ホルスト=ジギスヴァルト=ゴネリル

ほるすとじぎすゔぁるとごねりる

「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」に登場する人物。メインイラスト右の人物。

プロフィール

CV	増元拓也(無双)
英名	Holst Sigiswald Goneril
所属	レスター諸侯同盟
身長	184cm
初期兵種	ソードマスター
紋章	なし
年齢	28歳(加入時点)
肩書	ゴネリル公爵家の嫡子→ゴネリル公爵
趣味	ヒルダを褒めること/キノコ料理/ヒルダに手紙を書くこと
好きなもの	武芸全般/軍略指揮/ゴネリル領
嫌いなもの	夜更かし

概要

レスター諸侯同盟の五大諸侯のひとつ、ゴネリル公爵家当主の嫡子。ヒルダの兄にあたる。

レスター地方東部に領地を持つゴネリル家は「フォドラの喉元」を超えてフォドラに侵攻してくる隣国パルミラを撃退してフォドラを守るという役割を代々担っており、物語開始時点でその役目を果たしているのが彼。

士官学校時代の鷲獅子戦では在籍する金鹿の学級を勝利に導いた実績を持つ。ゴネリル家の英雄の遺産「フライクーゲル」を扱うのに必要なゴネリルの紋章を宿していないにもかかわらず、ローレンツが「同盟きっての勇将」「武人」と評するなど、武将として優れた人物であることが窺える。妹のヒルダをとても大切に思っており、まめに手紙を送り、小言こそ多いもののヒルダ本人が過保護と感じるほど大事にしているらしい。支援会話のヒルダの発言から一人称は「俺」。

とはいえ、風花雪月本編においては彼の容姿や声のような具体的な情報が語られることはなく、ヒルダやローレンツといった同盟の関係者を中心に間接的に語られるに留まっている。

ヒルダとツィリルの外伝やエーデルガルトの外伝では、謎のキノコを食べて寝込んでしまったらしく、その間に侵攻してきたパルミラ軍を撃退するために主人公たちが出撃することになる。

後に追加されたDLCではホルストと士官学校時代からの友人関係であるバルタザールが登場した。サイドストーリー「煤闇の章」においては、彼が交戦した相手がヒルダだったと気づいた際に、「ホルストにバレたら殺される」と本気で恐れているなど、ホルストの強さと妹愛が垣間見えるエピソードも（ヒルダ曰く「多分殺されるだけじゃすまない」らしい）。

第2部

黒鷲の学級の紅花の章では、同盟がアドラステア帝国に敗れたことで父共々帝国軍の前に膝を屈し、フライクーゲルも闇に蠢く者に奪われたと見られる。進め方によっては妹を帝国軍に殺された後、上記のキノコで苦しむ姿を本人不在の場で帝国軍上層部の談笑の種にされるという結末を迎える。

金鹿の学級を選択して翠風の章に進んだ場合、盟主クロードがパルミラの将軍の一団を援軍として呼ぶ際に、パルミラをよく知る者として件の将軍ナデルと会談を行うことになる。何度か交戦もしている間柄ながら、戦いに身を置く武人同士で意気投合し、最終的に義兄弟の契りを交わしたことが語られる。

また、解放王ネメシスが封印を解かれてガルグ=マク大修道院に進軍した際には味方の軍を逃がすために自らネメシスに立ち向かい、瀕死の重傷を負いながらも生還したと伝えられる。

ヒルダとカスパル、ツィリルまたはバルタザールのペアエンドでも言及される。直接の出番はないものの本作で死亡ルートがない数少ない人物であり、しかもヒルダのペアエンド相手次第でフォドラ王や大司教、果てはパルミラ王の義兄になる可能性がある。

無双 風花雪月

本作にて遂にフルネームが判明し、顔出しで初登場、さらにプレイアブル化。原作では妹や盟主を殺されようと頑として動かずフォドラ防衛に徹していたが、本作ではあっさり領都に駆けつける。なぜか一人称が「私」に変更されており、ミスなのか設定変更なのかは明らかになっていない。

初期クラスはソードマスター。初期装備が飛行特効持ちの剣と、斧装備のパルミラ竜騎兵を撃ち落とすことに特化した装備。

見るからに猛将然とした出で立ちで、ラファエルも凄いと称賛している。トゲの付いたアーマーを着ており、筋骨隆々、褐色肌、妹と同じピンク色で炎の様な尖った髪型の大男である。

武術そのものはもちろんのこと、軍略指揮にも長けており、落ち着いた雰囲気を漂わせる人物。更には後にクロードから帝国との盟約に関する詳細の条件のすり合わせを依頼されていることから政治方面にも優れた視野を持ち合わせているとも思われる。

シェズとの支援会話によると「実戦こそが何よりもの鍛錬になる」という考えを持っているようで、時には鍛錬も兼ねて自ら敵陣の偵察任務に出ている様子。料理も得意なようだが、料理に使う食材にはまたキノコが……。

この他、帝国最強の武人であるベルグリーズ伯との対決も実現した。

ここまで書くとキノコ関係以外は人格者の武人……と思えるだろうが、実はフォドラで一二を争うとんでもないシスコンということが発覚。真顔でヒルダに訓練に付き合ってほしい（ヒルダを背負って屈伸する筋トレ）と言い出したり、ヒルダが少し「様子がおかしく」なっただけで旧友バルタザールの酒に付き合って相談を持ちかけるほどで、「ヒルダに手を出す」なんて冗談を言われようものなら「そんな事で仲間を殺したりはしない」と言いつつ声のトーンが明らかに低くなっている始末である。

これにはバルタザールも「レスターにその人ありと謳われたホルストの真の姿がこれだと知れ渡った日には…」と頭を抱えている。

ヒーローズ

レスターの勇者　ホルスト

『ファイアーエムブレムヒーローズ』ホルストbyさいのすけ/ボスとヤス連載中

属性	赤
兵種	剣/歩行
武器	武人の鉄剣(専用)
奥義	烈光
A	攻撃速さの万全3
C	攻撃速さの信義3

2022年9月から大英雄戦で登場。同月は開花英雄の妹が実装された月でもある。

ステータスは魔防以外高水準。特に攻撃は62と子どもアイク、水着エーデルガルトを抜いて全剣ユニットでトップ。

専用武器「武人の鉄剣」は攻撃3と自身のHPが25%以上で戦闘中、全ステータス+5かつ強化増幅、キャンセル効果。武人らしさ満載で強化が入ってから攻める完全な攻撃特化。スキルも全て攻撃と速さ構成。

パニックでデバフへと反転させられるスキルでは一気に弱くなる。守備と魔防のバフスキルがないため、耐久面は少し物足りない。味方か別スキルで補おう。

ライバルとなるのはアストリア。古くから実装しているのでステータスは流石にホルストが上だが錬成実装から安定に全ステータスのバフを発動出来るほか、自分と味方強化も行える。攻めのホルストか安定力のアストリア、どう使うかは召喚師次第。

余談

ニンテンドードリームに掲載されたインタビュー記事における草木原俊行氏はホルストが風花雪月本編で深く語られない理由について述べており、

『ホルストやグレンは、「刑事コロンボ」の奥さんと同じで、いるかいないのかわからないけれど、ただ話題にはちょくちょくのぼってくるという…紋章と同じように、ゲーム中で描かれた部分以外にも世界は広がっていることを表現したかったんです。』(原文)

とのこと。

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