決心したザマす!
なやみましたが、王子の おおせつけにより
女王を つとめさせていただくザマす!
概要
病に伏せた国王夫妻に代わり、雲の上のマシュマの国の政治を取り仕切っていた女性。一人称は「ワタクシ」。
ザマス口調で喋る高飛車な性格で、背が高くウエストがものすごく細いスマートな体型で、更に胸が大きくナイスバディの持ち主。人間のように見えるが、体はピンク色で、顔は丸くて平べったい饅頭のような形をしており、髪が鳥のようになっているのが特徴。
後半の敵としては珍しく、スターピースとは一切関わらない。
作中の動向
マシュマロの国
行方不明となったマロ王子を保護し帰還させ、その王子から直々に次期女王に指名された。
と言うのはもちろん全て嘘っぱちである。
本物のマロ王子とは、これまでマリオ達と旅をしてきた仲間であるマロ。
実際はマロの両親である国王夫妻を部屋に監禁し、部下であるドドを行方不明になっていたマロ王子と偽ってマシュマロの国の実権を握っていた悪女。
乗っ取った王宮に自身の銅像を複数配置するなど自尊心は高いものの、人使いの荒さゆえに部下たちからは内心嫌われている。
真の王子がマロだと気づいた銅像職人ガロの手引きで王宮内に忍び込んだマリオと対面、裏口から逃走し王宮前の広場での直接対決の末に敗走。トドと共に国を去っていた。
その際に落とした鍵を拾ったマロが王宮に大急ぎで入っていった数刻後、雨が降り出したことから察するに両親と……。
その後
とある国民からの「マルガリータは南の高い塔に降りた」との情報の元にブッキータワー最上階へ行ってみるとマルガリータが居合わせており、最上階バルコニーでブッキーに結婚を迫られていた(因みに、カエル仙人からも「ブッキータワーに新しい花嫁が降ってきた」との情報がある)。
最初こそ、いきなり降り立ったところにいたブッキーに花嫁と言われて困惑していたが、突然ブッキーがマルガリータの耳元で何かを囁き、それを聞いた途端『男の人にそんな事を言われたのは初めてザマす…』と満更でもない様子で、バルコニーから外を眺めていたブッキーの隣に寄り添うのだった。
そしてEDで、かつてブッキーがピーチ姫と結婚式を挙げようとしたメリーマリー村でブッキーと結婚式を挙げる……のだが、何故かブッキーはマルガリータから逃げ出してしまい、それをマルガリータが追いかけると言うオチで終わってしまった…(そもそも、ブッキーは結婚式は『ケーキを食べる祝い事』だという認識だったため、本気でマルガリータと結婚する気はなかったのではないかと思われる。実際、マルガリータが寄り添ってきた時は明らかに離れようとしており、本気で彼女に惚れたのか怪しいところではある)。
まぁ これを期に、もう他人に迷惑をかけることはせず、このままブッキーと幸せに暮らして欲しいものである。
戦闘時
戦闘時の頭身がマリオたちとは比べ物にならないくらい高い(マップ上では同じくらいである)。
戦闘形式がかなり変則的であり、まずはドドに連れて行かれたキャラを除くパーティとマルガリータとの2対1バトル、ある程度のダメージを与えると、ドドたちが戻ってきて3対2で戦うことになる。
物理攻撃主体のドドに連れて行かれるのは中央にいるキャラなので、物理攻撃に弱いキャラはできるだけ避けて配置する必要がある。
マルガリータの方は魔法攻撃が多彩で全体攻撃が多く、キノコや眠り状態も誘発させるので状態異常対策はしっかりしておこう。
なので、このバトルでは縛りプレイ目的でもない限りはピーチ姫を真ん中に配置しない事。
更にストーリー的にマロを使いたくなるが氷は効かないという厄介な耐性を持っている。
ちなみに攻撃を与えると胸が揺れる演出が入っている。
2023年発売のリメイク版ではさすがに揺れなくなった。モンスターリストによるとピザをピッツァと呼び、トマトソースの上にチーズとバジルを乗せただけのシンプルな物を気に入ってるという。それはマルゲリータだ
なにかんがえてるの
自分をジマンしたがってる、たいした男じゃないわ
※元ネタは赤木リツコの「自分を自慢して、褒めて貰いたがっている。たいした男じゃないわ」。
スーパーマリオくんでは
50~51巻に収録されている、スーパーマリオRPG編(小学三年生版)に登場。
ジュゲムバスに乗ろうとするマリオたちから超高額の料金(100000000000000000000000000コイン)を取ろうとした。払えないなら帰れと言っていたので追い返すのが目的だったようだ。クッパをあっさりと眠らせて無力化するなど実力は確か。
マリオにヒラメと間違われたり、ピーチ姫からおばさんと呼ばれて激怒して戦いとなる。一度はマリオのひまんパタこうらの前にピンチになるが、マリオが重さで動けなくなったのを見て逆襲に出る。しかしピーチ姫のちょービンタグローブにやられ泣いて降参した。
オチではクッパに惚れてしまい「この国でずっと守ってほしいザマス」と抱き締め、その間にマリオたちはジュゲムバスに乗って行ってしまった(当然のことながらクッパは泣いてマリオたちに助けを求めたが置き去りにされてしまった……)。
上記の原作設定は一切語られず、マリオたちの邪魔をしただけのお邪魔キャラという扱いだった。
余談
マルガリータはカリバー、ケンゾールに続く城を支配した敵キャラでもある。ただしこの二人と比べると上手く国民を騙しており、周囲から不平不満こそあれどマリオたちが来なければこの支配は長く続いただろう。しかしこのゲームの王族はよく国を乗っ取られるものである……。
マシュマロの国の国民たちの多くが穏やかであまり細かい事を気にしない性格な為か、違和感だらけのマルガリータの企みにもほとんど気付かずに受け入れていた。
そのこともあって国王と王妃、城内で働いていた臣下たち一つの部屋に閉じ込めたりはしていたものの、決して危害を加えたりはしていなかったようである。
主要人物に一方的に惚れて改心した敵といえば、スーパーマリオくんを読んでいる人にとってキャサリンが思い浮かぶのではないだろうか。
経緯は異なるがいきなりクッパ城に現れ、クッパから主導権を握ってしまっている。またこちらもドドリゲスという黒い鳥の同僚がいた(仲は良くない)。ちなみにドドリゲスはマリオたちを拉致してサブコンまで連れ去っている。
なお、キャサリンはスーパーマリオRPGにてマルガリータと共演を果たしている。
城への潜入の際、ガロは銅像に偽装したマリオを門番には「マルガリータの父の母の息子の子どものアラビアータの像」、マルガリータ本人には「銅像『弟をたずねて四千里』」と釈明している。
「マリオ以外の仲間たちはどうやって入り込んだのか」と気にしたら負けである。
関連タグ
登場作品
作中に接点のあるキャラクター