概要
覚醒
初登場作品。「シスター」の上位職の一つであり、杖に加えて斧も扱う事が出来る職業。
杖+斧という異例の組合せは『ファイアーエムブレム』シリーズ初。ちなみに男性版は「バトルモンク」となる。
斧を使えるため攻撃面でも強い……のだが、下級職である「シスター」は力が全く必要無く、成長率もそれ程高くないため決して使い勝手が良いクラスではない。
一応ユニットとしてはリズが最初から「シスター」であるため、そのまま育てると「バトルシスター」と「賢者」の二択になる。
「賢者」にした方が使い勝手は良いが、リズは「シスター」の割に力が伸びてくれるので「バトルシスター」にしてしまうのも一つの手であろう。但し、力はともかく守備はやや劣るため、前衛に出すならダブルを利用するかドーピング、或いはチェンジプルフで鍛えなおすことも検討した方が良いかも知れない。
ちなみに元々魔力が伸びやすいクラスであるため、「ボルトアクス」を使う上では最も適したクラスと言える。
リズ以上に「バトルシスター」が向いているのは何と言ってもルフレであろう。力も魔力も満遍なく伸びる上、力も魔力も上限が相応に高い為、華炎のスキルを非常に有用活用することが出来る。力も魔力も40くらいまでは伸びるため、上げづらいとはいえ、杖レベルをしっかり上げれば長距離「リブロー」で回復役としても活躍出来る。
そしてLv.15で習得出来るスキル「回復」は非常に便利(これを獲得するためだけに「バトルシスター」になるのも大いにアリ)。
一方で上位職になると杖で入手出来る経験値がかなり減ってしまうため、力が伸びないユニットでこの職業に就いてしまうとレベルアップに苦労することになる。
リズはともかくマリアベルは「バトルシスター」にしない方が無難。ただ、言動的にやたらマリアベルがしっくりくるので困る。もしマリアベルで「バトルシスター」を目指すなら「リブロー」や「リカバー」等の経験値が多く入る杖を利用していきたい。
風花雪月
有料DLC「エキスパンション・パス」のサイドストーリー「煤闇の章」を進めると習得できる特級職。斧ではなく、格闘術と信仰の技能を要する。取得条件はLv20以上かつ格闘術B+・信仰C+以上。
格闘術の兵種である拳闘士とグラップラーが共に男性専用の兵種であるため、バトルシスターは女性では唯一の「格闘の達人(格闘の攻撃を+5)」を持つ兵種となっている。そのため女性ユニットに格闘をさせたいならバトルシスターを目指して信仰を上げることになる。
一方、DLC前は女性の格闘兵種がなかったためか、格闘術が得意な女性はカトリーヌと女主人公のみ(DLCを含むならコンスタンツェも)とかなり少ない。兵種特性を生かせるユニットが少ないのは残念なところ。
余談
ファミ通の記事でリズが斧をブン回してご満悦、等と紹介されたこともあり「バトルシスター」=リズという印象も強く、風花雪月の衣装もリズが元ネタと思われる。
4作目『聖戦の系譜』のラナは、たいがいの場合父親のせいで、シスターにもかかわらず力がガンガン伸びた。この為二次創作でフィジカル系シスターとして弄られることになる。ひどいときには父親がレックスという設定で斧をぶん回していた。漫画・SSのみならず、SFCエミュレータ用改造ROMイメージで実際に斧をぶん回せるようにした例まであるほど。