曖昧さ回避
- マリオシリーズに登場する敵キャラ。本項で解説。
- 『モジャ公』の登場人物。
- 禁煙時に使われる禁煙パイプの商品名。「私はこれで会社を辞めました。」のフレーズで有名。
概要
ジュゲムが無数に投げてくるトゲ付きのボール。
地面や足場に落ちるとトゲゾーになり、水に触れるとまたパイポになる(そのため作品によっては「タマゴ」とされることも)。
『スーパーマリオブラザーズ』をはじめ、基本的に赤いボールに無数のトゲが生えたような形状をしており、ヨッシーアイランドシリーズでジュゲムが投げるトゲ球もパイポと呼ばれているが、こちらはトゲゾーに変化しない。
当然触れるとダメージを受けるが、ファイアボールや無敵状態などで倒せるので対処は容易。またNewスーパーマリオブラザーズ』ではコウラマリオのヒップドロップで倒すとなぜかコインを1枚落とす。
マリオパーティシリーズや『Newスーパーマリオブラザーズ』などのミニゲームにも登場している。
色違い
『スーパーマリオブラザーズ3』ではトゲゾーに変化する赤いパイポの他に、トゲゾーに変化せず地面を転がるだけの緑のパイポも登場する。
踏めないという鬱陶しさはトゲゾーと同様である。
なお、ガボンやフーフーパックンが「シューリンガン」という一見パイポに似たトゲ付きの黒い球体を扱っているが、こちらはただのトゲ付き鉄球であり、何かの拍子にトゲゾー等に変わるということはない。
また、近年では地面に落ちるとパックンフラワーになる「グーリンダイ」という亜種(?)も登場するようになった。
無限増殖の友
くぼみのある地形や土管の隙間などにノコノコやメット、トゲゾー等の甲羅を蹴り飛ばすと、壁で反射していつまでも滑走を続ける。その中にジュゲムがパイポを投げ込むように仕向ければ、滑走する甲羅がパイポをひたすら倒していくため、これを利用すれば無限増殖を狙うこともできる。
余談
第二次世界大戦中にアメリカ軍がローリングボムという兵器を考案していた。
これはぶっちゃけるとアメリカンパンジャンドラムというべき自走爆雷。
飛行機から投下すると内部のエンジンで転がりながら自走して、敵兵を踏み潰し戦車に接触すると爆発するという計画だった。ただし、設計段階で「どこに転がるか分からない」とか「敵味方の識別どーすんの?」という問題が浮上したため、お流れになった。
…しかし問題はローリングボムの外見。こちらを参照してみよう。
形状は直径3mのトゲボールなのである(トゲの正体は磁気信管)。
関連タグ
寿限無:元ネタ。「パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ」
ちなみにすぐ後ろの「ポンポコピーのポンポコナー」もマリオストーリーにてジュゲムのポコピーとして登場(ポコナという彼女がいるらしいが、こっちは名前のみ)
ローリングボム:現実に存在する(かも知れなかった)パイポ
ハイポ:塩素を除去する錠剤型の薬品。カルキ抜き。