概要
古の竜神種族の一人。過去作のファとは異なり、変身後の姿はかなり厳つい。彼女によれば年齢は1200歳くらいらしい。
人見知りな性格で、その見た目の割には若干ませたところもある。他人の気持ちに敏感で、相手を思いやる描写もゲーム中で多く描かれている。
ポカラの里の人々からは「竜神様」として崇められている。実の両親はすでに他界しており、彼女の世話は同族のムルヴァがしてきた。彼女自身もムルヴァのことを「おとうさん」と呼び慕っている。
グラド帝国の異変を感じとり、ポカラの里の賢者サレフと共に調査に出たものの、その途中でグラド軍の戦闘に巻き込まれてしまい、サレフとはぐれ、竜石を取り上げられてどこかへ連れて行かれそうになる。そこで偶然出会ったエフラムに助けられ、以後、彼について行くことに。
物語分岐でエイリーク編を進んだ場合でも彼女はエフラムについて行くので、彼女の心情を描かれることは物語終盤まであまりなく、ストーリー的な出番の多さは控えめ。
エフラム編ではエフラムとの会話がかなり多めにあったり、13章にて帝国将軍のセライナと会話があったりと、エイリーク編に進んだ時と比べて出番がだいぶ多くなっている。
ストーリー的に大事な役回りを担当しているので、戦闘でHPがゼロになっても死ぬことはなく、撤退扱いになる(ただし、次章からは使えなくなる)。
自分の話を最後まで聞いてくれたセライナ、「おとうさん」と呼び慕っていたムルヴァと死に別れるなど、ストーリーではかなり不幸な目に遭っている。だが、20章クリア時のセリフやEDでの会話から、それを乗り越えて精神的に成長していったようである。
支援関係を結べる相手はエフラム・サレフ・ドズラの3人。この内、エフラムとサレフとはED時に支援Aになっていると、後日談が変化する。
エフラムとの支援会話Cで「エフラムのこと……おにいちゃんって呼んでもいいですか」と発言したため、エフラムは(ネタ的な意味で)ロリコン扱いされる羽目になったりしている。
ユニット性能
過去のマムクートの例に漏れず、凶悪なまでの成長率を誇り非常に強力。特にHP・守備の成長率が素晴らしく、一度のレベルアップで能力が2上がったりすることも。
飛行系ユニット扱いなので、山岳地帯や水上も縦横無尽に進むことができる。ただし、弓での特効ダメージも普通に喰らうので、敵の弓兵には注意が必要。
今作の竜石は魔物に特効ダメージが入るので、対魔物の切り札にもなる。
ただし、過去作に比べて使用回数は大幅に増えたものの、今作の竜石は基本的に1品物なので、貴重品を出し渋る人には使われなかったりもする。
地道に披ダメージ時の経験値で稼いだり、少ない戦闘でレベルを上げる等の工夫でこの問題はなんとかなるので、よく考えて運用しよう。
ヒーローズ
無垢なる竜人 ミルラ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 竜/飛行 |
武器 | 神炎のブレス(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 獅子奮迅3 |
C | 竜刃の鼓舞 |
2018年1月から登場。原作同様、飛行ユニット扱いにもなっている。
ステータスは攻撃、守備、魔防が高め。
専用武器「神炎のブレス」は、敵より守備が5以上高い場合は敵は追撃不可という強力な効果を持つ。彼女自身の守備の高さと、二種の兵種によるバフを受けられるため、条件は満たしやすい。
重装系ユニットにも匹敵する頑丈さを誇るため、壁役に適任。ただし、ファルシオン持ちには特効と属性で二重に弱点を突かれる点は注意。他にも、スキルを発動しにくい重装系ユニットにも気を付けよう。
もう一つの弱点である弓に関しては、聖印の「アイオテの盾」やAスキル「遠距離反撃」で対処出来るので、優先して強化すると良いだろう。
2020年6月のアップデートで錬成武器対象に。条件が1以上に緩くなって発動しやすくなった。特殊錬成効果は自分のHPが25%以上かつ周囲2マス以内に味方がいれば戦闘中、全ステータス+5と敵の絶対追撃を無効。これで条件の緩和と絶対追撃封じに耐久面がさらに強化する新たな個性を得た。
