ラーチェル
らーちぇる
ロストン聖教国の王女で、「光の聖王女」の二つ名を持つ。
両親は既に他界しており、現在のロストン正教皇であるマンセルは彼女の叔父である。
邪悪な存在である魔物を成敗する事を使命としており、ロストン出身のバーサーカー・ドズラと、カルチノ共和国出身の雇われローグ・レナックを従えて、魔物退治の旅をしている。
自らの使命と正義を貫き、決して揺るがない絶対の自信を持っているが、その破天荒な性格から我侭あるいは自分勝手と映る事もあるかもしれない。
しかしながら、決して他人に無関心という訳ではなく、同年代かつ同性であり、王女同士でもあるエイリークの事は特に気にかけており、特別に自室に誘ったり、彼女との支援会話では歳相応の女の子として友達のように親しく接する姿が見られる。
また、エイリークやエフラムが親友であるリオンの事で思い悩んでいる時には二人を励ましたり、元凶である「魔王」に対抗するための鍵となる「聖石」の伝承を伝え、進むべき道を示すといった事もしている。
回復ユニットだけあってHPと守備は上がりづらいものの、それ以外の能力は目を見張る程の成長率の高さを持ち、HPと守備以外の全ての能力がクラスの能力限界値に達する事も珍しくない。
クラスチェンジするまでは攻撃手段が無いが、クラスチェンジ後はその高い魔力で放たれる光(理)魔法で次々と魔物達を退治してくれる事だろう。
素早さと幸運も高く、敵の攻撃を回避しやすいが、前述のようにHPと守備が低く、攻撃が一発命中するだけでも致命傷となり得るため、過信は禁物である。
支援相手はエフラム、エイリーク、ヒーニアス、ドズラ、レナック、ヨシュア。
その中でもエフラム、ヒーニアス、ドズラは支援レベルがAになると、エンディングでの後日談が変化する。
ファイアーエムブレム覚醒では、配信キャラクターとして「彼女を描いた魔符」というかたちで登場した。
覚醒ではなんと、馬を降りてバトルシスターになっており、杖ではなく斧で敵をぽこぽこにする姿を見る事ができる。スキル構成でトルバドールからクラスチェンジしたであろう事を窺わせている。
更にあのボルトアクスを所持しており、貴重なボルトアクスの安定した入手手段として重宝できる配信キャラとなっている。
また、配信キャラは本人含めて最大10人までの部隊を組んでいるが、彼女の部隊は最大レベルのバーサーカーとトリックスターの2人を率いた計3名の部隊となっている。 このバーサーカーとトリックスターは、ドズラとレナックを再現していると思われる。
光の聖王女 ラーチェル
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | イーヴァルディ(専用) |
奥義 | 爆光 |
B | 回復3 |
C | 魔防の指揮3 |
2018年1月から登場。
原作の上級職ヴァルキュリアで登場しており、ロストンの双聖器、"光輝"「イーヴァルディ」を持っている。
ステータスは攻撃速さ魔防は平均的だがHPと守備がかなり低い。
専用武器「イーヴァルディ」は守備3と敵のHPが100%の時は戦闘中、攻撃速さ+3と敵の体力が満タンの時に発揮するスキル…なのだが、実はステータスと武器スキルが全く噛み合ってない。元々守備が低い上に速さも中途半端で追撃を受けやすい事もあり、発動条件も厳しいのでスキル継承は絶対必須。ブラーブレード+で運用すれば使いやすくなる。騎馬特効に弱い点も注意。
パッシブCはタイプ混成向き。しかし騎馬タイプは騎馬専用のバフを使った方が強いことも多いので変更推奨。
2021年3月のアップデートで錬成武器対象に。戦闘開始時に敵のHPが75%以上だと攻撃速さ魔防+3に変更。特殊錬成効果は敵のHPが75%以上だと敵の攻撃魔防-5かつ戦闘後7回復する追加効果。これで火力と速さが補えるようになり、噛み合わなかったスキルとステータスが改善された。
2022年8月から神装英雄に選ばれた。エイリーク、ターナに続いて三人目のアルフ王国の衣装。
収穫祭の聖王女 ラーチェル
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | フラスコ+ |
補助 | 攻撃速さの応援+ |
A | 鬼神飛燕の一撃2 |
B | 速さ魔防の大共謀3 |
2019年10月に登場したハロウィンの超英雄でラーチェルで初の超英雄。
通常版とステータスを比べると守備と魔防は下がったがHPが上がり、中途半端だった攻撃と速さは上がってかなり改善されている。
武器の「フラスコ」は「獅子奮迅3」の効果を内蔵している。速さ魔防の大共謀でデバフを発動させてから攻撃する主流となっている。通常版と違い、体力の条件が必要なくなったので扱いやすくなっている。相変わらず騎馬特効には弱いので注意。
マッドサイエンティストのような仮装で、ドズラの仮装から元ネタはおそらく「フランケンシュタイン博士」と思われる。
ロストン正義の志 ラーチェル
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/騎馬 |
武器 | ロストンの霊杖(専用) |
補助 | レスキュー+ |
奥義 | 業火疾風の祝福+ |
A | 攻撃速さの渾身4 |
B | 速さ魔防の遠影3 |
2021年4月に登場した子ども超英雄で1年半ぶりの実装となる。下級兵種のトルバドールで実装。
通常版とステータスを比べるとHP/攻撃/速さが上がっているが苦手の守備はさらに劣化。
専用武器の「ロストンの霊杖」は神罰の杖とターン開始時に周囲5マス以内にいる最も近い敵の魔防-6、反撃不可を付与。5マス以内はかなり広い範囲なので状態異常にかかりやすく、飛空城としての運用も最適。もう一つの効果は自分から攻撃した時は戦闘中、攻撃速さ+6の鬼神飛燕の一撃効果。
注目は速さ魔防の遠影3。
戦闘中、敵の速さ魔防-3に加え、攻撃などの行動終了時、行動前に移動した分の距離を再移動可能。ぶちかましなどのワープするスキルは移動カウントに加算されない。一マスだけ行動すれば再移動の時は二マスとなる。しかし子どもターナとは違い、再移動時に移動マス+1はない。
隙を付いての攻撃と回復や味方サポートを両方使えるアタッカー兼ヒーラー。
しかし騎馬特効に弱い点はそのままで見切り・反撃不可を持っているユニットがいると無効化され、反撃で倒される可能性もある。近接武器には要注意。
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