「私がブロディア王国第一王子、ディアマンドだ。」
プロフィール
性別 | 男 |
---|---|
誕生日 | 4の月6の日 |
身長 | 188cm |
薬指の指輪サイズ | 21号 |
個人スキル | 真っ向勝負(自分から攻撃した時相手が反撃できる場合、お互いの命中+15) |
初期兵種 | ロード |
好きなもの | 武器、鍛錬、釣り、肉、勉強、家族、人目のない場所 |
苦手なもの | 宴会、可愛いもの、炎の魔法、強い香りのもの、過度な期待 |
趣味 | 戯話を楽しむこと |
特技 | 人を褒めること、速読 |
軍の中で一番 | 一度笑うと長い |
称号 | 立ち向かう黒鉄 |
CV | 諏訪部順一 |
概要
堂々とした風格のブロディア王子。 質実剛健の精神で民からの信頼も厚い。
富国強兵を掲げる武力の国「ブロディア王国」の第一王子。
一人称は「私」。左の側頭部の髪に、明るい赤のメッシュが入っている。
質実剛健で真面目な性格。国王や民からも認められる王の器。
ストーリー9章「勇ましき王国」でアンバーと共に加入。ブロディア王国にやってきた神竜軍を迎え入れ、王城に襲撃してきたアイビー率いるイルシオン軍と戦うこととなる。その際には、ブロディアに託されていた紋章士であるロイと共闘する。
人物像
幼い頃から次期国王となるための教育を受けてきており、一通りの教養をこなす。聡明で、威張ることも無い。
父王モリオンから直々に武術を教え込まれ、彼のことを心から尊敬している。
しかし、領土拡大のためイルシオンに侵攻する父のやり方には否定的。ディアマンド個人としては、平和的手段で国を豊かにする政をして、隣国とも手を取り合いたいと思っている。
堂々としているように見えるが、そんなに自信がある方ではない。
幼少時に勉強中にファイアーを暴発する事故を起こしてから、魔法(特に炎の魔法)に対して恐怖心を抱いている。その時の傷は左腕に今も残っていて、少し痛むことがあるようだ。
また毛の生えた虫が苦手で、突然出会うと取り乱してしまう。
弟や期待してくる周囲の人間の手前、自らの弱点について言うことはあまり無く、一部の人間しかこのことを知らない。
お茶目な一面もあり、アンバーの起こす珍騒動やジェーデの執筆した小説「おとぼけ☆アンバーくん」を読んでは笑っている。
臣下達とは武術大会での優勝、準優勝の功績から主従関係になったが、今では前述の通り気を張りがちなディアマンドの良い息抜きになっている他、仲自体も良く慕われており、非常に良好な関係を築けている。
ブロディアは漁業が盛んであり、ディアマンドも釣りを趣味としている。ソラネルでは「釣り」をするリュールを手伝ってくれる。
ユニット性能
初期兵種は「ロード」。剣を使うということもあり、従来のFEのロードに近い性能をしている。
初期装備はてつの剣、はがねの剣、傷薬。天性素質は剣。
HP、攻撃、守備が伸びやすい。速さもそこそこで体格もよく成長しやすく重たい武器を持たせても苦にならない。
個人スキル「真っ向勝負」は敵が攻撃もしくは反撃出来る状況で自分から攻撃した場合、自分と敵双方に命中を+15するというもので、自身の命中を補完しブレイクを狙うのに向いているスキル。
従来作で言えば初代のオグマや封印の剣のディークのような傭兵に近い使用感を持つ。
専用上級職の「スュクセサール」は武器レベルが剣S斧Aと他に類を見ないほど高く、伝説の剣と物理間接攻撃の両立、また勇者武器の二刀流が可能な唯一のユニットである。
また、レベルを5まで上げると兵種スキル「太陽」を習得する。これは技%で敵に与えたダメージの半分を回復するという強力なスキルであり、継戦能力が向上する。ただし技の限界値が22とあまりに低い。前述した個人スキルで命中率はある程度補るが、必殺やスキルの発動確率は低いまま。
「一見強そうだが目立たない部分に意外と弱点がある」という設定通りの性能でありそこ以外は強いことは間違いないので、運用時は攻撃が当たらなかった場合のフォローは考えておき、また絶対外せない状況に備えてメイン武器に紋章刻印するかほそみのけんなど命中率が過剰な武器を1つ持っておくとお守りになる。
