データ
CV | 桑原由気 |
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英名 | Hilda Valentine Goneril |
所属 | レスター諸侯同盟・金鹿の学級 |
生年月日 | 帝国暦1161年2月3日 |
年齢 | 18歳→23歳(本編各部開始時点) / 18歳→20歳(無双) |
身長 | 154cm |
個人スキル | おねだり(本編) / 纏雷、おねだり、か弱い乙女(無双) |
紋章 | ゴネリルの小紋章 |
初期クラス | 貴族(本編) / ウォーリアー(煤闇の章) / 戦士(無双) |
趣味 | 雑談、装飾品作り |
好きなもの | お洒落、おしゃべり、おねだり、歌、舞踊、色鮮やかな花 |
嫌いなもの | 面倒なこと、疲れること、責任を負うこと、暑さ、寒さ |
称号 | 自由人 |
概要
新しい貴族の共同体であるレスター諸侯同盟の一角をなすゴネリル公爵家の長女で、フォドラ十傑のひとり「ゴネリルの小紋章」を宿す。
お洒落や華やかなものを好む。怠け癖があり、甘え上手。お気楽で言動が軽い。一人称は「あたし」で、学友のことを男子は「くん」、女子は「ちゃん」づけで呼ぶ。
面倒事はすぐ得意の「おねだり」で他人に押し付けようとするものの、頼んだ相手があまりにも手間取っていた場合は逆に率先して行うことも。その場合は非常に面倒見のいい人物となる。また、相手を褒めて気持ち良くさせるのが頼み事の対価と考えており、頼まれる前から引き受けてしまうイグナーツのようなお人好しに押し付けるのはポリシーに反するらしい。
散策パートで彼女の近くを通ると「せーんせ!」と明るく声をかけてくる。これにやられた先生も多い。
同盟内で武勲により名を馳せている兄のホルストからはよく小言を言われながらも、とても大事にされている。
ヒルダの現在の性格が形勢された大きな要因であるが、そんな周囲から期待される兄の苦労を一番身近で見ていたのもまたヒルダであり、兄を心配させまいとマメに手紙を送るなどヒルダもまた兄を気遣っている。実はヒルダを大修道院へ入学させたのも彼女の将来を心配した彼によるもの。
なお、この兄、作中では顔すら見せないものの、頻繁にヒルダの話に登場するため妙に印象に残りやすい(特に同盟ルート)。
同盟ルートでは、級長であるクロードには他ルートの級長のように腹心キャラが存在しないため、変わって彼女が会話の合いの手役となる。主人公とクロードともう1人、と言うシーンでは大抵彼女が登場するので、会話シーンにおける出番が多い。クラシックの第2部でロストしても戦死扱いにならないキャラクターの1人(もちろん戦闘には出撃できなくなる)。
実家が隣国パルミラからの侵攻防衛の要となっているために、パルミラ人を快く思っていない節があるが、パルミラ出身でゴネリル家の元使用人のツィリルには悪意なく接している。
尚、最初の学級選択で黒鷲の学級を選んだ場合は、教会ルートを選ばないとスカウトができず、スカウトも1部3月限定になるので注意。
前述の通り、ヒューベルトやドゥドゥーのポジションを担っているからだろうか。
この為、覇王ルートを遊ぶならヒルダの勧誘条件となる『斧術』を上げる必要が全く無い。
シリーズ4作目『聖戦の系譜』にも同名の人物が登場する。→ヒルダ(FE)
あちらは名字が明示されていないため、ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリルのタグを推奨。
特に、ヒルダ(FE)のタグをこちらにつけてしまうと聖戦の系譜のヒルダが識別不可能になる恐れがある。
第2部
5年後では後ろでまとめた髪形になる。胸元も開けており、セクシーな姿に。160センチ未満の仲間の中で5年間に背が伸びないのは彼女を含め3人だけなので、3番目に小柄になっている。
戦時中のためか、「怠けてばかりいられない」と立ち上がる姿勢が見られる…が、実家にいた5年間の間はずっと自堕落な生活をしていた様子。
兄のホルストも勿論健在で、引き続き隣国パルミラとの領界「フォドラの喉元」を守っている。何かとネタ話に尽きない兄だが、ツィリルとの支援Aではかっこいい一面が見られる。しかし、同盟ルートの終盤では…。この時の本気のヒルダは必見。
