CV:福山潤(声が付くメディア全般)
概要
リキア地方フェレ侯爵家の嫡男で、一人称は「ぼく」。年齢が判明しているFE主人公の中では、『トラキア776』のリーフや『烈火の剣』のリンディスと並んで最年少の15歳。大賢者アトスが死の間際に予言した、凶星よりエレブの大地を救う炎の子。属性が炎で、赤髪や専用武器の封印の剣から炎を飛ばすことができるなど炎をイメージさせる少年。
オスティアへの留学中、大国ベルンの侵攻により故郷リキアに呼び戻され、病床の父エリウッドに代わってリキア同盟の盟約に従い家臣らと出立。やがて再編成された同盟軍の将として本格的に戦いへと身を投じていく。
自分が貴族だという事を鼻にかけず、誰にでも謙虚な態度を崩さないので好かれやすく、人望は厚い。また、たとえ自身が窮地にあろうとも目の前で助けを求める人々を見捨てず、ベルンの王女ギネヴィアともそれが縁で出会うことができた。
オスティア留学時にエトルリア王国の将・セシリアから指導者としての教え、帝王学を受けたためか、他のFE主人公と比べて政治的な戦略面での思考が特に秀でている描写がいくつかある。温厚で大人しめではあるが意志は強く、人間社会の限界を説くベルン国王ゼフィールに対しても人間の可能性を説いて断固反論するなど言うべき事ははっきりと言うタイプ。
そして歴代主人公で唯一撤退と敗走をした事が無い。
生まれて自我も無いうちに撤退戦が行われたケースや最初から戦略的撤退を前提で戦った主人公はいるがこの記録は現時点で破られていない点も彼の魅力と言えるだろう。
ただ、少々異性が苦手な様子でララムとの支援会話では完全に(物理的にも)押されっぱなしである。
幼馴染のリリーナとその従者ボールスの支援会話によると、昔のロイは「正装してもボタンを1つ掛け違えたり、ダンスのステップ1つ踏めないようなすこしぼんやりした男の子」だったらしい。また、リリーナが父親のエリウッドの恋愛話を聞いた際、「それに比べてロイったら…」と言われてしまっている。
リリーナ・シャニー・スー・ララム・ソフィーヤ・セシリアと、6人もの異性とのペアエンドがある。またペアエンドはないがストーリーでは主要人物のギネヴィアやラスボスのイドゥンとも関わりがある。
更に支援こそないがキャスの仲間入り条件にロイの直談判が必要であり彼女との会話がやけに多く用意されている。(奇しくも支援会話と同じ三回分)
母親は名もなきモブか前日談『烈火の剣』に登場するニニアン、リンディス、フィオーラのいずれかとなり、母親がニニアンの場合は、氷竜とのクォーターになる(小説版ではこちら)。ちなみにロイの母親がフィオーラとなり、尚且つリリーナの母親がファリナまたはフロリーナとなった場合は、リリーナとはいとこ同士になる。
マーカスによればロイの母親は奥ゆかしい性格で極寒の高地にのみ咲く白い花を好むと封印では過去形で語られており、恐らく故人となる。
(これにあてはめると母親候補としてはエレブ大陸に留まれば長くは生きられないとされているニニアンは一見あてはまり濃厚、北方の国イリア出身の高地に縁あるペガサスナイトであり奥ゆかしく気遣う姉気質であるフィオーラも濃厚、一方でリンディスは遊牧生活を送っていたため無縁……と思われがちだが、イリア出身のフロリーナと烈火の剣本編開始前からの親友であり(先述二名と比べれば薄いものの)、こちらから白い花を知ったという可能性もある。)
エリウッドヘクトル共に嫁候補がイリアサカ関係の出身者となっており、この辺りの曖昧さは封印の分岐であるイリア・サカルートの選択と似た性質(どの分岐を通っても行き着く先は同じ)である事が示唆されている。
『封印の剣』よりも4ヶ月早く発売された『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(2001年)に一足早く出演し、そこで高い人気を獲得。
封印の剣公式サイトの人気投票では1位、任天堂雑誌『ニンテンドードリーム』2005年5月号の『封印の剣』『烈火の剣』『聖魔の光石』GBA3部作総合の人気投票においても1位を獲得。『ファイアーエムブレムヒーローズ』の人気投票企画『英雄総選挙』の第1回でも、見事男性部門の2位に輝いた。
備考
- 実はキャラクターイラストが一度変更されている。全体的なイメージは共通だが、髪のボリュームが多く、表情もゲーム中の生真面目なものとは違い、笑顔で活発なものとなっていたほか、服装も半袖ではなく長袖であったり、グローブも指先の出ていないものであったりと、細かい部分が異なっている。
