概要
「剣姫」の異名を持つ剣魔カレルの妹。前作封印の剣に登場するフィルの母親。ヘクトル編のみに登場する。
仲間にする条件は他のキャラクターと比べると特殊であり、ウォーリアLv.5以上に育てたバアトルを31章外伝に出撃させると登場する中立軍のカアラに話し掛け、行われるイベント戦闘に1ターン生き残る、というものである。この時反撃出来る武器(特にソードキラー)を装備していた場合に反撃で倒してしまうと仲間にならない(生き残ればセーフ)。だが武器を持っていないと相手にすらされないのでバアトルが育ちすぎた場合は弓を持たせておくこと。
兄のカレルに一族を全て斬られた際、当時のカアラは斬るに値しないと見逃され、それ以来彼を追っている。尚、追っている最中にバアトルと戦ったことがあるが返り討ちにしている(ファイアーエムブレムの3すくみを考えればバアトルにとっては相性の悪い相手である)。
閉鎖的な環境であるサカ出身かつ兄と再会することにしか興味がなかった為、世間に疎い。
バアトルと支援会話を進めればエンディングで結ばれることが分かる(進めなくても結ばれてるようだが)。しかしながら封印の剣の支援会話によると、フィルを生んだ後に病没している。
ユニット性能
能力値
初期値 | 成長率 | |
---|---|---|
クラス | ソードマスター | - |
Lv | 5 | - |
HP | 29 | 60% |
力 | 14 | 25% |
技 | 21 | 45% |
速さ | 18 | 55% |
幸運 | 16 | 40% |
守備 | 11 | 10% |
魔防 | 12 | 20% |
体格 | 7 | - |
初期値・成長率共にカレルと非常に似通っており、使用感はほぼ同じ。ユニットとしては普通に使える部類に入るものの、終章が近い上に仲間にするまでにかかる手間と釣り合ってるとは言えず、どちらかといえば趣味キャラで、前作を遊んだ人にとってのファンサービスの側面が強い。女剣士はリンがいることも、起用されにくさに拍車をかけてしまっている。
余談だが、加入前のイベント戦闘では、バアトルのHP・速さ・守備がレベルアップで一度も上がっていなくても(必殺さえ出されなければ)耐えられるように、カアラの能力値が設定されている。
支援関係
属性は闇。
加入時期と進行速度を考えると、バアトル以外に選択肢はない。そのバアトルでさえも意図的にターン送りしないとAにできないため、支援はほとんど活用不可。基本的に会話を楽しむものと割り切ったほうがいいだろう。
ヒーローズ
剣姫 カアラ
「私はカアラと申す。
ここはまた妙な所だな…
そしておぬしは何者だ?」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 剣姫の刀(専用) |
奥義 | 竜裂 |
B | 怒り3 |
C | 速さの波・偶数3 |
2018年6月から登場。
既に参戦している兄や夫はもちろん、娘との夢の競演が可能となった。原作では出撃できる章が少なかったが、ここでやっと好きなだけ出撃できる。
ステータスは攻撃速さが抜きん出て高い。
専用武器の「剣姫の刀」は奥義カウントを1減らす効果に加え、自身の速さが相手より速い場合に速さの差の70%の追加ダメージを与えるという特殊な効果がある。なおこの追加ダメージは最終ダメージに追加ダメージを上乗せするという仕様上、ダメージを1.5〜2.5倍にする星系奥義の効果は得られず、またどんなに速さの差があっても最大7ダメージ上限となっている。
攻撃性能は剣キャラクター屈指だが、反面守備と魔防は壊滅的に低いのが弱点。
速さの都合上、スキル効果に頼らない限り追撃を受けることは極々稀なので、高めのHPも合わさり一撃死する事は少ないが空白のAスキルに「死線」などを積んでしまうとその限りでは無いので注意が必要。
追加当時はかなり注目されたが武器の追加効果が相手の速さに影響するため安定感は無く、速さが高すぎてもダメージ上限があるため「怒り」と奥義を併用しないと思った程火力が望めないので、住み分けこそできているもののアイラの地位を揺るがすほどには至っていない。
