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概要

最強ジャンプ少年ジャンプ+にて連載されている、「ファイアーエムブレムエンゲージ」の公式コミカライズ版に登場するキャラクター。

ルブライト伯に続いて二人目の、原作ゲームには登場しないコミカライズ版オリジナルキャラクターにあたる。

2024年4月4日公開の第14話に初登場した。

イルシオン王国の辺境、ブロディア王国との国境近くの村に住む少年。

同郷の村人たちは戦火を避け疎開していったが、病弱で足が悪く動けない母親とふたり村に残り、周辺の町で薪を売って生活している。生活の貧しさのため、学園にも通えていない。

大半のイルシオン国民と同様、ブロディアは悪者だと教えられてきたが、実際にブロディア軍と交流し、その認識を改めることとなる。

作中での動向

村を宿営地にしていたブロディア軍に気づいて追い払おうとするが、不意討ちに失敗して捕らえられる。

しかしモリオン王は縄を解かせ、空腹のロータスに食糧を恵んでくれた。さらに家にいる母親のぶんの食糧まで用意してもらう。

「ブロディアは悪者」という当たり前に思ってきた認識が揺らぎつつ帰宅。ブロディア軍がいることは秘密にした。

そこへブロディア軍の魔導士を名乗る女性が、王命で母親の病気を治すためきた、と現れる。

※以下、『ファイアーエムブレムエンゲージ』コミカライズ版第14話のネタバレを含みます!

その魔導士はセピア

読者の我々からすれば当然、ブロディアの魔導士というのは真っ赤な嘘なのだが、それを知らないロータスはセピアを中に通してしまう。

数刻後、家の中にはすっかり病の治った母親の姿が。ブロディアが悪ではないと確信し、母とともにお礼をするためブロディア軍の宿営地へ向かう。

しかし、モリオン王が現れた瞬間に母親の様子が急変。突如短剣を取り出し、モリオン王に襲いかかったのだ。

実は、治療を称してセピアが家に入った際、彼の母親はセピアの手で殺害され、精巧な異形兵に作り変えられていた

モリオン王は傷を負い、ロータスが使った抜け道から入り込んだセピアの追撃で動けなくなったところを、邪竜ソンブルに連れ去られてしまう。

ロータスはリュールが庇ったため無事だったが、突然の愛する母との別れの悲しみに、静かな夜へ、ロータスの泣き声が響き渡った。

続く第15話によれば、その後はソラネルで保護されたらしい。

余談

  • 名前の由来は、蓮(ハス)の英語名Lotus。他のイルシオン出身者と同じく植物の名前由来。

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