「わしは、最後までエトルリア三軍将。『大軍将』の忠義をみせようぞ!」
概要
クラスはジェネラル。エトルリアの鬼将軍。
エトルリア軍の頂点に立つ「大軍将」であり、ララムの養父。
エトルリア王国の国王モルドレッドへ忠誠を誓う老兵であり、国王が王子を失ったことで無気力になった後もその忠誠は変わらなかった。
そのため、クーデターの折には国王を人質に取られたことでクーデター派の将軍としてリキア同盟軍と対峙することになり、破滅することを知りながら、やむなくロアーツやアルカルドのような王国の癌と肩を並べた。
だが実際は王子が事故死を装って暗殺されかけた際、密かに王子を匿い、養女のララムに任せ西方三島へと逃がしていた。やがて王子の帰還が叶えば、王国は再び栄光を取り戻すとわかっており、パーシバルにも密かに王都を離れてその時を待つよう忠告している。しかし、自身は主君の命を案じて、かつての仲間やララム、さらには当のミルディン王子から説得されようとも寝返らないという絶対の忠義を見せる。
リキア同盟軍に倒されることを覚悟しているが、生かしたまま戦闘を終了させることにより、王の無事を確認してエトルリアを救ってくれた恩に報いるべく仲間になる。
このことは事前に示唆されており、彼の生存が外伝の条件にもなっている。
攻撃してくるとはいえ、当該マップは進軍ルートが2ルートあるので反対側のルートから回り込めば攻略可能。また、エルフィンやララムに対しては攻撃しないため、どこかに誘導して閉じ込めてしまうこともできる。
歳による肉体の衰えと若者が育たないとの考えから引退も考えており、戦場でもパーシバルやセシリアら新しきエトルリアを担う将軍たちにその心境を語る。
エピローグでは、「戦後は除隊して、1人の民として静かな老後を送ることを選んだ」となる。
しかし、終章に参加した場合、「その後に新国王からの再三の願い出により再び将軍として王国に貢献した」という続きが語られる。
普段は威厳にあふれているが、娘には若干親バカ気味で、娘の殺人弁当をいつ嫁に出しても恥ずかしくないと文句の一つも言わずに食べる。
通常アーマーナイト系の象徴は槍であるが、公式イラストや最初に対峙してくるときのダグラスの武器は斧であり、イメージ的には槍使いよりも斧使いとして描かれている。
ユニットとして
16章での生存が外伝の条件なので、16章外伝開始時に仲間になる。
上記設定の通りで上級ユニットとしてもそこまで強いほうではなく、守備の初期値は20を超えているが、素早さは1桁しかなく、2回攻撃を受けやすい。サカルートならそこそこ役立つかもしれない。
上級ユニットとしては魔防の初期値も低いため、イリアルートだと使いづらいだろう。
そして彼はレイとヒュウと同じく、残念ながら難易度ハード時のハードブーストの対象にならない。
もしハードブーストの対象になっていれば非常に心強く頼もしい「大軍将」だっただろう。
しかし「大軍将」だけあって武器レベルはどちらもAと高く、仲間になった際は「ぎんのやり」「ぎんのおの」を両方持っている。
だが実は彼は自軍で守備を40まで上げる事ができる唯一のユニットでもある。
やり方としては主に
これにより、ベルン国王ゼフィールや、マムクートのベルン戦闘竜の攻撃すらも物ともしない、最高の守備力を誇るようになる。
上記の説明通り、ダグラスは斧レベルが最初からAという隠れた利点があるため、アルマーズを持たせやすい。
アルマーズの使い手候補は他にも大勢いるが、あえて守備が高いダグラスに持たせるのも一興だろう。