紋章士とは特にマルスとの相性が格段に良く、補正とスキルが見事に噛み合っている。ゲオルギオス(伝説の剣)によるスターラッシュや、勇者武器二刀流から繰り出されるたたみかけブレイクはとても強力。リュールよりマルスを使いこなしているとも言われるほど。しかし、ディアマンドがマルスと共に戦える時期は短い。そのため、終盤に再加入するマルスまでの繋ぎとしての組み合わせを考える...といったことも視野に入る。
アタッカー運用ではリン、エイリーク、壁役としてはアイク、ヘクトル(DLC)がおすすめ。
また、ブロディアの紋章士でもあるロイとは踏ん張りやエンゲージ武器の封印の剣との相性は良いのだが、ランスバスターが斧と役割が被っていたり、トマホークを装備できるディアマンドに踏み込みは余り魅力的ではないのが難点。
継承スキルは兎にも角にも「命中+」が必須。シグルドが離脱するまでには継承しておきたい。「天刻の拍動」は幸運が成長・上限共にあまり高くないため推奨されない。もう一枠の継承スキルは悩みやすく、万能な「再移動」、追撃のための「速さの吸収」、「速さ・技+」、火力アップの「月の腕輪」などが候補。組み合わせている紋章士とも相談して決めよう。
支援相手はリュール、フラン、アルフレッド、アンバー、ジェーデ、スタルーク、シトリニカ、ザフィーア、アイビー、カゲツ、ミスティラ、ヴェイル、エル(DLC)の12人。支援タイプは必殺。
邪竜の章
「...どうせ皆...死んでしまう.....ならば始めから、何もしない方が...」
異世界のブロディア国王。弱気で信念がなく、決断力に乏しい。
クラスはEXロード、個人スキルは「促す決着」。
装備している腕輪は異界のブロディアが保有している『幼き皇女の腕輪』。
もう一つのエレオス大陸におけるブロディアの王だが、こちらのブロディアは戦嫌いで、腕輪の力で全ての外部からの攻撃を無効化しようと考えている。
それを象徴するかのように弱気で信念がなく、王の責務に押し潰されてしまった王という本編とは真逆の人物となっている。
先の戦争で王や臣下を喪ったショックからか覇気が喪失してしまっており、それが徹底した鎖国・防衛態勢を重視した国の運営や紋章士ヴェロニカの能力に頼り切った戦い方(戦いたくない自分の代わりに戦わせる英雄召喚及び個人スキルの意味を為さないエンゲージ武器フリズスキャルヴによる攻撃)にも表れている。
また、スタルークから王である事をよく思われておらず、隙を見て自身を暗殺しようとしていた事に勘付いていた。
戦闘時にも本編のディアマンドから「戦う前からその調子では勝てる戦も勝てなくなるぞ」「(剣を捨てることが)できないのならまだ守るものが、信念があるということだ」「王であれば、私であれば、勇敢に戦ってみせろ!」とゲキを飛ばされている。
「邪竜の章」の敵キャラの中では戦闘会話が一番多く、全王族共通の主人公+自分+兄弟姉妹+直属の臣下二人に加え、自国の臣下(ザフィーア)と幼馴染(シトリニカ)と全部のパターンがある。
戦闘終了後、降伏と共に戦いからの撤退を宣言し紋章士の腕輪を託すも、エルによってスタルーク共々暗殺される。
その後6章にも登場。
自身の正体や世界の真実を知ってしまったからなのか、以前のような平和もブロディアの王位継承もかなわないと失意の言葉を述べて戦闘に入る。
倒されたのちは戦いから解放してくれた相手に感謝の意を述べ、守りきれなかった祖国の民に弱き王ですまない、と謝罪して散った。
敵ユニットとして
その弱気な態度とは裏腹に、全てのステータスが高く、非常に強い。力と魔力の両方が高く、耐久面も優秀で、復活の石と合わせてシンクロスキル「血讐」の火力アップには気をつけなければならない。