ユニット性能
得意技能 | 槍術/斧術 |
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苦手技能 | 信仰/指揮 |
才能開花 | 重装 |
紋章 | ゴネリルの小紋章(戦技使用時、たまに相手は反撃不可) |
個人スキル | おねだり(隣接する男性の味方は戦闘中、敵へのダメージ+3) |
固有習得スキル | 怒りの陣/速さ封じ |
固有習得戦技 | ブレイクラッシュ/スパイク/金剛斧 |
理学習得魔法 | サンダー/トロン/サンダーストーム |
信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/リカバー |
スカウト条件 | 魅力30・斧術C以上/黒鷲の学級を選んだ場合、銀雪の章に進んだ上で1部3月のみスカウト可能 |
成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
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% | 50 | 45 | 25 | 30 | 50 | 35 | 35 | 20 | 50 |
本人は後方での支援を望むものの、HPや力の成長率が上位に食い込み「お前のような後方支援ユニットがいるか」と言わんばかりの前衛向きステータスとなる。誰が呼んだか、ゴリネル。武人である兄譲りと言えよう。また、計略に関わるステータスである魅力も、級長らに次ぐ水準であり、敵の計略に対して強いのも前衛としては追い風。
ほかにも紋章の効果で戦技を発動した際まれに相手は反撃不可になる効果も併せ持ち、ゴネリル家に伝わる英雄の遺産である「フライクーゲル」も紋章一致で専用戦技を発動できると、どれも前線で使うのが最適解なので前衛で活躍させよう。
成長率と得意技能を鑑みると、ブリガンドorペガサスナイト→ドラゴンナイト→ドラゴンマスターと進めるのが最もお勧め。得意分野のみで構成される重装系にも適性はあるが、速さ成長率が減少して長所が潰れるのが難点。
ただ、技の成長率がドゥドゥーと並ぶ最低タイ(DLC込みだとバルタザールがワースト)と言う欠点があり、メイン武器が命中の低い斧なこともあって、命中に難がある。30%と過去作のような極端に低い数値ではないので、装備品の「命中の腕輪」等で補強は可能だが、ルナティックともなるとその程度では覚束なくなってくる。アーチャーを経由してマスタースキルの「命中+20」を獲得したり、槍や訓練用の武器などの命中の高い武器を装備させる事も考慮に入れたい。
さらにHPと力の高さに見合わず守備の伸びが微妙、魔防や幸運も低いため、「回避されて仕留め損ねる→反撃で致命傷」と言った事態が発生しやすいのも難点。
こうした欠点を補おうにも指揮が苦手なため、ランクの高い強力な騎士団を配属させにくい。指揮苦手ユニットの味方、ジェラルト傭兵団でも命中補正はできないので余計に気になる。これは「おねだり」ではどうにもならないため、「煉獄のザクロ」や「秘伝の書」といった技の強化アイテムを投入するのも一考。
彼女とツィリルの外伝で得られる騎士団「ゴネリル戦姫隊」は、物攻+8という高めの補正に加え、命中+20&必殺+15がつくというヒルダに欲しい補正を詰め込んだ騎士団となっている。しかし配備には指揮レベルB以上が要求されるため指揮の苦手なヒルダは配備が難しく、ドラゴンナイト系兵種にしていた場合はそもそも配備できないなど、本人が配備する機会にはなかなか恵まれなかったりする。
これらの欠点は、難易度ノーマルではさほど気にならず、長所を活かした、非常に強力なユニットとして活躍してくれる。ハードでも回復や装備などでフォローすれば問題なく運用可能。だがルナティックともなると欠点を補うにも限界がある。
難易度によって評価の変わるキャラクターといえる。
また、白鷺杯前には進んで代表に志願してくるため、彼女を「踊り子」にしたプレイヤーも多いだろう(金鹿ルートならクロードも彼女を推薦する)。
