クラス:マムクート
概要
封印の剣
数少ない純血の神竜。外の世界を見たいあまりにナバタの里を抜け出してしまい、ベルン軍に囚われてしまう。その後ロイに救出され同行する。外見どおり非常に無邪気で人懐っこい幼女だが、竜族は成長が極端に遅いため、その実年齢は不明。
本名は人が聴き取ることのできない言語による長い名前であり、「ファ」とはそのごく一部に過ぎないという。便宜上の愛称のようなものなので、名前のように敬称を付けて呼ばれることは好んでおらず、エルフィンに「ファさん」と呼ばれたら訂正していた。ただファンからは(一文字だけだと呼びづらい、検索しづらいという事情もあり)「ファたそ」で定着している。
ユニットとしてはチキ同様高い成長率を誇るが、竜石の使用回数は30回と少ないので効率よく使っていく必要がある。またラスボスを救済する鍵を握っている重要な存在でもある。
覇者の剣
上記「封印」とは少し異なり、勝手に里を抜け出すような事はなくアルやロイと共に行軍。また、「封印」および「烈火」では平仮名ばかりの言葉であったが漢字も使っている。
ティーナがゼフィールとの戦いに倒れたアルを目覚めさせるべく里を訪れたときに出会い、時を同じくして神殿からフォルブレイズを奪った骸の民をイグレーヌと共に追撃するも、危うく凶刃によって瞳を貫かれそうになりショックで竜化を解かれ逃げられてしまった。
その後の「揺れる王国」編ではエトルリア王の捜索をしているアルに後から同行し、ナーシェンの手にかかりそうになった王を間一髪のところで救出に成功するという大手柄を成し遂げる。
烈火の剣
ナバタ砂漠の民家で「おするばん(作中表記)」中。20年後の『封印の剣』と全く変わらぬ姿で登場する。ルセアで訪問すると、ルセアを女性と間違えてしまう。(なお、「封印」ではエルフィンを最初女性と勘違いしていた)。また、レイヴァンで訪問すると、実年齢は若いユニットながら彼を「おじちゃん」と呼ぶ。
ヒーローズ
神とよばれし竜 ファ
「ファはね、
しんりゅうぞくのいきのこり…
なんだよ!」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 光のブレス+→悠久のブレス(専用) |
補助 | 引き寄せ |
B | 回復3 |
C | 攻撃の威嚇3 |
初期から登場。竜石の使用回数が決まってた原作と違い、好きなだけ戦闘できるようになったのが嬉しい。本人の性能としては、攻撃では他のマムクートに比べてやや劣るが魔防が高めで回復と攻撃の威嚇のスキルを持ちかなり粘り強い。
攻撃の「光のブレス」は魔法扱いで自分から攻撃したとき周囲1マス以内にいる味方の守備と魔防を+5する。このままではやや使いづらいが、錬成すると「戦闘中に攻撃すれば、次の自分のターンまで自分及び2マス以内の周囲の味方の全能力を+5する」という全方位的な超強化がされる。
全能力+5という強化値は極めて強大で、単独でも攻撃後の自衛能力が大幅に高まり、乱戦時や〇〇ブレードを使う味方がいれば目を見張る効果を発揮する。
後にブレス系の錬成効果に「相手が2距離なら守備と魔防の低いほうで計算」という強力な効果が付与されたため、ファも全体の中ではかなり強力なユニットとなった。
ステータスも俗にいう「ロリ補正」がかかっており一般ユニットより高く、またステータス配分も安定しており使いやすい。
以前は緑属性のマムクートはファのみであったが、ギムレー及びミルラが実装されている。ファが歩行なのに対し、ギムレーは重装、ミルラは飛行となっている。元々のマムクートが少ないこともあって、初期キャラでありながらキャラが個性を保ち続けているキャラである・・・のだが現在、夢(透魔)カムイ及びカンナ、ナギが個性が付いているキャラがどんどん追加されている。
カムイとカンナは歩行。ナギは重装と強力な個性を持っているので現在は若干立場が危うい状態となっている。