- 海外のファンには「ロイは知っているが出ている作品は知らない」という現象が起こっている。これは『封印の剣』が海外が未発売でありFEシリーズの海外展開が前日譚である『烈火の剣』からである事と、オールスターゲームである『大乱闘スマッシュブラザーズDX』への出演で名前だけは知っている事が多いからである。
名前の由来は乳兄弟にウォルトがいることから、ウォルト・ディズニーの兄のロイ・ディズニーという説がある。
ユニット性能
成長率は平均的で、本作のユニットとしては全て並以上の値。しかし、実際に均一な伸び方をするかは別の話で、妙に偏った成長をすることも少なくない。
クラスチェンジが非常に遅く、終盤近くになると戦力として通用しなくなってくるが、昇格するとクラスチェンジボーナスの高さと封印の剣のおかげで、一気に前線で戦えるようになる。よくも悪くも大器晩成型。
専用武器はレイピアと封印の剣。
前者は恒例の騎馬系・重歩兵系特効武器。本作では「騎馬系」ではなく「騎馬ナイト系」と位置付けられており、ソシアルナイトとパラディン以外の騎馬系には特効がないため、一番確殺したい遊牧民に通じない。特効対象は槍を持って登場することが多く、三竦みで不利になりやすい上、威力も5(てつの剣と同じ)とかなり低いなど、お世辞にも使い勝手がいいとは言えない。本作であまりにもポンコツだったためか、次作では威力7に引き上げられ、全ての騎馬系ユニットが特効対象となるように強化された。
後者はクラスチェンジと同時に入手。威力18・命中95・必殺10・射程1~2・守備魔防+5と極めて高性能で、名実共に本作最強の武器。ただし、耐久20とかなり少なく、強力だからといって調子に乗って使いすぎるとあっという間に壊れてしまう。使えば耐久を1消費してHPを回復することもできるが、元々の耐久を考えると使うことは滅多にないだろう。また、神将器とは違い、ドラゴンナイト系列に特効はない点に注意。
属性は炎。支援相手はリリーナ、マーカス、ウォルト、セシリア、ソフィーヤ、スー、シャニー、ララム、アレン、ランスの10人。
リリーナと組むのが王道かつ鉄板。攻撃・命中・必殺に最大限補正がかかる上、支援進行も本作ぶっちぎりの早さで、わずか36ターンで支援A成立(1マップで得られる友好度に限りがある為、加入してすぐ成立する訳ではない)。欠点らしい欠点のない組み合わせになり、こだわりがなければさっさと組んでしまうとよい。しかしリリーナの登場が序盤の山場を幾つか通った後な為、ハードで進んでいて『難関マップまでに支援Aを成立させたい』と言う場合は同じ属性でゲーム開始時から動かせるアレン、攻撃・命中・必殺に最大限補正をかけられ2章から登場するシャニーなどと組むのもお勧め(但し両者共にロイより移動力が高くリリーナよりも成立に倍以上の時間がかかり、特にシャニーとの支援A成立には合計200ターン以上もかかる)。
ヒーローズ
若き獅子 ロイ
「ぼくはロイ。若輩者だけど、
父であるフェレ侯爵エリウッドの
代理でここに来たんだ。よろしくね。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 封印の剣(専用) |
補助 | 体当たり |
A | 相性激化3 |
B | 守備封じ3 |
初期から登場。
服装は世代に合わせて原作衣装を『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』風に組み合わせたヒーローズオリジナル。原作を損なわないデザインで強いて言えば「封印の剣+スマブラ」のドリーム衣装。
ステータスは原作準拠でバランス寄り。HPは高いが速さと守備だけが少し物足りない程度。
専用武器は当然、終盤で手に入れる封印の剣で敵から攻撃された時のみ戦闘中、守備魔防+2の「金剛明鏡の構え1」を内蔵した効果。さらに守備封じで守備も下げられるため、下がった時に攻撃するという反撃型のユニット。相性激化を持っているため緑属性に対しては強いが青属性には弱いため、立ち回りが重要。追加されたスキル継承で反撃型にしたり、攻撃型にしたりと様々な形に作ることが可能。
2018年4月のアップデートで錬成武器対象に。+4に跳ね上がって金剛明鏡の構え2へ。さらに原作と同じようやく竜特効が追加。特殊錬成効果はHPが50%以上で敵から攻撃された時、絶対追撃。これで受け向きの性能となり、殆どの竜を相手出来る個性を得た。属性が不利なノノや伝承チキなど無理矢理倒すことが出来る。
