概要
マリオシリーズでは初代『スーパーマリオブラザーズ』から登場する古参キャラクター。クッパ軍団の一員。ゴーグルをつけ、頭に毛を3本生やし、甲羅にはノコノコなどと異なりリング状の模様が入っている。
敵キャラとしてのジュゲム
空中を移動しながらマリオを追いかけてきて、パイポというトゲの付いた丸い物体を投げてくる。パイポが地面につくと、トゲゾーになる。
なお、『スーパーマリオRPG』では、パイポの代わりにトゲへいを投下してきたり、モンスターを投げつけるモンスターアタックという技を使ってくる。
高い位置からジャンプして踏みつけるなどして倒すことはできるが、一定距離まで進むか一定時間を経過すると再び登場する。
シリーズによっては雲が残り、それに乗って一定時間移動ができる。また『スーパーマリオブラザーズ3』ではその雲がアイテムとして登場し、未クリアのステージを無条件に通り抜けることができる(ただし、抜けた先のステージを一発でクリアしないと戻されてしまうので注意が必要)。
最凶のジュゲム編隊
『スーパーマリオブラザーズ35』においても当然登場する。基本的には『スーパーマリオブラザーズ』と変わらないが、問題は他のプレイヤーから倒したジュゲムを送られた時である。
二~三匹程度ならばまだなんとかなるが、大量に送られてきた時にジュゲムの本当の恐ろしさを知る事となる。『マリオ35』では大量にジュゲムが送られた場合は「上空」「中段」「下段」に分かれて編隊として飛来してくるのだが、原作では考えられない量のパイポの弾幕が降ってくる。「スーパースター」でやり過ごすか、アイテムルーレットでの「POWブロック」を狙って全滅できるかにかかっている。実のところ、クッパを送り付けられるよりも厄介。「大量のジュゲムと複数のハンマーブロスとクッパ」が並んだ光景はスターやPOWが無いとどうあがいても絶望である。
その他のゲームのジュゲム
雲に乗っているということから、『スーパーマリオカート』にてレース審判キャラに抜擢。以降のスポーツ系作品ではカメラマンや審判など裏方役として皆勤賞を果たしている。スポーツ系以外でも『スーパーマリオ64』や『クッパ軍団RPG』などでもこの手の役回りがある。
マリオカートシリーズではスタート時にシグナルを点灯させたり、周回数を教えたり、さらには逆走運転を注意したり穴などに落ちたレーサーを救助したりもした。ちなみに、レーサーがどんなに速いだろうが、彼らはちゃんとついてきている。
『マリオカート7』ではなんと、プレイヤーキャラとして使えるようになった。こちらは甲羅の色は赤。
また、巷ではレースしながら不正はないかどうかちゃんと見張っているとかいないとか。
また『マリオストーリー』では、仲間キャラとして「ポコピー」が登場した。詳しくはリンク先を参照。
マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX
こちらではマリオ達の味方であり、色々な人の依頼を紹介したり、各地のスクープ情報を集めたりしている。
ペーパーキノピオ達を助けるクエスト「キノピオレスキュー」は彼らの拠点「ジュゲムハウス」で取り扱っており、お馴染みのやりこみ要素であるバトルリング等のモードもそこで遊べる。ヨッシーとのレース対決の説明も行っているが、説明を聞くのを断ると残念がる。
外部出演
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
ゲストキャラクターとしてトゲゾーと共に登場。ダッシュ切りや魔法のツボで雲を吸い込まないと攻撃できない。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』から本格的に登場。アシストフィギュアとしてドット絵のものが登場している。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』では「フィールドスマッシュ」に敵として登場している。
主な派生種
- フィッシングジュゲム
釣り竿を持ったジュゲム。スーパーマリオワールドでは1UPキノコをぶら下げているものもいる。ヨッシーアイランドシリーズでは釣り竿でベビィマリオを釣りあげようとしてくるので注意。
- どかんジュゲム
- かべあなジュゲム
- 水中ジュゲム
- かみなりジュゲム
- ジュゲムブラザーズ
スマブラにも背景で出演。
- ボスジュゲム
王冠をつけたジュゲム。『スーパーマリオギャラクシー2』ではボスのものが、『マリオ&ルイージRPG3!!!』ではザコキャラが登場する。
- セレブジュゲム
- マメジュゲム
- UFOジュゲム
- コマンダージュゲム
- クモリジュゲム
関連イラスト