もしかして→ルドガー
クラス:剣士→ソードマスター
概要
「ファイアーエムブレム封印の剣」に登場するサカのブルガル出身のベルンと混血の剣士。口数が少ない。
過去にベルンの侵攻により一族が滅ぼされたが、外見にベルンの血が色濃く出ていたため見逃され、それ以来ベルンに対する強い憎しみの思いを抱きベルンへの復讐の為に生きている。
キルソードを持参して斬りかかってきて、杖使いの説得に応じて加入してくれる、ナバールの系譜。
ラウス侯エリックに雇われていたが、エリックにつかまっていたクラリーネを密かに逃がす。直後に戦闘に駆り出されるが、先程逃がしたクラリーネから説得され(文句を言われたともいう)、ロイ達がベルンと敵対していることを知り、ロイ一行に加入する。
なお、ディークとは戦場で何度も会ったことがあるようで、ベルン動乱以前からの知り合い。
「おまえの背中に最初の傷をつけるのは、俺だと決めている」
暗い性格、あるいは復讐鬼のようだが、クラリーネを助けたことをはじめ、復讐以外の感情もきちんと残っているようである。支援会話でもそういった面はしばしば見られ、特にカレルとの支援では復讐を最大の目標とする以前のルトガーに関する話が垣間見える。
名前は映画『レディホーク』で主人公エチエンヌ・ナバールを演じた俳優ルトガー・ハウアーから取られた、という説がある。
ユニット性能
封印の剣で最強のキャラクターは誰かと聞かれたとき、その候補筆頭として挙がるほど強いユニット。
封印の剣は、能力値としては速さの重要度が高く、武器種としては剣が比較的優遇されている。よって彼ら剣士はその方向性が環境にとても合っているのである。加えて剣士の上級職であるソードマスターは、なんと必殺率+30%という破格の補正をデメリットもなしに受けており、本来の弱点である非力さをほとんど感じさせない。キルソードを装備すればそれだけで必殺率60%になり、ほぼ全ての相手を瞬殺できる。そして敵援軍として出現するためにハードブーストの対象にもなっており、元々さほど不足していなかった初期値がハードモードではより増強されて加入してくれる。
森などの地形に陣取れば、三すくみで不利を取らされる槍が相手でさえ無双できるほどの性能を誇り、FEシリーズにおける剣士最盛期の象徴的存在(封印の剣で暴れ過ぎたためか、次回作以降のソードマスターはマイルドに調整されていくことになる)。
支援相手にも恵まれており、主要な支援相手となるクラリーネ・ディーク・フィルはいずれも実戦に堪えるユニットであり、かつルトガーの必殺率を大きく上げてくれる組み合わせ。支援を活用した上でキルソードや倭刀といった武器を持てば、必殺率は100%前後にまで達する。
短所と言えるのは薄幸と紙装甲くらいだが、そもそも速さを活かして回避するのが主になるので、地形にさえ気を付けていればあまり気にならないだろう。ただし低確率を引いた場合はあっけなく散っていく。またキルソ剣士の宿命として、やっつけ負けのリスクはある程度どうしても付き纏う。
同じくソードマスターになれるハードブースト対象のフィルとどちらが強いか議論になることもある。こちらと違いフィルは薄幸ではないので安定感があるというような意見もある。
しかし育ち切ったあとの使用感はそこまで変わらないため明確な上下はつけがたい。また両方を出撃させられるだけの出撃枠は確保できることがほとんどなので、上下があるとしても競合はしない(両方使えばいい)。何なら互いを支援A相手とすることで互いの必殺率を+15%することもできる(Bでも+10%ずつ)。
ヒーローズ
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/歩行 |
武器 | キルソード鍛+→流浪の鋭剣(専用) |
奥義 | 復讐 |
A | 攻撃守備の絆3 |
B | 待ち伏せ3 |
2019年3月に大英雄戦で登場。大英雄では初の絆スキル持ちとなっている。
ステータスは原作同様に速さは高いが攻撃は剣士のわりにやや低い。
当然のようにキルソードを持ってきた。ベルンの憎しみも含めて奥義も復讐となっている。
汎用性もかなり高く、回避系や遠距離反撃の適性もピッタリ。錬成や限界突破を活用して低い攻撃をカバーすれば活躍してくれるだろう。
2022年8月のアップデートで専用武器「流浪の鋭剣」が登場。キルソード鍛+の上位互換かつ敵のHPが75%以上なら戦闘中、攻撃速さ+5かつ柔剣3の効果で特殊錬成効果は自分のHPが25%以上ならさらに戦闘中、攻撃速さ+5かつ回避効果。これで攻撃と速さが上がるだけでなく柔剣と回避で奥義加速とダメージ軽減の個性を得た。