2020年6月から神装英雄に選ばれた。ニフル衣装をモチーフで防御面がさらに強化された。氷の国の衣装だからか、やはり冷えるらしい。
大いなる公子 ロイ
「ぼくはロイ。父上の代理として、
この【デュランダル】で
援軍に加わるよ。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/騎馬 |
武器 | 烈剣デュランダル(専用) |
奥義 | 疾風迅雷 |
A | 飛燕金剛の一撃2 |
B | 攻め立て3 |
2017年8月から英雄総選挙で男性部門二位にランクインしたことで実装した特別Ver。
父エリウッドを意識した服装となっており、装備もかつてエリウッドが愛用した神将器・烈剣デュランダルになっており、封印では乗らなかった馬に乗っている。
絵師のワダサチコ氏によるとこの服は烈火の頃にエリウッドが着ていた服と同じだが、15歳のロイにはややサイズが合っておらず袖がぶかぶかになっているという細かい設定がある。
通常版とステータスを比べると攻撃と速さは上がったが得意のHPと魔防はかなり下がっている。
専用武器「烈剣デュランダル」は攻撃3と剛剣3の効果を内蔵しており、カウントの重い疾風迅雷と良相性になっている。
反面耐久面は低く高耐久ユニットを崩す事や、自分が受けに徹するのは難しい。騎馬特効も要警戒。
2019年9月のアップデートで錬成武器対象に。
自分から攻撃した時に条件が変更して相手の奥義カウント変動量を遅らせるキャンセル効果が追加。特殊錬成効果は自分から攻撃した時に自分の速さが+7、守備が+10され、敵は追撃不可になる飛燕金剛の瞬撃を内蔵した効果。これで敵の切り返しを気にせずに突っ込んでいける他、奥義カウントの促進も減退させられるさらなる個性を得た。
かなり強力な武器ではあるものの、☆3~4排出であるエリウッドも持つことができる上に神装まで貰った故にステータスでも差を付けられてしまっている。
追い打ちにレギンや伝承シグルドの強力なユニットが登場したほか、状態異常を持つケンプフや二回連続攻撃持ちのラインハルトの強力な個性を持つユニットも増えた。
2019年4月のアップデートで第一部に登場した☆5限定キャラが「新英雄ガチャ」・「超英雄ガチャ(新規)」から登場しなくなり、ほぼ「ピックアップガチャ」「復刻超英雄ガチャ」のすり抜け頼みとなったため、以前よりかなり入手率が低くなることが引き金になり、立場は奪われてしまった。
2021年2月のアップデートで星4チャンスが実装されたので前よりも入手率は上がったがインフレのせいか活躍はほぼ出来なくなっている。
2023年2月から二度目の神装英雄に選ばれた。今度はムスペル王国の衣装で属性に合ったリリーナとお揃いとなった。
若き少年の贈り物 ロイ
「ぼくはロイ。
みんなで愛の祭に参加していたんだ。
君は、プレゼントをあげたい人はいる?」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 弓/騎馬 |
武器 | グラーティア+ |
補助 | 相互援助 |
A | 鬼神の一撃3 |
C | 弓の技量3 |
2018年バレンタイン特別バージョンの超英雄。
超英雄の割に服装こそあまり変わっていないが、クラスはボウナイトになっている。
武器のグラーティアは戦闘中、弓や魔法の遠距離ユニットのバフを無効にする効果。
総選挙リンよりも攻撃が上回る分、速さはとても低い。その分他の能力値はリン以上の水準で纏まっている。速さが低い分、勇者の弓のデメリットを無視しながら重いダメージを与えやすい。
守備面の数値に対して速さやHPと速さが控えめな分耐久力には期待できず、騎馬特効を食らう点は要注意。
弓の技量を持っているため、育成でも活躍が見込まれる。
封炎の若獅子 ロイ(伝承英雄)
「ぼくはフェレ侯爵家のロイ。
何か困っているのなら、力になるよ。
共に戦おう!」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 魔竜封印の剣(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 強化増幅3 |
B | 回復3→回避・怒り3 |
C | 人の可能性を!(専用)→人の可能性を!・承(専用) |
2019年2月に火の伝承英雄として登場。通常版をグレードアップさせたようなデザインになっている。
通常版とステータスを比べると中途半端だった速さと攻撃は改善されたがHPと魔防は落ちた。しかしそれでも遠距離反撃武器持ちの中では高い水準を維持しており、全体的には速さが高めのバランス型になっている。
