概要
2012年4月26日に発売されたゲームソフト。Wii用ではマリオパーティシリーズと同時に、最後のマリオシリーズのゲームタイトルでもある。
前作である『マリオパーティ8』から5年振りに発売された(『マリオパーティDS』から換算しても5年振り)。
ボードゲームは本作からプレイヤー全員で同じ一台の乗り物に乗ってマスを移動し、ステージのゴールにつくまでに「リトルスター」をどれだけ多く集められるか競うルールに変更されており、前作のルールにあった「ターン数」等の概念や前作までにあった「タッグマッチ」のルールは廃止された。
また、本作から従来のように4人で対戦する以外に、2~3人だけでボードゲームをプレイすることも可能となり、ミニゲームも2~3人のみでプレイが可能となった。
あらすじ
ある日の夜、マリオたちは夜空に輝く星「リトルスター」を望遠鏡で観察していた。
ところが、突然リトルスターがブラックホールのような異空間に吸い込まれ始めていく。その原因は吸引する機械でリトルスターを吸い上げ、根刮ぎ盗んでいたクッパとその息子であるクッパJr.の仕業だった。
事態を目の当たりにしたマリオたちは、クッパたちからリトルスターを取り返し、夜空を元通りにするための冒険へと出発する。
一方のクッパは、彼らがリトルスターを取り返すのを阻止するため、密かに2人の刺客を差し向けていたのである。
キャラクター
プレイヤーキャラクター
- マリオ
- ルイージ
- ピーチ姫
- デイジー姫
- ワリオ
- ワルイージ
- ヨッシー
- キャサリン
- キノピオ:プレイヤーが操作するのは赤い模様である。
- ノコノコ:マリオパーティシリーズには何度も登場するが、今作で初めてプレイアブル化。
- ヘイホー:隠しキャラクターで、マリオパーティシリーズでは初のプレイアブル化。ストーリーモードではクッパの手先として登場。最初からは使えない。
- カメック:こちらも隠しキャラクターで、マリオパーティシリーズでは初のプレイアブル化。ヘイホーと同じく、ストーリーモードではクッパの手先として登場。最初からは使えない。
NPC
- クッパ:お馴染み今作の黒幕。ストーリーモードでは手下として2体のキャラクターを呼び出す。
- クッパJr.:クッパの一人息子。過去作のミニクッパのポジションを務める他、道中でマリオたちにミニゲームで勝負をしかけてくる。
- ドンキーコング:お馴染みお助けキャラ。今作では隠しボードマップで登場する。
- ディディーコング:ドンキーコングの相棒。『マリオパーティDS』に続いてシリーズに登場するのは今作で2度目となる。
ボードマップ
アドベンチャーロード
なだらかな緑の平原。道中に壊れた橋があり、サイコロの出目の合計が一定数以上に達しないと谷底に落ちてしまう。
ダイナマイトファクトリー
ベルトコンベア等のギミックだらけの工場のボードマップ。様々な仕掛けがある他、道中で乗り物にボムへいが乗ってくることがあり、爆発するとその時のキャプテンはリトルスターを所持数の半分を失ってしまう。
ホラーキャッスル
道中でテレサが追いかけてくることがあり、捕まるとその時のキャプテンはリトルスターを所持数の半分を失ってしまう。
トレジャーオーシャン
追いつくとリトルスターをくれるリフトンや捕まるとリトルスターを所持数の半分を失ってしまうホージロー等が生息する。
パニックボルケーノ
名前の通り混乱する火山のボードマップ。一定地点まで到達するとマグマがせり上がってきて、マグマにあたるとその時のキャプテンはリトルスターを所持数の半分を失ってしまう。
クッパコロニー
特定の条件を満たすと遊べるようになる。
クッパとクッパJr.が待ち受ける宇宙のボードマップでクッパマスが多く配置されている。
DKジャングル
特定の条件を満たすと遊べるようになる。
ドンキーコングとディディーコングがいるジャングルのボードマップでここではリトルスターの代わりにバナナを集める事になる。
関連項目
世界のアソビ大全51…本作と同じくエヌディーキューブ開発。エクストラモードの「6ボールパズル」が収録されている。
前後の作品
マリオパーティDS→マリオパーティ9→マリオパーティアイランドツアー