あちらは相手の速さに影響されず、自身の速さの割合値を上限なくダメージに上乗せできる専用奥義があり追撃されないほどの速さと剣キャラでも上位に食い込む守備の高さを誇り抜群の安定感。ただし、武器スキルと専用奥義があまり噛み合ってない他、奥義スキルは怒り込みで使えばカアラがやや高い。
2021年6月のアップデートで錬成武器対象に。自分から攻撃した時か周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、速さ+5かつ速さの15%をダメージに加算する効果に変更。特殊錬成効果は敵のHPが75%以上あれば戦闘中、攻撃速さ+5かつ見切り・追撃効果。これで条件が少し緩くなり、追撃不可を恐れない新たな個性を得た。
2022年7月から神装英雄に選ばれた。病死という設定から皮肉にも死の国ヘル衣装を身に纏う。
熱砂を斬る闘気 カアラ
「私はカアラ、刃とともに歩んできた者。
砂漠の王国の祭りか…
面白い、ひとつお手合わせ願おう。」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/歩行 |
武器 | 砂漠の剣姫の槍(専用) |
奥義 | 竜裂 |
B | 奥義の螺旋3 |
C | 迅雷風烈・奇数3 |
2022年1月からカアラ初の超英雄。これで親子で超英雄が揃った(季節は違うが)。
通常版とステータスを比べるとHP以外は上がった。
専用武器「砂漠の剣姫の槍」はキラー系武器効果に加え、1ターン目に奥義発動カウント2減少。もう一つの効果は自身のHPが25%以上の場合は戦闘中、攻撃速さ+6かつ奥義発動時、速さの(20+奥義カウントの最大値×10)%分を上乗せする。
奥義がデフォルトの竜裂である場合、1ターン目の開始時点ですぐに奥義が発動可能な状態で更に攻撃後もBスキルの効果で再び奥義発動可能と繰り返し、自分から攻撃する時も攻撃を受けた時でも初撃が奥義になる効果を維持できる一風変わったアタッカーとして活躍できる。
奥義頼みになるところが大きいのでキャンセル効果に対しては弱く注意が必要。
気高き春の夢 カアラ(双界英雄)
「カアラ、堂々と胸を張りなさい。
スヴァルトアルフの女王、フレイヤの
隣に立つ者として祭りに臨むのです。」
※召喚時台詞はフレイヤのもの
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | 想い宿す妹達の重斧(専用) |
奥義 | 竜裂 |
A | 攻撃速さの激突4 |
B | 怒濤・近影3 |
C | 速さの紫煙4 |
2023年3月の超英雄で再び参戦。今回は兄がいる妹繋がりでヒーローズのフレイヤとペアを組んだ烈火初の双界英雄。どちらも兄に対しての事情や心境を抱えている者繋がりであり、期間はかなり開いたが、イースター版が出た夫や娘に続いた形でもある。
ハタリ版とステータスを比べると攻撃と速さがかなり上がったが守備と魔防は落ちてしまった。
専用武器はキラー武器効果と奇数ターン開始時のみ奥義カウント-2。
そして自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃速さ+6かつ奥義発動時、速さの(20+奥義発動カウントの最大値×10)%分ダメージに加算する。
もう一つは同条件で奥義発動時、敵から攻撃を受ける時に発動する奥義を発動不可かつ狙撃効果で奥義発動条件以外は伝承ナンナが持つ「大地の剣」と同じで機動力に加えて今までのカアラよりも攻撃面が増した構成。激突で弱化も効かず、紫煙で回避も付けると受け側でもある程度対応出来る。
双界効果は自分と同じ出典作品(烈火・ヒーローズ)の味方に攻撃+6かつ奥義発動カウント-2。これはイースターソニアと出典こそ違うが効果は同じ。
弱点はどれも耐久面が脆い。攻撃を仕掛ける事が前提で受けに回ると即撃墜される可能性が高い。回避を付与しない限りは騎馬特攻はもちろん、高火力の攻撃では為す術がない。遠距離攻撃には対応出来ないのと相手側も軽減効果無効を持っていると呆気なくやられる。
関連イラスト
関連タグ
アイラ:オマージュ元
リンディス:烈火の剣発売前はこちらがフィルの母親ではないか? と推測されていた。
エリーゼ:同シリーズの中の人繋がり