その分条件が増えたのでHPの管理や組むユニットを考えよう。
余談だが、その強さと可愛さ目当てに大量のオーブを投入したにもかかわらず、彼女を当てられなかった多くのプレイヤー達から、原作の彼女の台詞「石を返してください……」でネタにされたりもしている。
2020年の12月に蛍石セライナが実装。想いを集めてセライナ編にて石を落としたミルラがセライナと新しいお友達と落した石を探す物語となっており、最後に石を見つけた際に石を持ってるゴワゴワに対して「石を返してください…」と発言し話題となった。
無垢なるお化け ミルラ
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 竜/重装 |
武器 | 精霊のブレス(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 守備魔防2 |
B | 迎撃隊形3 |
C | 重装の行軍3 |
2018年10月からの超英雄でミルラ発。
通常版とステータスを比べるとHPと守備が上がっている。
専用武器である「精霊のブレス」は守備+3のパッシブ効果に加えて、自分から攻撃した時、敵より守備が5以上高い場合、必ず追撃する効果を持つ。
素の守備の高さとAスキル「守備魔防」のおかげで条件は満たしやすい。
Bスキル「迎撃隊形」は、苦手な速さをカバーしつつ奥義発動カウント変動量+1にする優れた効果。Cスキル「重装の行軍」で重装ユニットと隣接していれば、移動力を上げる事も可能。
ただし、速さが低いのは据え置きで追撃されやすく、ファルシオン持ちからのダメージは緩和されたものの、伝承マルスや総選挙アルムの高火力持ちがやってきたので結果的に危険な事に変わりなく、他の竜特効持ち(特に伝承チキと伝承ユリア)相手は辛い。
重装特効も痛いので、通常版とは違った運用が求められるだろう。
「2周年記念!選抜英雄召喚」では神階英雄のドーマ・伝承英雄のリンディスとアクアがランクインしているが神階英雄でも伝承英雄でもないハロウィンverのミルラがこの中で唯一ランクインしている。
2022年1月のアップデートで錬成武器対象に。
戦闘開始時に敵より守備が1以上高い時か敵のHPが75%以上の時に条件が変更。さらに戦闘中、自身の攻撃+5と敵の攻撃-5の効果も追加。特殊錬成効果は周囲3マス以内に味方がいる時は戦闘中、さらに自身の攻撃+5と敵の攻撃-5かつ敵から攻撃された時、敵から受ける追撃のダメージを70%も軽減。
これで敵のHPか守備次第で絶対追撃が可能になり、こちらの攻撃増加と敵の減少、ダメージの軽減と更なる個性を得た。
春風が結ぶ絆 ミルラ(双界英雄)
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 竜/飛行 |
武器 | 紫翠のブレス(専用) |
奥義 | 夕陽 |
A | 遠距離反撃 |
B | 竜の逆鱗3 |
C | 攻撃魔防の牽制3 |
2021年3月に登場した超英雄で約二年半ぶりの登場。今回は同じマムクートである覚醒のンンとの双界英雄で聖魔初。
通常版とステータスを比べると攻撃守備魔防は上がったがHPは下がった。
専用武器の「紫翠のブレス」はキラー武器系効果と錬成ブレス効果。そして攻撃された時か敵のHPが満タンの時は戦闘中、全ステータス+5かつダメージを40%軽減。遠距離反撃はおそらく通常版の遠距離反撃運用がデフォルト化した。追撃を封じる効果は消えてたが逆に比較的発動条件が容易になり、耐久値も上がった。竜の逆鱗で低い速さをカバーするようになり、牽制で弱らす効果も。
双界効果は自分と同じ出典作品(聖魔の光石・覚醒)の味方に敵の追撃不可を付与する。そして自分のみ飛行特効無効が発動する。一度だけしか発動できない。