踊り子になった際に剣関係のスキルや戦技を習得するため、槍や斧を主軸するヒルダにとっては大幅な育成の路線変更が必要となるが、剣での撃破時になんともセクシーな踊り子専用モーションもあるため、そのためだけに剣術を育成するのもまた一興。
とは言え、力・守備・魔防と、欲しい所にマイナスがかかり、全く前衛ユニット向きではないので、ユニットとしての性能を追求するならばやめておいた方が得策だろう。
ちなみに、ステータス的にはまるっきり不向きだが、理学を習得すると「サンダー」と「トロン」さらに貴重な遠距離攻撃の「サンダーストーム」まで雷系魔法の全てを習得できる。恐らく先述した名前ネタ(聖戦のヒルダ本人は炎魔法の使い手だが、雷魔道士の一族に嫁いでいる)であろう。
支援会話
※括弧内は支援レベルの上限
金鹿の学級
ラファエル=キルステン(A)
イグナーツ=ヴィクター(A)
レオニー=ピネッリ(B)
黒鷲の学級
青獅子の学級
セイロス聖教会
セテス(A+)
ツィリル(A)
灰狼の学級
無双 風花雪月
原作のツインテールからお団子ヘアに変更されている。
ただし、本作のヒルダを操作できるのは黄燎の章のみ。
また、これまでは名前のみの登場だった兄・ホルストが遂に登場する。
ヒーローズ
ものぐさ令嬢 ヒルダ
「あたし? ヒルダよー。
なんで呼ばれたのかわからないけど、
面倒なことは他の人に頼んでねー?」
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/歩行 |
武器 | フライクーゲル(専用) |
奥義 | 月虹 |
A | 攻撃速さの孤軍3 |
B | 見切り・追撃効果3 |
C | 守備の開放3 |
2019年8月から登場。武器はゴネリルの英雄の遺産「フライクーゲル」を装備している。
このフライクーゲルは、周囲のキャラクターの守備によってがらりと性能を変える珍しい武器。
スキル説明が長くてややこしいが、戦闘開始時にヒルダより守備の高い味方ユニットが周囲2マス以内にいなければ戦闘中、自分の攻撃速さ+6にしてその逆だと味方の攻撃速さ+4とバフがかかった味方を突っ込ませて撃破を任せる主流になっている。つまるところは頼りがいのあるユニットが周囲にいれば、その人におねだりして自分はサボるが、頼れるのは自分ひとりならば、本気を出して自分を強化すると言う、ヒルダの性格を反映した武器となっている。
自分よりか弱い(守備の低い)相手しかいない場合も自己強化モードになるのが、なんとも彼女らしい。
難点としては、魔防が低めで、魔法やマムクートの攻撃を受けにくい所。何より、単純な戦闘ユニットの性能は随時インフレを続けているため、登場から2年以上経過する彼女を前線で使うには、それなりに愛がいる。しかも単純に「歩行近接」と言う兵種が、FEHにおいて冷遇気味なのも厳しい所。
差別化するならやはり、「他者強化も出来る戦闘ユニット」と言う点を上手くいかしたい所。
なお、実装時点で専用装備を持っているにも拘わらず、攻撃時と被弾時のイラストで装備している武器が、何故か銀の斧になっている。
2022年8月のアップデートで錬成武器対象に。風花雪月のキャラでは級長達を差し置いて最初の錬成となった。
孤立している時でも攻撃速さは上がるようになって速さ10%分ダメージに加算する効果が追加。そして味方の場合、ヒルダより守備が上回るか、ヒルダが各軍ターンで戦闘を行っていない時のみ戦闘中、全ステータス+4かつ敵は追撃不可が追加した。
特殊錬成効果は自分のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃速さ+5かつ最初に受けるダメージを40%軽減。これで自分と味方の更なる強化にダメージ軽減も出来る新たな個性を得た。
ちなみにエーデルカルトの武器「アイムール」は錬成後で光るエフェクトが付いたに対し以降の英雄の遺産持ちのユニットが錬成しても光らない疑問や苦情が多かった。
これを受け、2024年8月のアップデートで錬成後は光るよう修正が入る。
ものぐさ聖夜 ヒルダ
「ヒルダちゃんに何かご用ですかー?
