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「オメデートウ ゴザマーーーース。」(ストロベリー)

「はい、おめでとうございま〜す。」(ラズベリー)


概要編集

ノコック(コックのノコノコ)達が結婚式用に作成したウエディングケーキ。

2段重ねのケーキで上段が片言で喋るピエロ顔のストロベリー、下段が普通に喋るカボチャランタン顔のラズベリーである。

カボチャ顔の癖に名前がラズベリーとはこれ如何に。


経緯編集

ピーチと結婚式を挙げようと彼女を連れて行くブッキーを追い、メリー・マリー村にやってきたマリオ達。

ブッカーが式場の入口を封鎖するもマリオは裏口から潜入し、地下室で作られてるケーキを踏んでノコックに怒られたり、クッパと協力して扉を封鎖するブッカー達を強行突破した際に飛び散ったピーチのアクセサリーを探し出したりとドタバタ劇を繰り広げつつも遂に再会したピーチと共にキノコ城まで連れて帰ろうとする途中にノコックがケーキを持ってやってくる。


「はなよめを つれってちゃうノ!?」

「そしたら ケーキが たべてもらえないノ!」

「あ~! そんなノ…………」

「ダメダメダメダメダメ!」


と、なし崩しにノコックとの戦闘が開始される。


攻撃してくるのはもっぱらノコックのみであるがノコックは攻撃してもダメージを全く与えられないが、何故か攻撃対象に指定できるケーキにマリオ達は集中攻撃する。

何回か攻撃すると見習いノコックが「ケーキ、動いたノ!!」と騒ぐが、構わずに再び攻撃すると…


「ケーキが動いたノ! 逃げるノ~!」

「ぼくが言ったノ 本当だったノ~!」


どういうわけかケーキが襲い掛かってきてたまらずノコックは退散。

そう、このケーキこそが今回のボスでもある「ストロベリー&ラズベリー」である


戦闘編集

25周年!!

ストロベリー&ラズベリーのタッグなのだが最初はストロベリーしか攻撃対象に取れない。

しかもHPが設定されていないため攻撃してロウソクの火を全て消すとストロベリーは消滅して攻撃対象がラズベリーに変わる。

初見のプレイヤーは倒す相手が2体いる事に気づかず2回行動持ちと勘違いするかもしれない。

ロウソクの火は全部で5つあり1回攻撃する毎に1つ消す事ができるが、時間を空けると再びロウソクに火が付いてしまうので通常攻撃を連発して早急に火を消す必要がある。

しかし、ストロベリーもそれをわかっているのか強力な「さぶざむ」「ダイヤモンドカッター」や眠り状態になる「スイートソング」で邪魔してくるので対策はしておく事。


ラズベリーもまた曲者で特に厄介なのは「すなあらし」で全体にかなりのダメージを与えるのに加え、しかも攻撃力と防御力が半減する恐怖状態にまでされてしまう。

また、「かんけつせん」も全体に大ダメージを与えてくるので回復が間に合わないと戦闘不能者が出てしまう可能性も高い。

よりによってこの猛攻を凌げる回復役のピーチが仲間に加わるのが、コイツらとの戦闘後というのも拍車をかけている。


属性持ちの攻撃も大半は無効化されてしまうが数少ない弱点属性がジャンプ。

スペシャル技で攻めるなら、マリオを起点にするしかない。

という事で、ここは前半後半合わせても通常攻撃が得意なクッパの出番。

クッパは魔法防御が低いので、ラズベリー戦ではこまめに回復して一気に倒し切ろう。

眠りか恐怖の対策がしてあるなら、それらを装備させておくのも忘れずに。


なお、前述でケーキを踏んだ時にノコックから「踏んじゃダメなノ!」と言われるので、弱点はある程度は予想できるかもしれない。


ラズベリーのHPを0にするとブッキーとブッカーが現れるが、どうやらブッキーは「結婚式は一緒にケーキを食べる事」と勘違いしていたようだ。

ケーキを煮て食おうと考えていたが、ブッカーからの提案であれだけ倒すのに苦労したストロベリー&ラズベリーをブッキーは一口で平らげてしまったが食べ終えると満足したようでブッキータワーへと帰っていった。


