概要ですわ!
ファイアーエムブレム封印の剣に登場するキャラクター。
エトルリア貴族リグレ公爵家の令嬢。烈火の剣に登場するパントとルイーズの娘で兄にクレインがいる。
登場は4章。ラウス領主エリックに軍務中の兄に会わせてやると騙されナーシェンへの手土産として捕らえられていた。
が、ナーシェンと顔を合わせてすぐに彼を罵倒したため不興を買い、同じタイミングでリキア同盟の残党に城を奪い返されたという報告が届き、ナーシェンがその対応に動かざるをえなくなったため彼が戻ってくるまで牢内に閉じ込められてしまう。
そこをエリックに雇われていたルトガーに助けられるが、外は既にロイ率いるリキア同盟の残党とラウス軍の戦場になっており、通りかかったロイに自分を護衛するよう言い放つ。
マリナスは反発するものの事情を推察したロイがあっさりと了承したためクラリーネは自分のペースを乱されつつもリキア同盟軍に加入することになるのだった。
性格は高飛車で世間知らずと人当たりがいい父や兄とは正反対であり、そして重度のブラコンである。
兄より素敵な方はいないと豪語しており、自分より先に兄の怪我を治したシスター(味方に加入するシスターはエレンのみであるため、おそらくエレン)にキツく当たって泣かせるなどクレインが関係することには暴走しがちで本人からは何度も諌められている。しかし挫けない。
一方で自分を助けてくれたルトガーや理想的な騎士の振る舞いを見せるランスに惹かれるなど他の男性が目に入らないわけではない。
また貴族令嬢らしくお洒落や身だしなみには自信があり、身なりに気を使わない軍内の人間には上から目線ながらお節介を焼いたりする。
ユニット性能ですのよ!
パラメーターは速さと幸運が非常に高く支援効果を付けてしまえばほぼ全ての攻撃を回避することも可能。反面HPと守備は低く非常に打たれ弱い。一発でも当たってしまえば致命傷、即死になることも多く、敵の移動距離と自身の回避率を見極めて運用する必要がある。
また騎馬ユニットであるため移動力に優れるものの魔力の成長率は然程高くないので回復量が伸びにくいのが難点。
しかしクラスチェンジすれば攻撃が可能になり微妙な魔力も削り役として見れば非常に優秀になる。前述の通り高い回避力を活かして主力アタッカー兼回復サポート要員にもなれる。
同職の魔道軍将や兄より遥かに強いと評判で、クレインとの支援会話では戦いが終わったらかつての父のように魔道軍将を目指すと語るがもう余裕でなれるだろと思ったプレイヤーは非常に多いだろう。
『ファイアーエムブレムヒーローズ』にも登場しましたの!
属性 | 無 |
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武器種別 | 杖 |
タイプ | 騎馬 |
武器 | フィアー |
補助 | セインツ |
奥義 | 疾風の祝福 |
パッシブA | 魔防3 |
無属性の杖キャラとして登場。原作を意識してか騎馬ユニットの回復役である。
原作再現だと言わんばかりに速さが高く守備・攻撃が低いという成長を遂げるが、原作とは違いヒーローズでは攻撃は必中という仕様ゆえ、ただただ打たれ弱い回復役というイメージの悪いキャラになりがち
彼女に限らず島国の王女さまとか、武者修行する娘とか草原の人や紅の人など必中システムで割りを食ってしまったキャラは多いが、彼女の場合は更に杖のダメージ式が『攻撃-魔防=/2』という仕様でダメージもロクに与えられないという仕様が頭を悩ます。
そのくせ回復魔法が「自身の受けたダメージを回復量に上乗せ」する『セインツ』であり、低耐久ながらも被弾しないと回復役すらこなせないありさま。
一見するとどうしようもないイメージだが、速さだけは高く杖ユニットでは期間限定キャラを除けばマリアに次いで二番目に高く、全体で見ても高めの数値なので追撃だけは受けにくい。
またセインツには「回復量の半分自身を回復」させる効果があり被弾した自身を立て直すことが比較的容易なので、
追撃を受けにくい速さ+自己回復という要素が噛み合い低耐久ながらも壁役として優秀という妙な現象が起こっている。
自身の攻撃魔法も対象の攻撃を落とす「フィアー」なのも生存率向上に一役買っているのもミソ。
非常に癖は強いが使いこなせれば物理・魔法どちらも受けられる騎馬の壁役として高く機能してくれるだろう。