概要
アニマルフレンドの中では登場回数が多い。
足が速く突進が得意で、ほとんど全ての敵キャラを踏めるのも長所の一つで、踏み付けだけでなく単なる突進でも倒すことができる。
ただしジャンプ力が低く、小回りが利きにくいのが欠点である。
余談だが、被ダメージのボイス(効果音)はクレムリン軍団のマッチョ枠(クラッシャやクロンプ等)と同じ。
「ア゛ーッ!」という野太いやられ声が記憶に残るプレイヤーも多いことだろう。
登場作品
本編
初登場は『スーパードンキーコング』。突進と言っても特別な操作など必要ない。
ただ歩く・走るだけで、前方の敵を片付けることができる。
ランビで倒せない敵は、タルじゃないと倒せなかったり、無敵だったりする連中ぐらい。
乗れれば基本的には非常に頼もしい。
ボーナスステージだろうとその体当たりで問答無用に入口を開けられる。クレムリン軍団同様被弾時の断末魔が印象的。
『スーパードンキーコング2』では「スーパーダッシュ」も使えるようになり、力を蓄えることで素早く走ることができる。
倒せない敵から逃げる際にも使えるため、より力強さと汎用性が高まったと言えるだろう。
また、今回のボーナスステージに通じる壁破りは、スーパーダッシュで行う。次作『スーパードンキーコング3』では未登場。
『ドンキーコング64』ではドンキーが変身することで登場し、ランビアタックという新たな技を使用することが可能。変身中は無敵になり、これまで弱点だったとされる背後や上部などからの攻撃なども一切受け付けない。
例外は高圧電流発生装置ぐらい。
隠し要素として制限時間内にノーティを倒してスコアを稼ぐ「ランビ・アリーナ」を遊ぶこともできる。
『ドンキーコングたるジェットレース』では、「ダイナマイトマウンテン3」に登場。
乗ることで、自分以上に大きい岩を破壊することができる。
『ドンキーコングリターンズ』ではエンガード、スクイッターといった面々がリストラの中アニマルフレンドとして唯一の続投(スコークスはアイテムとして登場)。
ランビが描かれた出現ブロックを壊すことで出現し、搭乗できる。
突進するだけで岩でできたブロックを壊すことができ、地面を叩くアクションもできる。ランビでしか破壊出来ないブロックも存在する。
今作では前方に限らず体の全方位に触れても倒せるうえに棘すら無効にしてしまう程とても強い。
(静止した状態で敵がぶつかると後ろ蹴りのような動きをして倒してくれる)
ただし炎は無効化することは出来ず、ダメージを受けると逃げてしまう。
クリフエリアの「かくれんぼランビ」ではステージ名の通り出現するのだが、これが中々厄介なステージ構成となっている。というのもランビが出現する場所が最初だけで中間以降は出現ブロックが存在しないため、中間以降でランビを失うとコース終盤に隠されたアイテムが入手出来なくなってしまうからである。
最新作『ドンキーコングトロピカルフリーズ』でも続投した。
その他
直接的な登場はしないが、『マリオカートDS』から「ジャングルカーゴ」というランビを模したカートが、後の『マリオカートツアー』では白を基調とした「ジャングルロード」、金色に光る「ジャングルゴールド」が登場している。
DLCのドンキーコングアドベンチャーにて、ラビッツピーチの武器の一つとしてランビをイメージした「ランビブラスター」を装着できる。サモナーに対するダメージアップと敵を押し出すプッシュエフェクト付き。
SPECIALではACEランクのスピリッツで登場。パワーは高めな上に「走行強化」付きだが、スロット1なので扱いは難しい。