専用武器の「魔竜封印の剣」は念願の遠距離反撃と竜特効内蔵武器で、これに自前のAスキル「強化増幅」と組み合わせればバランス型なのも相まって攻守両面で見た目以上に底上げされたステータスに変化する。
ターン開始時に竜と獣以外の味方と隣接している場合、自身と味方の攻撃と速さを+6する(いわば兵種制限の付いた相互鼓舞)専用Cスキル「人の可能性を!」のお陰で自前で攻撃速さ+12分のバフを確保できるのも大きい。
切り返しの錬成効果持ちの封印の剣の効果が消滅しているのもあり数値上は通常ロイよりも耐久面で負けているように見えるが、先述の「強化増幅」や「遠距離防御4」などのスキルを用いれば結果的に「遠距離反撃」を継承させた通常版よりも高い耐久力、受け性能を得やすい。現環境ではAスキルに「遠距離反撃」を装備させることその物が他の強化スキルを装備出来ないデメリットにもなり得るので尚更優位な点と言える。
だが人の可能性を!や強化増幅が強みになっている関係上どうしても隣接を意識した立ち回りにならざるを得ず、控えめなHPもあり特にインバースが大の苦手。強化増幅はなにかしらバフをかける事は必須で「人の可能性を!」か味方のバフスキル持ちは必須でバフがなければ全体的に物足りない耐久が浮き彫りになるため、強化無効、凪系スキルには注意。伝承ロイが苦手としているインバースのような相手にも通常ロイは普段通りに立ち回る事も可能で体力が多いため、デバフに変えられる心配もほぼないこともあってか安定力は通常版が上である。
伝承マルスとは属性以外にもステータス傾向、スキルなどが被り気味で強力なライバル。遠距離反撃を利用する型では魔防の高さもありこちらの方が優勢な一方で、「封印の盾」がないためにマムクートの封じ力では劣っている。遠距離反撃型でも炎の紋章のような軽い中火力奥義を持つ点はマルスの方が上手。錬成武器と上方修正にも選ばれたことで今は伝承マルスを使用する召喚師が増えている。
伝承効果は新しく追加されたものであり、自身の闘技場での能力値合計を175として扱う効果と2019年4月のアップデートでダブルという原作の覚醒に似た要素が追加されている。
2022年7月のアップデートで上方修正。
Bスキルが回避・怒り3へ。軽減+固定ダメージとメリットは増えるが回復が消えるのでどう使うかは自分次第。
Cスキルは人の可能性を!・承へ。条件が周囲2マス以内に広がり、周囲2マス以内の竜と獣以外の味方の強化の最大値だけ全ステータスが上がる。
もう一つは同条件で味方のバフ合計値が高い上位3人の強化の合計値分、最初に受けた攻撃のダメージを軽減する効果が追加。
同時に錬成武器対象に。効果自体に変化はないが特殊錬成効果は自分のHPが25%以上なら戦闘中、全ステータス+4かつ奥義カウント変動量+1とキャンセル効果無効。これで奥義が早めに出しやすくなる新たな個性を得た。
双炎の花婿 ロイ(双界英雄)
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | 紅蓮の親子の聖斧(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 鬼神金剛の迫撃 |
B | 怒涛・不屈3 |
C | 人の可能性を信じる(専用) |
2022年5月から登場。超英雄は約4年ぶりの実装で今回は若い頃である烈火の剣から父、エリウッドとの双界英雄で手を組んだ。双界英雄の男性ペアは聖祭リーフに続いて二人目。
今までのロイとステータスを比べると攻撃と速さは一番高い。
専用武器「紅蓮の親子の聖斧」は再移動(2)とキラー武器効果に加え竜、獣特効。さらに自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいる時、戦闘中、全ステータス+5かつ自分が受けている全ステータスバフの値の50%(最大6)敵の全ステータスを減少させる。バフが付くと敵が弱くなる面白い効果。
Bスキルの「怒涛・不屈」は怒濤系共通で自分から攻撃した時に自分の追撃不可を無効かつ攻撃速さのデバフを無効にする効果。
専用Cスキル「人の可能性を!」のグレードアップ版が登場。条件が周囲三マス以内に拡大した。もう一つは自分を除く竜、獣以外の味方のうちバフの合計値が10以上の味方が2体以上いる時、敵の奥義発動カウント変動量+と自分の奥義発動カウント変動量-を無効にする。隣接の必要が無いおかげで多少竜/獣の編成に加えられるようになった(思考が異なる理想郷を求める父親が目の前にいるのだが)。
