概要
初登場は『スーパーマリオブラザーズ』
海外名は「Koopa Paratroopa」。
羽が付いているため、空を飛ぶことができる。踏みつけると普通のノコノコに戻る。飛び方は様々で、自由に空を飛んでいる者もいれば、うまく飛べずにはねてばかりな者もいる。
実は『スーパーマリオブラザーズ』のゲーム容量上の対策として生まれたキャラクターであり、羽を付ければ別の敵キャラにできることからのアイデアでもある。
『スーパーマリオRPG』では敵キャラクターとして登場する他にマリオの武器のひとつや後述の味方キャラクターも登場している。
『マリオテニス64』にて初のプレイヤー化。ノコノコを押しのけテニスプレイヤーになった(のちにノコノコも『マリオテニスGC』から使用可能になる)。そのほか、『マリオカートダブルダッシュ!!』や『マリオバスケ3on3』でもプレイヤーとして登場する。
マリオパーティシリーズでは、『マリオパーティ4』からカプセルなどの仕掛けやミニゲームのキャラクターとして登場している。『マリオパーティ5』ではライバルのコインを減らしたり、『マリオパーティ6』では通過しようとしたライバルと仕掛けたプレイヤーの場所を入れ替えるなどといった効果がある。
スーパーマリオスタジアムシリーズやマリオゴルフシリーズにも登場している。
初期の頃はノコノコと違い、「赤は空中を上下に動くもの」「緑は地面で跳ねるもしくは空中で左右に動くもの」と甲羅の色で大きな差別化はされていなかった。そのため『スーパーマリオワールド』では厳密な区別がされていない。しかし『スーパーマリオメーカー』で「赤は空中に浮けるもの」「緑は地面で跳ねるもの」と甲羅の色によって地上・空中それぞれ得意な場所が差別化されるようになり、以降のマリオシリーズでこの設定が反映されるようになる。ただし上記のマリオテニスシリーズやマリオパーティシリーズなどでプレイアブルキャラクターとして登場する場合は、緑が赤の色違いとして登場するため、差別化されないことが多い。
ペーパーマリオシリーズでは、『スーパーペーパーマリオ』より前の作品だとサングラスをかけた赤いコウラのパタパタのみが敵という扱いだったが、それ以降はコウラの色やサングラスの有無に関わらず、パタパタ自体が敵として登場するようになっている。
個別・派生種
敵
『スーパーマリオRPG』に登場する太ったパタパタ。詳しくはリンク先を参照。
- パタパタダッシュ
『スーパーマリオRPG』に登場するパタパタの上位種。
2回目のクッパ城に生息しており、甲羅の色は赤から緑と見た目はいつもの緑パタパタ。
マロの「なにかんがえてるの」で「ぼくは、レベルの高いパタパタのエリート♡」と考えているようにパタパタよりは強いものの、こちらも通常攻撃しか使用しない上にクッパの存在によって混乱したり逃走したりとあまり手強くない。
リメイク版のモンスターリストでは逃げる時の素早さから「パタパタマッハ」と命名するも音速は言いすぎと思い直してダッシュくらいにした事が判明する。
- マメパタ
『マリオ&ルイージRPG』に登場する芽が生えたパタパタ。
上位種にマメパタパタがいる。
『ペーパーマリオRPG』に登場する紫色のパタパタ。詳しくはリンク先を参照。
『ペーパーマリオRPG』に登場する黄色のパタパタ。詳しくはリンク先を参照。
『ペーパーマリオRPG』に登場する水色のパタパタ。詳しくはリンク先を参照。
味方
『スーパーマリオRPG』に登場する灰色のパタパタ。詳しくはリンク先を参照。
『マリオストーリー』に登場するキノコタウンの新人郵便配達員。詳しくはリンク先を参照。
『マリオ&ルイージRPG3!!!』に登場するクッパの部下。ゲラコビッツの襲撃を受けたクッパ城から脱出した。慌てて脱出したため、頭に赤いバケツを被り、別のノコノコの靴を履いている。クッパと協力するが、クッパに不満があったためか裏切ってクッパを金庫へ閉じ込める。ゲームのEDではクッパ軍団に復帰する。詳しくはリンク先を参照。