなく、主人公をはじめとする登場人物たちが持つスキル(特殊能力)や持ち歩けるアイテムという形で登場している。
その効果はバイオハザードシリーズでのアイテムボックスとほぼ同じなのだが、実物の箱ではなく個人が持つスキルであるため、収納した物を持ち歩いて移動できるというのが大きな特徴である。
ファイナルファンタジーシリーズを始めとした(ファンタジー系作品でよくある『RPGの主人公はなぜ、莫大な量のアイテムを持ち歩けるのか?』に対する答えなのかもしれない……)
名称は同じである場合も多いが、名称に違いが存在していたり、能力の詳細な内容等にはかなり違いが出ている事もある為、一概に「これがそうだ」というものはない。
また、似た効果を持つ袋の入れ物であるパターンも存在するのだが、そちらに関してもかなり設定にばらつきがある。
初期のドラゴンクエストシリーズでは持てる荷物に制限があり『ドラゴンクエストⅢ』から預かり所などの施設があったが、『ドラゴンクエストⅥ』からふくろという要素が誕生し大量のアイテムを持ち歩けるようになった。