概要
初登場は『ヨッシーアイランド』。ベビィルイージと共にコウノトリさんに運ばれていたがカメックの襲来に遭い、ヨッシー達の住む島(ヨッシーアイランド)に落下、ベビィルイージと離れ離れになり、弟を心配して一人でハイハイしながら助けに行こうとするなど弟想いな所はこの頃からあった。当然ヒゲなどは生えていないが大人時代でも特徴的な大きな鼻とMマークの帽子はこの頃から被っている。
普段はヨッシーの背中に乗っており(保護されているともいえる)戦闘能力は皆無。ヨッシーがダメージを受けるとヨッシーから引き剥がされるがシャボン玉(スターのお守り)によって守られふわふわと浮くことになる。ただし、スターのお守りがなくなるとどこからともなく現れたコカメックにより連れ去られる。
上述のように普段の戦闘力は皆無であるが、スターを取ると無敵化しヨッシーに変わって行動開始(パワフル赤ちゃん)。針に触れても大丈夫で、敵を蹴散らしていくなど、大人時代の強さの片鱗を見せつけている。
『ヨッシーアイランドDS』では上記の「パワフル赤ちゃん」の他に、ヨッシーが背負うことでダッシュとタマゴ反射の固有能力を使うことができる(ただしタマゴ反射についてはベビィワリオ、ベビィクッパも使えるうえ、何も背負っていない状態でも起きるため固有能力ではないかもしれない)。
その後、マリオテニスシリーズやマリオカートシリーズなどにおいて登場することがある。大人のマリオと共演する作品も多いが、関係性が取り沙汰されることは無い。ヨッシーアイランド系列ではオムツ姿であるが、以後の作品で登場する際にはヨッシーアイランドの頃より多少成長したのかマリオ同様のオーバーオール姿となっている。
スポーツゲームなどで登場する場合には、パワーは少ないが素早さに長けるというスピードタイプとして位置付けされることが多い。ベビィルイージとは仲が良く、またピーチ姫とも仲が良いことが多い。一応、マリオとピーチ姫の子どもではないため勘違いの無いよう。
『マリオ&ルイージRPG2×2』で登場した際にはオーバーオール姿での登場となり、背負われずとも泣くことがなくなったためヨッシーアイランドシリーズより少し成長していることが窺える。むしろしっかり者でベビィルイージの面倒を見たり、子供らしく好奇心旺盛であり、後先考えずにゲナちゃんのジュースを倒したり、ゲドンコ星人から逃げ回っている間に逆に追いかけ回したりと結構攻撃的になっている。
ちなみに、ゲーム上の都合とは言え、まだ髭が生えていないのにきちんとHIGEのパラメータがある(ベビィルイージも同様)。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では回想シーンに登場。ベビィルイージをいじめた悪童にお仕置きし、ベビィルイージを慰めた。
その他のベビィたち
ベビィルイージ
初登場は『ヨッシーアイランド』。赤ん坊の頃からシャイな性格で、影も薄いためクッパやカメックに気づかれないことも。
その分『マリオ&ルイージRPG2』では大人のルイージを指し押して割と活躍することも。
ベビィクッパ(ベビークッパ)
初登場は『ヨッシーアイランド』。相変わらずわがままな性格。どことなくクッパJr.に似ている。『マリオ&ルイージRPG2』では白いよだれかけをつけた見た目になっている。
ベビィピーチ
初登場は『マリオ&ルイージRPG2』。ややお転婆な性格で、おしゃぶりが付いている。ベビーカーに乗っていることが多く、パラソルを持っていることもある。
ベビィワリオ
初登場は『ヨッシーアイランドDS』。この頃からお金やお宝が好きだった。両親や家は登場していない。
ベビィDK
初登場は『ヨッシーアイランドDS』。
ベビィながらパワフルで既に森の王者だった。
時期的にクランキーコングだと思われるが、容姿的には2代目に近い。
ベビィデイジー
初登場は『マリオカートWii』。彼女も性格は変わらず。
なお、デイジー自身の特徴もあってか、一度も本編には登場していない。
ベビィロゼッタ
初登場は『マリオカート8』。この頃から右目が前髪で隠れていた。当然軽量級である。
ちなみに、上記のベビィ達とは関係ないが、『スーパーマリオギャラクシー2』には特別なチコである「ベビィチコ」が登場する。(「スーパーマリオギャラクシー」では「ベビーチコ」であり、微妙に名前が違う)