んんっ? 冬祭りのお手伝い…。
やってはみるけど、期待しないでねー。」
属性 | 青 |
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兵種 | 槍/重装 |
武器 | キャンディケイン+ |
補助 | 体当たり |
A | 攻撃守備の密集3 |
B | 追撃隊形・偶数3 |
2020年12月に登場したクリスマスの超英雄。星4からも排出される。通常版とステータスを比べると並程度だった守備と低かった魔防は少し上がるが速さは少し下がった。
キャンディケインは周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃守備+5かつキャンセル効果が付く。通常版であまり向いてなかった敵を釣らせる行動がここで活かせるようになる。バリアの槍や黄金のフォークでスキル運用を変え、さらに遠距離反撃の適性も高いので奥義隊形や迎撃隊形を継承させて耐久値を大幅に上げる芸当も見せられる。
重装特効の弱点が増え、速さを上げるスキルがなく追撃はされやすくなった。速さの高い敵には注意したい。
水着の金鹿ペア ヒルダ
属性 | 無 |
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兵種 | 杖/飛行 |
武器 | 夏陰の霊杖(専用) |
補助 | プッシュ+ |
A | 攻撃速さの渾身4 |
B | 幻惑の杖3 |
B | 快癒・偶数3 |
2021年6月に登場した水着の超英雄。今回は人気のペアであるマリアンヌとの比翼英雄として登場。杖ユニットの比翼英雄は初。
通常版とステータスを比べると並程度だった守備は下がり、紙耐久になってしまう。その代わり、飛行ユニットなので今までのヒルダと比べると機動力はこちらが上。
専用武器「夏陰の霊杖」は攻撃速さの孤軍3と神罰の杖を内蔵した複合スキル。そして周囲2マスの味方は戦闘中の攻撃を+6かつ、敵の攻撃を受けた時に奥義発動カウント変動量を+1する呼吸系効果。前方後方で攻めもサポートも両立している。
補助スキルのプッシュも初登場で、HPを回復させた後、対象を体当たりと同様に自分と反対方向に1マス移動させる効果。
比翼スキルは自身を中心とした縦3列と横3列の敵の攻撃を-7し、補助不可を付与するもの。飛空城ではとくにスキルが活かしやすい。使用後に3ターン経過すればもう一度使用可能になる。
弱点はかなり多めで紙耐久ゆえ物理武器だとほぼ一発で倒される。近接では為す術なし。飛行特効もあるので弓やエクスカリバーは要警戒。
また、飛空城の攻めでは大抵の防衛が比翼の鳥籠を設置しているので、比翼スキルを活かすには工夫がいる。
一肌脱ぎますか! ヒルダ(開花英雄)
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/歩行 |
武器 | 劫火フライクーゲル(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 攻撃速さの孤軍4 |
B | 回避・拍節3 |
C | 速さの相互大紋章 |
2022年9月から風花雪月(無双)で初の開花英雄。レギュラー登場は二年ぶりで風花雪月無双の二年後の姿で登場。後日、大英雄戦でホルストも来るので原作と無双のヒルダと共演する。
通常版とステータスを比べるとHPは若干下がったが他は上回っている。
専用武器「劫火フライクーゲル」は通常版のフライクーゲルの特殊錬成時と似通った性能。
キラー武器効果に加え、周囲二マス以内に自分より高い守備を持つ味方がいない時か孤立していると戦闘中、攻撃速さ+6かつ最初に受けるダメージを40%軽減して速さの(20+自身の奥義カウント最大値の10)分、ダメージ加算。味方の場合、ヒルダより守備が上回るか、ヒルダが各軍ターンで戦闘を行っていない時のみ戦闘中、全ステータス+3かつ最初に受けるダメージを20%軽減する。
フライクーゲルの特殊錬成時と比べると、ダメージの上乗せが大きくなるなど自身への強化度合いが大きくなったが、後者の効果で敵に追撃不可を付与しなくなるなど他の味方への強化は減少している。
「回避・拍節」は新しい回避効果の派生版。回避効果はそのままで拍節特有のキャンセル効果無効。しかし敵の奥義カウント変動量+1無効は搭載していない。
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