- 西洋中世における吟遊詩人。歌人。
- SRPG『ファイアーエムブレム』シリーズ、SRPG『ティアリングサーガ』に登場するクラス。
1の概要
「トルバドゥール」(Troubadour)は本来、中世ヨーロッパにおける詩人達の呼称。
トルバドゥールの詩の多くは「騎士道と女性への愛」がテーマ。
2の概要
4作目の聖戦の系譜以降に登場する女性専用の職業。簡単に言うならば馬に乗ったシスターとでもいうべき存在。
封印の剣より前の作品では剣を使う事も出来たが、ユニットの性質上力が低いため、戦闘向きではない。ちなみにこの時の上位職はパラディンであった。
封印の剣以降は杖しか使えなくなり完全にシスター(僧侶)と性質が似てしまった。移動力が高い一方でシスターや僧侶よりもHPや守備が低いという場合が多い。上級職はヴァルキュリアであり理魔法が使えるようになったため、力が低いので結局攻撃に向かない、という問題点は解消された。しかしながら封印の剣ではシスターやトルバドールがそれほど魔力の成長が良くないのでやはり魔道士(賢者)と比べると攻撃には向かない。但し烈火の剣以降は魔力もそこそこ上がるようになっている。
また聖魔の光石では前作までのヴァルキュリアに相当する職業としてマージナイトが登場したため、ヴァルキュリアは杖と光魔法に変わったが、他の作品では基本的に理魔法を行使する。
シスターと比べてお嬢様キャラクターが担当することと、彼女たちより後に加入することが多いのが特徴であり最初にリライブを持っている事が多い。
ifでは「ロッドナイト」という名称に変更され、男女共用職となったが、上級職は男女で若干異なる。上級職は男女共通して魔法を使えるストラテジストと、男性ならバトラーで女性ならメイドになれる。バトラーとメイドは相手を弱体化させる暗器を使うことができ、また杖の武器レベルが唯一Sまで上がる。
名前の由来は上記のトルバドールからだと思われる。
インテリジェントシステムズの旧公式サイトの聖戦の項目では、トルバドールのイメージイラストが2種類見られたが、片方は男性らしきトルバドールも描かれており、どことなく本編ではバード(詩人)のレヴィンの面影がある。もう片方では頭に鳥の羽を差し、剣を構えたエスリン似の女性が馬に乗っており、羽飾りはナンナに引き継がれた可能性がある。
しかし、他にも「ペガサスナイト」の上級職が「ファルコンナイト」となっているあたり、名前の由来を考察するのもヤボな話なのかもしれない。
ちなみに、「世界樹の迷宮」英語版ではバードの役職がTroubadour表記となっている(なおバードはドルイドの役職に由来した名称でありTroubadourとは厳密に言うと異なる)。
ちなみに
『ファイアーエムブレム トラキア776』においてトルバドールになっている女性キャラが馬から降りた状態で敵に攻撃する時に戦闘画面に入ると何故か「腰部分の左右にプレートが付いた軽鎧+タイトスカート+長靴という服装をしている女騎士」という外見になるが、これはドット絵のみとなっている汎用物である。
トルバドールが歩兵状態の場合、マントを羽織っておらず、腰部分にプレートがあったり、スカートがタイトミニになったり、必殺攻撃にはジャンプしたり、その場で体を横に一回転させたり、バク宙をしてから切りつけるモーションがある。
関連動画
ファイアーエムブレム トラキア776
関連イラスト
関連タグ
トラキア776 封印の剣 烈火の剣 聖魔の光石 ファイアーエムブレム覚醒 ファイアーエムブレムif
シスター パラディン ヴァルキュリア マージナイト バトルシスター
エスリン ナンナ ジャンヌ クラリーネ プリシラ ラーチェル マリアベル
ジョーカー フェリシア エリーゼ フローラ ディーア フォレオ