「ケーキ いじめちゃ ダメなノ~!!」
概要
『スーパーマリオRPG』で登場するキャラクター。
コックの格好をしているノコノコで作中ではコック長と見習いの姿を確認できる。
メリー・マリー村で結婚式を挙げるカップルに向けてウェディングケーキを作り続けている。
作ってるケーキの上に乗ると当然ながら彼らに怒られてしまう(普通に考えても食べ物を踏んでいるのだから当たり前である)。
ブッキーに連れられて彼と結婚させられそうになったピーチ姫とひと悶着あったが、ようやく再会したマリオ達は一緒にキノコ城へ帰ろうとする。
そこにケーキを作ったノコックが届けに現れるが、せっかく作ったケーキを食べてもらえない事が嫌で帰ろうとするマリオ達を妨害してバトルに突入する。
バトルでも(マロの「なにかんがえてるの」も含めて)上記の理由でマリオ達をポカポカ叩くが、攻撃力は低いものの逆にこちらからノコックを攻撃しても何故か一切ダメージが入らない。
彼らを無視してケーキを攻撃し続けると見習いがケーキの異変に気付いてコック長に訴え、一度は相手にされずも再び訴えると今度はコック長もケーキの異変に気付いた事で2人は逃亡してここから本当のボス戦が始まるのだった。
その後、ケーキは何だかんだでブッキーが食べてくれた事でノコックの目的は果たされて満足したのかマリオ達が帰る事を妨害せず、今度はケーキが動かないように気を付けながら次のカップル(キノ&ナンシー)に向けて再びケーキを作るのだった。
リメイク版におけるモンスターリストの説明によると帽子のせいで前がよく見えず、勘で適当に調味料を入れていたことが判明している。
しかし、少なくともラズベリーはブッキーが感涙するほど美味しかったらしいので料理人としての実力、もとい勘は相当なようだ。
また、エンディング後には改めて徹夜でケーキを完成させたがまたしても動き出してしまい半ば寝ぼけた状態のまま再びマリオたちと対峙する事になる。
今度はケーキの蝋燭に火を灯せば大人しくなるかもと考えてストロベリーにどんどん火を付けていくが、5本の蝋燭全てに点火されるととんでもない事態になるため彼らの点火作業を妨害しながらケーキを叩き潰さなければならない。
彼らが「徹夜明け」であることが攻略のカギであり、これに気づくかどうかでこのバトルの難易度は大きく変わる事となる。
再戦後は美味しく作ったケーキが二度も勝手に動き出した経験から、
美味しく作るとケーキが暴れる → 美味しくないケーキなら動かない
という考え方に行き着き、式場の厨房で美味しくないケーキ作りに奮闘している。
暴れないことに越したことは無いが、「美味しくないケーキ」は結婚式というイベントそのものにとって致命的ではなかろうか…。
余談
星のふる丘では本作の登場人物の願い事が込められた星がちりばめられており、その中には見習いノコックと思われる願い事もある。
戦闘において基本的にノコックにダメージを与える事はできないのは上述の通りだが、実はマリオの一部のスペシャル技の仕様を悪用する形でなら極微量のダメージを与えることが可能でそして約100ダメージを与えるとそのままノコックを倒せてしまう。
しかし、この戦闘の途中に挟まるイベントはノコックが存在しないと成立しないものであるためかイベントに突入した時点でゲームがフリーズしてしまうのであまりやる意味は無い。
なお、メリー・マリー村では他にもパイプオルガンの上に乗る事が出来るというマリオシリーズ屈指のやりたい放題が出来てしまう。
リメイク版の真エンディングではブッキーの結婚式に参加している。
関係者じゃない彼らが参加している理由は不明だが、以前にケーキを食べてくれたブッキーとの縁もあると思われる。
関連タグ
ノコへい - 本作におけるノコノコの他の亜種。