概要
『スーパーマリオRPG』に登場するモンスターでマッシュロードなどに生息している。
赤い甲羅にたくさんのトゲを生やしているのでシリーズでお馴染みのトゲゾーっぽく見えるが外見はトゲゾーよりも丸っこく、体の横側から手が生えて二足歩行になっている。
本作ではジュゲムは登場するがパイポやトゲゾーは登場せず、フィールド上で遭遇するジュゲムは代役としてトゲへい系の敵キャラを投下してくる事がある。
トゲゾーと比べると機敏に動く事があり、フィールド上ではいきなりダッシュしたりバトル中は飛び跳ねたり回転したりとなかなかアクティブ。
ステータスは攻撃力がやや高くクリボーと同じくたまに威力が高めの針を飛ばす攻撃をする事もあって序盤では頻繁に登場するクリボーやパタパタと比べると若干強いが、所詮は最序盤の雑魚敵なのでよほど消耗した状態で遭遇しなければあまり脅威にはならない。
倒すと低確率で攻撃力がアップするボーナスフラワーが出現する他、稀にハニーシロップをドロップしたりヨッシーのクッキーを使用するとカタクナールを獲得する事もある。
「ふむといたいよ。 ふんでみ。 ホレ。こわいか。 ホレ。」
と、ジャンプ攻撃を得意とするマリオを挑発するかのようなメッセージが表示される。
これはマリオのジャンプ系の技は基本的にトゲ持ちの敵には効かない事を示すものである…が、あくまで「ジャンプ系の技でダメージを与えられない」だけでマリオ自身が反撃のダメージを受けたりする事は無い(せっかく消費したFPが無駄になるという点で言えば確かに「痛い」が)。
逆にこの特性を利用して「ジャンプ」の使用数稼ぎや「スーパージャンプ」の記録狙いの対象にされやすかったりする。
なお、かいてんシューズを装備すればトゲによる防御効果を無視できるため装備中はお望み通り思いっきり踏みつぶしてやろう。
リメイク版のモンスターリストでは背中のトゲはこまめな手入れが欠かせないと解説されている。
派生種
- イガへい
イガ谷に生息するトゲへいの上位種で甲羅が緑色になっており、例外を除くと本作で最初に遭遇する色違いの派生種でもある。
毒やキノコ状態にする技を使用するが氷属性の攻撃に弱くなり、良くも悪くも基本的にトゲへいの上位互換のステータスを持った敵キャラで状態異常の技に気を付ければあまり手強くない。
ボーナスフラワーはもう一度だけ行動できるものに変わり、ヨッシーのクッキーを使用して獲得するアイテムは同じ。
「なにかんがえてるの」を使用すると「こいつ、おれに ビビってるぜ!」と妙に自信満々な事を考えている。
リメイク版のモンスターリストでは緑色なのはイガ谷に移住したトゲへいが、健康のためにその周辺に自生する草で作った青汁を毎日飲んでいたからと解説されている。
- ウニへい
バーレル火山に生息するトゲへいの最上位種で甲羅が紫色になっている。
イガへいと同じく氷属性の攻撃に弱いが火山に生息しているためか火属性の攻撃は無効で状態異常にする技も効かなくなっている。
トゲへいと同じくたまに針を飛ばすがイガへいが使用していた技は使用しなくなり、わざわざ弱点属性で攻撃して倒すような手間を掛けなくてもそのまま普通に倒せる程度の強さしかない。
ボーナスフラワーはトゲへいと同じで、ドロップとヨッシーのクッキーを使用して獲得するアイテムはツヨクナールになっている。
「なにかんがえてるの」を使用すると「ウマいと思うなら食え。おとなだよ オマイさんは・・・・」と食べられる覚悟がありそうな事を考えている。
リメイク版のモンスターリストではウニは海の中に生息するがウニへいは火の海に生息していると解説されている。
関連タグ
なみへい:クッパ城でのクイズの選択肢として登場。