曖昧さ回避
- シナノキ属の落葉樹を表すドイツ語。
- ヨーロッパ原産の落葉樹セイヨウシナノキを原料とするハーブのドイツ語名。
- 「ファイアーエムブレムエンゲージ」の登場人物。本項で解説。
プロフィール
性別 | 男 |
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誕生日 | 6月29日 |
誕生日 | 175cm |
個人スキル | 歴戦の勘(装備中の武器の武器レベルが相手よりも低いと必殺+20) |
初期兵種 | セイジ |
初期素質 | 杖(天賦素質)/魔法 |
好きなもの | 散歩、工作、読書、勉強、料理、芋、実験、魔道書、興味深い結果 |
苦手なもの | 武器、掃除、激しい運動、実験の失敗、爆発の後片付け |
趣味 | 実験、若者との交流 |
特技 | 魔法を使っての菓子作り |
軍の中で一番 | 静電気を放つ |
称号 | 雷霆の賢者 |
CV | 蓮岳大 |
概要
イルシオン王国の賢者。元々はハイアシンス王の兄に仕えていた。
しかし王位はハイアシンスが継いだ事で主君であった兄王はイルシオンの城から去ってしまった、それでもリンデンは主君の後は追わずそのままイルシオンの王城兵として長年務め、その中で幼き頃のオルテンシアの遊び相手もしていた。
後に王城兵を引退したが邪竜復活の為に各地でイルシオン軍による侵攻を目的とした戦闘行為が各地で勃発し、リンデンも戦力として軍に徴集された。
しかし、イルシオン兵として戦場へ復帰したものの邪竜復活により豹変した国王ハイアシンスや幹部である四狗の命令によるイルシオン軍の各地への侵略行為に疑問を持っている。
故に本作では唯一、敵軍から会話で説得して加入するユニット。リュール、アイビー、オルテンシアのいずれかで説得可能。
主人公による説得の際には敵である主人公に対し胸中にあるイルシオンへの不信感を吐露する等戦意は殆ど無い。
しかし行方不明となっていた王族のアイビーやオルテンシアが敵側の神竜王軍に身を寄せている事を知り、忠誠を誓った王女達が居る場所こそが正しきイルシオンであると現在のイルシオン軍を離反し仲間になる。
過去作におけるロレンスやタウロニオと言った終盤に加入する敵国の老将ポジションであり、彼ら同様離反してもなお祖国であるイルシオン王国への忠誠心は高い。
……と、ここまではシリーズ恒例のいぶし銀の老将で中々に渋い風格を醸し出す人物なのだが……
その本質はシッチャカメッチャカな実験をしては爆発事故を起こし、更に被験者にも危険が及びかねない人体実験も行おうとするなど、学者気質が高じた故の問題行動も見られる生粋のマッドサイエンティスト。
もちろん神竜にも容赦はなく、千年もの眠りを実現した身体のメカニズムを解明して不眠に悩む者を助けるべく、サンダーを数発撃ち込んで反応を見たいと実験協力を依頼し、断られている。
なお、上述の通り実験には攻撃魔法のサンダーが使われることが多く、料理番になった際はサンダーの爆発で料理を作ろうとするなど、雷魔法を得意としていることが窺える。
一方で若者に年の功によるアドバイスをする等ちゃんと年長者としての振る舞いも見せ、その若者たちに遅れは取るまいと老いてもなお血気盛んな武人気質な面も見られる。
しかし祖国イルシオンが隣国ブロディアと長年戦争状態であり、彼自身も何度か侵攻作戦に参加した事がある故に戦争で両親を失ったザフィーアに対し贖罪と彼女の恨みを少しでも晴らせるのならと自身の命を差し出そうとするなど、歴戦兵としての業への向き合う姿も見れる。
祖国の為に戦う愛国者であり、長年闘いに身を置いてきた歴戦の戦人でもあり、狂気じみたマッドサイエンティスト、それがリンデンという人物である。
ちなみに神竜軍の中では唯一結婚歴があると明かされている。
ただし、妻はすでに故人(それでも想い続けてはいる)であり、3人の子どももすでに独立しているという。
ユニット性能
終盤で説得加入故に初期値は高く、初期兵種はセイジだが杖が天賦素質のため杖上限がAとなっている。最上位の雷魔法『トロン』を携えているため、彼を起用しないとしても加入はさせたいところ。
老体だが意外にも成長率は高く特に速さと魔防が高い、他の項目は凡庸だが初期兵種が魔法職にもかかわらず力の成長率も悪くない。
また、個人スキル『歴戦の勘』は条件を満たせば必殺率+20と非常に強力。
相手と自分の装備を参照と一見やや厳しい条件に見えるが、加入手時期が後半で敵が上位クラスの装備をしていることが多いため意外と条件を満たしやすい。
武器レベルが低いキラー武器を強化しスキル構成や兵種も必殺関連に特化すれば常時必殺率100%も夢ではない実用性とロマンを兼ね備えた唯一無二のキャラになることも可能。
絆の指輪オルエンSのスキル『ダイムサンダ』を効果的に使えるユニットでもある。
サンダー2連撃は唯一無二だが紋章士と両立できないデメリットも大きいという難点を抱えるダイムサンダだが、リンデンだと武器レベルDのためほぼ必殺率+20が確約されるうえ、必殺率に特化しても魔導書だとスキル込み50%前後が限界のところ、2連撃で必殺外しをある程度カバーできるというシナジーがある。
オルエンSの入手難度が問題だが、実現できればまさしく『雷霆の賢者』にふさわしい活躍が見られるだろう。