双界効果は自分と同じ出典作品(封印の剣・烈火の剣)の味方に守備魔防+6かつダメージに自分が受けているバフの合計値を上乗せするブレード効果をかける。
弱点は伝承版同様にパニック効果のスキルで一気に戦力が落ちる。しかも味方にもかかると追加効果が得られにくくなるため伝承版以上に気を配る必要も出ている。攻めるには申し分ないが受けに回ってしまうとこっちも戦力が落ちるのも欠点。
おまけに騎馬特効にも弱い。
他のシリーズ作品
ファイアーエムブレム覚醒
追加コンテンツ『英霊の魔符2』に敵ユニットとして登場。マップクリア後に任意で仲間にすることができる。→異界のロイ
本作での初期クラスは「傭兵」で、キャラクターデザインも、傭兵の衣装をベースにしたものになっており、シンプルだった当時のものから大きく印象が変わっている。
通常では習得不可能な「デュアルアタック+」を習得しており、支援を組めない魔符ユニットの中ではデュアルアタックが発動しやすく、サポートに向いている。しかし、魔法関係の能力は低いため、聖盾を習得していると言えど、育成序盤は魔法には注意。
いつの間に通信・DLCマップでは「ロイの硬剣」という剣を持っている。しかし、鋼の剣に必殺が少しついた程度の性能で、何かしらの特殊効果があるわけではないため武器としては微妙。正直封印の剣の方を出してほしかったと思うユーザーもいるのでは?
ファイアーエムブレムEchoes
戦技「amiibo召喚」にてロイのamiiboを使うことで、ロイを模した幻影兵が登場し戦ってくれる。
ファイアーエムブレムエンゲージ
他の歴代主人公とともに紋章士のひとりとして参戦。
ブロディア王国に託されている「若き獅子の指輪」に宿っており、ストーリー内では8章でディアマンドが装備して加入する。
その存在は国の武を示す「巨象」に並ぶ「赤い葉をつける木々」として伝わり、赤い石のついた指輪はディアマンドの弟スタルークに「勇ましい雰囲気を纏う指輪」と言わしめ、人型に顕現した際には父モリオンに「神々しい」と称される。国宝的立ち位置。
性能としては、シンクロ時にHPと力に大きな補正がかかる他、継承スキルは「力+○」、回避を代償に威力を上昇させる「剣術・剛」、致死ダメージをHP1で耐える「踏ん張り」と、耐久と物理耐久の底上げに役立つ。
エンゲージ時には、エンゲージスキル「超越」によって全能力が上昇。また、エンゲージ武器として武器相性反転の「ランスバスター」、竜特効の「ドラゴンキラー」、射程1-2の「封印の剣」が使用可能。
エンゲージ技「獅子紅蓮焔舞」は、前方に範囲攻撃しつつ地形を炎上させる。
総じて他の紋章士ほどの派手さはないものの、堅実に立ち回ることができる紋章士である。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から参戦。
原作『封印の剣』が発売される前に参戦するという、異例の形での登場となった。
使用するワザはマルスと大体同じ。
マルスとは対照的に、剣の先端よりも根本で当てた方が強いという、剣士としては珍しい特徴を持つ。
公式によると「未熟だが潜在力がある剣質」を体現しているとのこと。
3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではファイターとしては登場しなかったが、4作目『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではDLCとして復活参戦している。
通常必殺ワザやアピールの「イーヤッ!!」に代表される暑苦しい叫びが印象的。この演技は『大乱闘スマッシュブラザーズfor』よりも後に配信された『ファイアーエムブレムヒーローズ』でも引き継がれている。
詳しい解説はロイ(ファイター)を参照。
余談
- ロイの英語名であるRoyはゲール語で「赤」を意味する言葉、フランス語で「王、王にふさわしい」を意味する「roi」から派生した言葉を語源としている。他にもインドのベンガル地方では「roy」は「王」を意味する敬称ともされている。
関連イラスト
関連タグ
ファイアーエムブレム関係
カップリング関連タグ
異性
ロイリリ ロイシャニ ロイララ ロイスー ロイソフィ ロイセシ
同性
ヒーニアス:同シリーズの中の人繋がり
セリス リリーナ ルキナ マーク カンナ:同シリーズの主人公の子供繋がり。
その他
ロイ(マリオシリーズ):同名の任天堂キャラクター。スマブラの公式でも当然しっかりネタにされている。