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ルブライト伯

るぶらいとはく

「ファイアーエムブレム エンゲージ」公式コミカライズ版のオリジナルキャラクター。
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概要編集

最強ジャンプ少年ジャンプ+にて連載されている、「ファイアーエムブレムエンゲージ」の公式コミカライズ版に登場するキャラクター。

原作ゲームには登場しない、所謂オリジナルキャラクターにあたる。

2023年8月4日公開の第6話に登場した。


ブロディア王国の首都コルヌ近郊の一帯を領地として持つ有力者。

この解説が隣国の王女であるセリーヌの口からなされているあたり、国内外に相当な影響力を誇っていると考えられる。

その栄華を象徴するようにコミック内でも豪華な屋敷や整備された街並みが描写されているが、イルシオン王国との戦争や異形兵の襲撃の被害を受けているようで、行方不明者も多いという。


作中での動向編集

骨董品を集めるのが趣味らしく、紋章士の指輪を、それとは知らずフィレネの商人から買い取っていた。

指輪を買った使いが戻るまでの間、リュールアルフレッド、セリーヌの3人を屋敷に迎え入れ、温かく歓待する。


口調も穏やかで温厚な人物に思えるが、ユナカだけはルブライト伯の名前を聞くなり絶対に行くなとリュールたちに忠告しており、リュールたちが伯爵の屋敷に入った後もすぐに帰るよう促している。



※以下、『ファイアーエムブレムエンゲージ』コミカライズ版第6話のネタバレを含みます!





















一行は、ユナカの耳に届いた紋章士の声を頼りに隠された地下室を発見する。

そこにあったのは、大量の生贄が捧げられた邪竜信仰の教会であった。


彼は隠れて邪竜ソンブルを信仰しており、自分の領地が広がり豊かになったことも、邪竜の祭壇に人の生き血を捧げたことと結び付けて考えている。

上述のように領内で行方不明者が出ているのは、おそらく伯爵が生贄とするために攫ったものと思われる。

指輪の真の力についても最初から把握しており、これもソンブルを擁するイルシオンに引き渡すために手に入れていた。


また、暗殺者時代のユナカ(当時はラリマーと名乗っていた)に相当入れ込んでいたらしく、「姿」も「名前」も変えたユナカに対して、「殺気」でその正体を見破っている。

「おかげで私は今の地位を築くことができた」とまで語っており、また自分の元で働かないかと誘う場面もある。


ユナカに誘いを断られると、リュールたち一行をまとめてソンブルの生贄にしようと地下教会に仕掛けた毒ガスの罠を起動。

ユナカ以外の3人を行動不能に追い込むが、ユナカが事前に紋章士の指輪を奪っていたため、顕現された紋章士ミカヤの『大いなる癒しの手』で全員を回復され、逆に追い詰められることとなった。


その後の展開はあまり描写されていないが、兵士に捕らえられているようなコマとともに、リュールの口から「しかるべき処分を受けるでしょう」と語られている。



以上のように、彼はブロディアの有力貴族でありながら邪教の潜伏信徒でもあり、神竜や他国の王族の暗殺未遂を含む数々の悪事を起こし、さらには味方キャラクターであるユナカの過去にも深く絡んでいるという、大半のゲーム本編ボスよりも濃い属性の持ち主である。

また、本コミカライズ初のオリジナルキャラクターであることも手伝って、読者の印象に残るキャラクターとなった。

……あるページで見せた鬼神の能面の如く歪んだ顔芸のせいも多少あるかもしれない。


余談編集

  • 名前の由来は「ルベライト」。他のブロディア出身者と同じく宝石である。
  • FEエンゲージの登場人物で、苗字で呼ばれる人物は彼が初めて。

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