だがどれも☆5限定。何よりファは☆3-4排出と安価で作りやすいこともあり初心者に優しいユニットとなっている。
☆4で「回復3」を習得でき、「引き寄せ」も自力で覚えるのでスキル継承素材としても重宝される。
2020年11月のアップデートで専用武器「悠久のブレス」が登場。ターン開始持に周囲に二マス以内の味方がいれば自分と二マス以内の味方が全ステータス+5になる効果で特殊錬成効果はバフなどの有利な異常状態にかかっている時、敵の攻撃魔防-4かつ呼吸効果が追加する。これで攻撃とサポートが両立出来る個性を得た。ただしAスキルに呼吸系を付ける意味がなくなったので雷のブレス+を諦めて遠距離反撃かその他にスキルに変える必要がある。
2022年9月から神装英雄に選ばれた。ムスペル王国の衣装で少し逞しい姿へ。
笑顔のプレゼント ファ
属性 | 緑 |
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兵種 | 竜/重装 |
武器 | 綺羅星のブレス+ |
奥義 | 月光 |
A | 守備魔防の絆3 |
B | 迎撃隊形3 |
C | 重装の行軍3 |
2018年12月に登場したクリスマスの超英雄版。重装ユニットとしての登場。通常版と比べると重装らしく守備と魔防がかなり上がっている
武器の「綺羅星のブレス」は周囲2マス以内の味方の数に応じて戦闘中の守備魔防が加算される。味方が隣接していると守備魔防の絆も発動するため、総じて耐久に寄せた構成。
近接ユニットながら魔防が基準で41もあり魔法に強いことや、竜であることから雷のブレスの継承も視野に入るか。
速さが遅いが、これは迎撃隊形でカバーする形になっている。
通常時の姿ではトナカイのカチューシャをしているが、変身後の竜の姿もカチューシャがついた状態になっている。
無垢なる神竜 ファ(伝承英雄)
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 光輝のブレス(専用) |
奥義 | 永遠を生きるもの(専用) |
A | 遠反・明鏡の構え |
B | 竜の逆鱗3 |
C | 守備魔防の脅嚇 |
2021年10月に伝承英雄としてまさかの登場。通常版と同じ歩行/竜だが属性が青に変化した。
通常版とステータスを比べると攻撃守備魔防が劇的に強化。とくに攻撃は驚愕の61でセイロスと同率2位。しかしHPはかなり下げられた。
「光輝のブレス」は攻撃3と錬成ブレスの効果に加え、敵から攻撃された時か敵のHPが75%以上の場合は戦闘中、全ステータス-5かつ追撃不可。さらに周囲二マス以内に味方がいればキャンセル効果の追加効果を得る。
専用奥義の「永遠を生きるもの」は祈り同様に致死ダメージを1で耐える効果に発動カウントも5と同じだが1ターン目開始時にカウントを-5するため、即発動可能。1マップにつき1回限定で発動した戦闘後にはHPを99と全回復する祈りの上位互換のようなスキル。
受けの時には真価を発揮し、味方と近くにいるとより発揮しやすい。
もちろん竜特攻に弱いのは共通するが赤属性で天敵だったルキナやアルムに比べたらまだ対処は簡単…とはいかない。肝心の守備面は高いのにHPが下げられたせいで竜特攻以外のユニットでも対処が楽になったのが痛い。
スラシル、総選挙エリウッドなどと赤属性以外の竜特攻や伝承ベレトの竜相手は超ダメージを与える覇天と別方面の天敵が多い。
鼓動の幻煙やメランコリーと奥義を遅らせるスキル効果も弱く、自分から攻めるのも通常版同様に苦手。受けに回る方が先決である。
余談
ファでは他の用語も引っかかるうえ、どうキーワード検索してもファイアーエムブレムのほとんどの画像が対象となってしまうという、検索泣かせの名前である。
そのため、イラストを投稿する場合は「ファ」で完全一致検索もしくはこの個別タグを使用するのが望ましい。