弱点は共通で飛行特効と竜特効。追撃封じ出来ても攻撃されると反撃不可で一方的に攻撃される伝承マルスやレイヴン効果と竜特攻のナギには喰らわないように動く必要がある。レイヴン効果と魔防も比較的高い憑依リオンやソフィーヤにも注意したい。
護りし竜人 ミルラ(伝承英雄)
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/飛行 |
武器 | 竜神のブレス(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 守備魔防の連帯 |
B | 竜鱗障壁3 |
C | 闇の樹海の守護竜(専用) |
2022年5月から風の伝承英雄として登場。時系列は本編のその後。これでミルラに全ての属性が揃った。
通常版とステータスを比べると守備と魔防が上がっているがHPと速さは下がってしまった。とくに守備は全飛行ユニット中二番目で補正無しだとエコーズパオラを抜いてトップ。
専用武器「竜神のブレス」はキラー武器効果と錬成ブレスに加え、自分から攻撃する時か周囲二マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の全ステータス-5かつ自分は絶対追撃と30%ダメージ軽減効果。軽減効果は複数あると乗算されるため、この30%軽減したダメージをBの竜鱗障壁でさらに最大40%まで軽減でき、最大58%のダメージカットが可能。
Cスキルの闇の樹海の守護竜はターン開始時、周囲二マス以内に味方がいると守備魔防+6かつ「敵は追撃不可」付与と敵が自分の周囲4マス以内へのスキル効果によるワープ移動を不可にする「敵ワープ抑制」を付与する。この効果は門番の専用Bスキル「異常なしであります」から、進軍阻止の効果を除いたようなもの。救援や離脱はもちろん、イースターソニアや花嫁カチュアなどのワープ効果を遮断する。
今までと同じ竜特効と飛行特効で軽減効果無効のスキルや奥義も弱い。それを合わせ持つ伝承ベレトやシノン、ウル、子供ヒーニアスは天敵。絶対追撃や追撃封じを持っても見切り・追撃効果で効果を消されたり、遠距離相手には反撃出来ないのが痛い。遠距離反撃か遠反系スキルで少し補うのも手。
愛しの竜人さま ミルラ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 竜/重装 |
武器 | 無垢なる愛のブレス(専用) |
奥義 | 重装の聖炎 |
A | 守備魔防の竜眼 |
B | 魔の守備隊形 |
C | 闇の樹海の竜神(専用) |
2024年2月の超英雄で約三年ぶりに登場。ハロウィ版以来の重装ユニット。
伝承版とステータスを比べると速さはかなり落ちてしまうがそれ以外は上回った。
専用武器はキラー武器、錬成ブレス、遠距離反撃に加えて敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時、周囲3マス以内の味方の数×4+6分、自分と敵の攻撃が増減(最大14)して奥義カウント変動量+1と戦闘後にHP7回復。もう一つは同条件で魔防版の回避効果。味方が多ければ多いほど攻撃を強弱を行える。
専用Cスキル「闇の樹海の守護竜」のグレードアップ版が登場。効果条件に変化はないが新たにバレンタインミルラと支援を組んでいる味方が周囲2マス以内にいると支援相手にも同効果を付与する。逆にいない場合は周囲2マス以内にいる最も守備が高い味方が対象となる。
もう一つは周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、キャンセル効果と敵のダメージ軽減を半分無効。
そして護り手・遠間を内蔵しており、発動した時は戦闘中、攻撃守備魔防+4。特定の味方にも付与してワープ妨害を行えるようになるが「敵は追撃不可」が無くなった。
竜特攻、重装特攻、レイヴン効果と弱点は多めだが防御面は固く簡単には倒せない。しかし軽減効果無効や反撃不可に弱いのと味方依存なのでいないと弱くなる。
関連イラスト
関連タグ
イシュタル…同シリーズの中の人繋がり。