概要
ハドソンとシーエイプロダクションが開発し、任天堂が発売したゲームソフトで、2004年11月18日に発売された。
パッケージにゲームキューブ専用のマイクが同梱され、マイクを使ったゲームモードやミニゲームが追加された。
ボードマップでは一定のターンが経過するとマップの昼夜が入れ替わるシステムが搭載された。カプセルは前作から続投されているが、システムが変更されており、色ごとに使い方が決まっている。
あらすじ
いつも賑やかマリオパーティの世界。今日もマリオたちは元気いっぱいです。太陽のソルル、月のルルナも楽しそう。二人はとっても仲良しです。マリオパーティの世界をいつも見守っています。
そんなある日、ソルルが言いました。「キミとオレ、どっちがすごいのかなぁ。」ルルナは言いました「もちろんわたしよ」「ちがうよ、オレだよ。」「ルルナよ!」「オレだよ!!」「ルルナよ!」
まぁ大変!ソルルとルルナが大喧嘩。マリオたちが止めても聞きません。困ってしまったマリオたち一体どうしたらよいのでしょう……
「そうだ!! スターの力を借りよう!」
マリオが言いました。マリオパーティを遊べばたくさんのスターが手に入ります。その力を借りてソルルとルルナに仲直りしてもらおうと考えたのです。そう決めたマリオたちはスターを求めてやる気満々。こうしてマリオたちはスターを集めるためマリオパーティで遊ぶことになりました。果たしてソルルとルルナは無事仲直りできるのでしょうか……
ゲームモード
ストーリーモードは削除されているが、スターバンクで絵本のページを購入することでストーリーを追う形になっている。
パーティモード
本作のメインモード。ボードマップで遊び、多くのスターを手に入れる事がルール。
各ボードのルールに関しては後述。
シングルモード
一人用のモード。ミニクッパRGBを相手にミニゲームで競い、コインやミニゲームを集めるのが目的。ギブアップするか、ゴールのエクストラミニゲームマスに止まるとクリアとなり、様々なボーナスも合わせてスターの枚数が決まる。
ミニゲームモード
集めたミニゲームで遊べるモード。好きなミニゲームを選んで遊ぶ「フリープレイ」の他にも、特定のミニゲームを10個こなして記録を競う「デカスロンパーク」やミニゲームに勝ち続ける「れんしょうロード」など様々な項目がある。
特に「れんしょうロード」は勝ち続ける程にCPUのレベルが上がったり運要素が強めのミニゲームが出現するなど難易度が上昇するのでこのモードが解禁された直後且つ自分が得意なミニゲームのみ出現させるようにしないと最後まで連勝するのは非常に困難となる。
マイクモード
上記のマイクを使ったミニゲームを遊べる要素。マイクがなくてもコントローラーで遊ぶことも可能。
スターバンク
各モードで集めたスターでキャラクターやマップ、ストーリーラインなどの隠し要素を解放できるようになる。中には秘密の情報が載っているものもある。
オプションモード
設定を行う。記録の確認も可能。
主なキャラクター
プレイアブルキャラクター
- マリオ
- ルイージ
- ピーチ
- ヨッシー
- ワリオ
- ワルイージ
- デイジー…今作から声優が変更されている。
- キノピオ
- テレサ
- ミニクッパ…プレイヤーキャラクターとして使えるのは今作が最後。
- キノピコ…隠しキャラクター。マリオパーティ初登場で即プレイヤブル化。
ボードマップのキャラクター
- ドンキーコング…昼に現れるドンキーマス、チェイスキャッスルなどで登場。基本的にこちらはクッパと異なりコインのボーナスミニゲームやスター獲得などいい事をしてくれる。
- クッパ…夜に現れるクッパマスやラスト5ターン時のイベント、チェイスキャッスルの夜ターンなどに登場。基本的にマイナス効果のことをしてくる。特殊ミニゲーム「クッパのだいよげん」ではプレイヤーに対して様々な予言を行う。大抵はプレイヤー側が災難に遭わされるが、稀にクッパ自身に災難が来ることがある。
ボードマップ
今作ではボードごとに少々ルールが異なっている。
アスレチックツリー
巨木と一体化したアスレチック公園のステージ。これまでのシリーズのパーティモードと同様にコイン20枚でスター1つと交換する。誰かがスターを交換するとスターは別の場所へ移動する。
トラップファクトリー
オヤ・マー博士が登場する工場のステージ。基本的なルールはアスレチックツリーと同じ。このボードマップでは入手できるカプセルの種類・カプセルマスが最も多い。
フォーチュンタウン
町が舞台のステージ。スターの位置(スターこうかんじょ)がマップ中央で固定されており、コインが足りていれば一度に5つまでスターを入手できる。昼は20コインでスター1つだが、夜は5・10・30・40のうちルーレットで決まったコイン枚数でスター1つと交換できる。ルーレットは夜になるたびに行われる。
バトルマウンテン
雪山が舞台のステージ。最初に全員がスターを5つ持った状態でスタートし、ワンワンに乗ってスターを奪い合う。
ワンダーアイランド
南の島が舞台のステージ。双六に近い構図をしており、ゴール地点にドンキーの船またはクッパの船がある。全てのボードマップで一番マスの総数が少ない。
ドンキーの船の場合はコイン20枚でスター1つと交換してもらえるが、クッパの船の場合はコイン20枚またはスター1つでズターと交換させられる。誰かがゴール地点に着くたびにドンキーとクッパの船が入れ替わるが、マップ上のハプニングマスに止まっても入れ替えられる。
チェイスキャッスル
スターバンクでスター100個と交換することで遊べるようになる。
昼はドンキー、夜はクッパがボードマップ上に出現しており、全員が移動した後にドンキー・クッパも移動する。
プレイヤーとすれ違った場合ドンキーはコイン20枚でスター1つ交換し、クッパはコイン20枚またはスター1つとズターを強制交換する。昼夜が入れ替わるたびに進行方向が変わり、昼は時計回り、夜は反時計回りに移動する。
関連タグ
前後の作品
マリオパーティ5→マリオパーティ6→マリオパーティアドバンス
据え置き機の前後作品
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