また、なんと言ってもボスとしての彼の最大の特徴は英雄召喚にあり、星5英雄、即ち紋章士を複数召喚する。ただでさえ倒すのに苦労するディアマンドが、召喚した紋章士と共に突撃してくる光景は、邪竜の章の難易度と合わせて阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。3章ではマルス、シグルド(ハード以上)、セリカ(ルナティック)、6章ではマルス、セリカ、リーフ、ロイを召喚してくる。フォガートが英雄召喚をした際は通常の敵ユニットが複数登場するため、恐らく紋章士を複数引いているのは彼個人の豪運によるものと思われる。
6章ではノーマル、ルナティックで本編ではブロディアの投資レベル5で入手可能だった覇神の体術をドロップする。
余談として、本編世界のディアマンドは魔法が苦手で魔力も伸びないが、前述の通り邪竜世界の彼は兵種に似合わず魔力も高い。フリズスキャルヴやエリヴァーガルの攻撃には気をつけよう。
味方ユニットとして
2章まではロード、3章以降はスュクセサールになる。
3章では、異界の自分、異界のスタルークと戦闘会話がある。
2章までは剣一本のため使いにくいが、戦闘会話がある3章からスュクセサールになるため使いやすくなる。本編では技の低さがネックだったが、邪竜の章では6章でも上限手前くらいのためあまり気にならない。武器が2種類使えて、アタッカーと壁役両方をこなせるユニットは貴重であり、11章以前のユニットならトップクラス、以降の加入キャラと比較しても優秀なユニットとして活躍できる。流石にルナティック終盤では命中が辛くなってくるので、継承スキルやシンクロ補正で補強しておくのがおすすめ。
ヒーローズ
立ち向かう黒鉄 ディアマンド
「ブロディア王国第一王子、ディアマンドだ。
この地でも武勇を示そう。
よろしく頼む。」
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 真っ向勝負の剛剣(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 攻撃守備の秘奥4 |
B | 攻撃速さの防壁3 |
C | 始まりの鼓動4 |
2023年7月から登場。
ステータスは攻撃守備が高く、魔防はかなり低い。
専用武器はキラー武器効果と自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつ自分の守備25%分、与えるダメージと受けるダメージが増減して敵自分共に奥義以外のダメージ軽減効果無効かつ絶対追撃無効。そして追撃の速さ条件が+20扱いとなる。つまり本来の差は5以上だがディアマンドと戦う場合は追撃するには差が25以上要求され、ディマンドは36と中途半端だが専用武器とスキルで速さが70以上ないと追撃できない。どれだけ速さが高くても満たせてないと追撃不可になる。鈍足+絶対追撃相手ではどうにも出来ない。軽減効果は無効になるものの、ディアマンドはあくまでダメージ減少なので反映されず、影響を受けない。
もう一つは同条件で自分から攻撃した時のみ戦闘中、最初の攻撃前に奥義発動カウント-1。敵から攻撃されたときはキャンセル効果無効かつ奥義でダメージを与えた時のみHP10回復。
並大抵の速さや高速アタッカーでも満たせてないとまず落とす事は不可能。そして唯一ルキノを気軽に倒せるユニット。
弱点は魔防が低い事だけ。原作と異なり命中率が100%の世界なので使い勝手は分かりやすく向上している。
しかしダメージを減少してしまうのでバフデバフを駆使するか固定ダメージを与えるしかない。
実装時に同時開催された「想いを集めて〜矜恃は鉱石の如く〜」では、同時に召喚されたスタルーク、ラピス、シトリニカと共に登場している。本隊そしてリュールと合流するために戦っている際、本来の姿のロイ及び彼の父エリウッドと出会って共闘する。無事合流した後は、亡きルミエルや父モリオンについてリュールと話している。
ディアマンド編では、臣下がアスク王国に召喚されていないディアマンドのために、アルフレッドがアルフォンスとシャロンの二人を臨時臣下として連れてくる。それに戸惑いながらも自らの臣下であるジェーデとアンバーについて語り、最後には臨時臣下を解散して二人と友人になった。
武と勇の忍 ディアマンド
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/歩行 |