リメイク版編集

ノコックがいる時はケーキが徐々にこちらを向くようになり、違和感に気づきやすくなっている。


モンスターリストによるとストロベリーは名前に反してストロベリーはどこにも使われてない事について言及されており、ラズベリーはケーキとして生まれたからには王道のストロベリーも使ってしかったと言及されている。


エンディング後に再戦できるボスの一体で、式場で再び戦う事ができる。

ノコックの話によれば最高のケーキを作るために夜通し頑張ったそうだが、案の定ケーキが襲い掛かってきてしまったらしく、それをおとなしくさせるために戦闘になる。


この戦闘ではロウソクは最初からついておらず、火をつければおとなしくなるのではと考えたノコックがロウソクに火を付けていく(この戦いでもノコックはダメージを受けず倒す事は不可能)。

しかし、全てのロウソクに火が灯ってしまうと「おいわいキャノン」で全体にガード不可の9999の一撃必殺を発動してくる。

幸いノコックは夜通しケーキを作っていた影響で寝不足になっており、眠りにかかるようになっている

ピーチの「ねむれよいこよ」かアイテムの「ねむりだま」でノコックを眠らせ、その隙に通常攻撃でロウソクを消しつつストロベリー&ラズベリーを倒してしまおう。


この再戦後のストロベリー&ラズベリーは『ピーチを回復役として運用している旧作プレイヤー程ギミックに引っかかる』というトラップの様なボスとなっており、旧作プレイヤーがまず使わない技がまさかの猛威を振るう点は熟練者殺しと言える。


勝利するとケーキをおとなしくさせてくれたお礼として、ノコックから「ふんばりブローチ」が貰える。

このアクセサリーは倒れそうになった時に一度だけ耐える事ができる

他の再戦ボスとの戦いで装備させたいところだが、ピーチは装備する事がほぼないかもしれない…


再戦時に「なにかんがえてるの」を使用するとストロベリー(改良品)は「オーメデトウ ゴザーーーーマス。」と「ー」の場所が変わっており、彼(?)はロウソクに火が付くとめでたいお祝いだと思うらしい。

対するラズベリー(改良品)は「いったいなにが、おめでたいの?」前回とは逆にこの冷めっぷりである

再戦時は特にお祝いしているわけではないので間違いではないのだが、自分にロウソクが無い事を少し寂しく思っているようなのでちょっと拗ねていたのかもしれない。

なお、再戦のラズベリーは「なにかんがえてるの」も含めて攻撃対象に取れないが、戦闘後にモンスターリストを見るとしっかり登録されている。


スーパーマリオくん編集

展開が少し変わっており、ブッキタワーでブッキーがピーチとの結婚式を挙げる時に用意されたケーキとして登場してこちらもマリオ達に襲い掛かる。

ゲームと決定的に違う点があり、実はケーキが動いたのはカジオーによって命を吹き込まれたため漫画ではカジオー軍団の一員になっていたのだ。

最終的にクッキーで呼び出されたヨッシーが持ってきた「ヨッシースーツ」を着たマリオ達が食欲を増強させ食べられて敗北した。


余談編集

上記の通りスーパーマリオくんではカジオー軍団の一員として扱われていたもののゲームではカジオー軍団やスターピースとは特に関わりがない存在である。

ノコックもケーキを食べてもらえない事が嫌でマリオ達の妨害はしたが、基本的にポカポカ叩くだけで戦闘力は皆無に等しいキャラクターである。

マリオシリーズではカメックなどの魔法使いもいたりピーチやクッパも初期設定では魔法が使えた事もあるためもしかしたらノコックのケーキ作りの情熱で何らかの潜在能力が発揮されてケーキが意志を持つようになったのかもしれないが、ストロベリー&ラズベリーが誕生した理由について作中では全く触れられないため真相は闇に包まれている。


関連タグ編集

スーパーマリオRPG ウェディングケーキ

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