武器 | 武と勇の鎖鎌(専用) |
奥義 | 巨岩 |
A | 攻撃守備の秘奥4 |
B | 攻撃守備の刃壁 |
C | 迅雷風烈・無極 |
2024年11月からの超英雄でディアマンド初。
通常版とステータスを比べると速さ守備魔防は上がるが攻撃は下がった。
専用武器はキラー武器効果と攻守関係なしの二回攻撃。
もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータスが守備15%+5分増加かつ自分の守備25%分、与えるダメージと受けるダメージが増減して敵自分共に奥義以外のダメージ軽減効果無効かつ絶対追撃無効と追撃の速さ条件が+20扱い。自分から攻撃した時のみは自分の最初の攻撃前に奥義カウント-1。条件は異なるが通常版と効果は全く同じ。二回攻撃や攻撃性能は上がるが敵から攻撃された時の効果は無くなった。
新奥義「巨岩」は守備の50%分、奥義ダメージに加算。
もう一つは自分か敵が「奥義発動可能状態」か「奥義発動済み」のどちらかを満たしてかつ自分の守備が「敵の守備-4」以上の時は一度のみ受けるダメージを40%軽減。言えば陣風の守備版である。
防壁系の新たなグレードアップ版が登場。防壁4の一部効果(近接武器の敵は自分の周囲1マス以内、遠距離武器の敵は自分の周囲2マス以内を通過不可。戦闘中、敵の攻撃守備-4)には変化が無いが最初の攻撃か二回攻撃のダメージが-7に変更。こちらは自分の守備か魔防どちらかの高い値の15%分ダメージに加算とキャンセル無効。軽減効果は削除され、回復は出来なくなったが攻撃性能が高い防壁系効果となった。
しかしHP条件ではなくなったせいで自分からの攻撃と味方依存になってしまったため、味方不在か離れすぎて敵から仕掛けられると一気に弱くなる。回復も秘奥依存となったので不治の幻煙や奥義が出せないと脆い。
コミカライズ
本編とは展開が変わり、ブロディア城にてアイビー率いるイルシオン軍と戦闘している最中に神竜軍と合流を果たす。
ディアマンドは果敢に敵を蹴散らしていく。魔道士が放つ炎の魔法に怯む様子を見せたが、心配するスタルークに対して気丈に振る舞った。
「『声』が聞こえる」という紋章士の指輪を取り出し、リュールに顕現して貰おうとするが、「ドロー」の杖でアイビーの元へワープさせられてしまう。上記の様子を見たアイビーに自身の魔法に対するトラウマを暴かれるも、次期国王としての覚悟を見せて立ち向かった。アイビーの攻撃を真正面から受けたが、リュールの顕現が間に合い、紋章士ロイの力で耐えきる事ができた。
そしてリュールと共にエンゲージ技でアイビーを倒し、捕虜として捕らえる。
牢屋に入れられたアイビーをその場で処刑しようとする父モリオンだったが、ディアマンドには思うところがあるのかアイビーを庇おうとする。結果的にはリュールが身を挺して庇った事でアイビーは一時的に処刑を免れた。
ミスティラの誘いに乗って共に歌うクソ真面目さも見せた。
余談
- 名前はダイヤモンドから。ちなみに、ダイヤモンドは4月の誕生石であり、ディアマンドの誕生月と一致。
- 専用兵種の「スュクセサール」はフランス語で「後継者」を意味する。
- 弟スタルークとの支援会話では弓で対決する事になるが、上級職で弓の武器レベルがSになるスタルークが10本中8本命中に対しディアマンドは10本中9本命中で勝利している。だが、自身の上級職スュクセサールに弓適性は無い。何故。
- 本来の一人称は「私」だが20章の散策会話では意図的なものか、それとも設定ミスなのか「俺」になっている。
- ニンテンドードリーム23年6月号で実施された「『FEエンゲージ』キャラクター人気投票」では、リュールに次いで2位にランクインした。
関連記事
ファイアーエムブレムエンゲージ ブロディア王国 ディアマンド隊
ジョーカー…同シリーズの中の人繋がり
アイク…上級職が剣+斧の主人公格。こちらも紋章士として登場。
ヘクトル…剣+斧のロード。こちらは斧が主武装。彼もDLCで紋章士として参戦。