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支援会話

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しえんかいわ

支援会話とは「ファイアーエムブレム」シリーズ名物の会話イベントである。本頁ではその基幹となる支援システムについても説明する。

概要

ファイアーエムブレムシリーズでは6作目から支援レベルというパラメータが存在する。支援レベルは個人のパラメータではなく任意のユニット(キャラ)2人に設定されているものであり、つまり2人の絆の強さ、いわゆる好感度を表している。

支援レベルを上げるには特定のユニットと隣接して戦ったり、特定のユニットを回復したりする必要がある。しかしそれだけでは支援レベルは上がらず、支援レベルを上げるには「支援会話」をする必要がある。つまり、

  1. 隣で戦ったり回復してあげたりすると支援値が上がる(支援値は画面で確認できない)
  2. これを繰り返し支援値がMAXになると支援会話が可能になる
  3. 支援会話をする

という手順を踏むことによって支援レベルが上がる。

支援を組んだ相手と周囲に配置すると能力が強化され、攻撃や防御、回避や命中そして必殺率が高まるといった様々な恩恵を得られるようになる。パラメータ1ポイントのあるなし・確率5%の誤差がユニットの生死を分けるケースも多い本シリーズでは攻略上非常に有用であり、能力や成長の芳しくないユニットにも戦う力を与えてくれるシステムである。

最初は支援レベルなしの状態から始まって(たまに例外あり)、C→B→Aと上がっていく。作品によってはAの上にSがあり、支援S結婚(または交際)を意味する。複数のユニットと支援Sになるのは無理。言うまでもなく自分の子供や実の兄弟姉妹とはどうあがいても結婚できない。しかし、『ファイアーエムブレム覚醒』では複雑な手順を踏むことで叔父と姪、あるいは甥と伯母の近親カップルの成立が可能で、『ファイアーエムブレムif』では特別な手順を踏まなくてもカムイは兄弟姉妹となぜか結婚できる。

支援会話が発生するまでにかかるターン数はユニットによって差があり、身内や友人といった近しい場合だと会話発生の条件が緩く、全くの他人だったり人物が闇属性(GBA三部作の場合)だと難しい傾向がある。最速プレイを狙う場合等は条件の緩いユニット同士が狙い目となる。

支援会話は戦闘中に行う作品と非戦闘時に行う作品がある。

前者は支援会話で話しかけたほうのユニットは1ターン攻撃や回復ができなくなるため、話しかけるタイミングも戦略に含まれる。また、前者は会話の舞台が戦場となるのでおのずと会話内容は戦闘や行軍に関連したものが多くなり、後者は舞台が主に軍拠点になるので部隊メンバーの休息風景を中心とした会話が多い。

会話の内容はほのぼのするものやニヤニヤするもの、シリアスなものからコミカルなものまで実に様々。どちらかと言えばコミカルなほうが多い。当作ではメインキャラ以外がストーリーの根幹に関わってこないので、各キャラの個性や経歴を知ることができる貴重な機会の1つ(※)。ユニット能力よりも寧ろこっちが本命というプレイヤー諸兄も少なくないだろう。

※:聖魔の光石まではほぼ唯一の機会だったが、蒼炎の軌跡以降は「拠点会話」「マイルーム」「お茶会」「一緒に食事」といった別パターンの交流システムが導入され、こちらでも各キャラの個性や経歴を知ることができるようになった。

pixivではイラストよりも小説のほうが投稿数が圧倒的に多い。

作品毎の特徴

ゲームボーイアドバンス三部作(封印の剣烈火の剣聖魔の光石)

本システムが初導入された『封印』では戦闘中に行う。レベルはAまでで、各ユニット5回までしか行えない。つまり支援Aになれるのは各ユニット1人まで。章ごとに会話に必要な見えないポイントの入手が限られており計画性が求められる。まだ支援会話回想も無かった。

主人公のロイに限り、支援Aになった女性キャラとはペアエンドとなり後日談で結婚する。

『烈火』からは主人公以外でもペアエンドとなる組み合わせや、同性ペアエンドが新たに導入された。一度発生させた会話を何度も見ることが出来るようになり、支援会話回想では達成率も表示されているなど、現在のFEにおける支援会話の基礎が完成する。

『聖魔』ではさらにペアエンドの組み合わせが増え、フリーマップもあるおかげでエンディングでたくさんのペアエンドを見ることもできる。

蒼炎の軌跡

非戦闘時に行う。ルールはGBA三部作と同様だが、「拠点会話」が別にできたこともあってか会話の条件が大きく変わり、支援を組めるユニットが一緒に出撃していくことでフラグが立つように。支援会話回想は削除されてしまった。

暁の女神

戦闘時に行う。どんなユニット同士でも組めるようになったが、二人以上の関係を作ることが出来なくなったため、他のユニットと組み直したい場合は解消する必要がある。深い会話は拠点会話で足りると判断されたのか、会話内容が単調なものになっている。

『蒼炎』からデータを『暁』に引き継いだ際、『蒼炎』でA同士になった組み合わせは、ボーナスとして相手の必殺を軽減させる絆支援がつく。さらに『蒼炎』をプレイして発生させた会話を回想で何度も見ることができるようになった。

覚醒

非戦闘時に行う。支援Sになると2人の子供が未来からやって来て仲間にすることができるイベントが発生する。ただし発生場所まで道がつながっていないと発生しない。仲間にする条件はキャラによって異なり、失敗すると仲間にできなくなるパターンもある。親のクラス素養やスキルが子に受け継がれるのでそれを念頭に置いた支援組みが必要となる。

クロムはある章をクリアすると、その時点で支援レベルが最も高いキャラと自動的に結婚するので、かなり制約の強い計画性が要求される。プレイヤーの分身であるルフレはほぼすべてのキャラと支援会話があり、異性なら隠しキャラとでも結婚可能である。

if

非戦闘時に行う。支援Sになると2人の子供が生まれ、成長した子供を仲間にすることができる。作中で出産する点が前作と異なる。結婚するとマリッジプルフを使って配偶者のクラスにチェンジできる。

同性には支援Sのかわりにバディを意味する支援A+がある。A+には会話イベントがない。片想いでバディを設定することができ、「AはBのことをバディだと思っているが、Bはそう思っていない」という状態にすることも可能。バディプルフを使うとバディのクラスにチェンジできる。

カムイはわずかな例外を除いてすべてのキャラと支援可能で、これまたわずかな例外を除いてほとんどの異性と結婚できる。なぜか兄弟姉妹とも結婚できるが、なぜできるかは支援会話の中で明らかになる。また、同性婚も可能だが男女1人ずつしか対象がいないので相手を選ぶことはできない。もちろん同性婚だと子供は生まれない。カムイには支援A+がなく、かわりに支援Aになった時点でバディとみなされる。

カムイが支援レベルを上げる方法が戦闘だけでなく、アクセサリーを欲しがっている人にあげたり、新たな交流システム「マイルーム」(通称ifパルレ)に招待して顔をなでたりすることによっても上げられるようになった。

Echoes

戦闘中に行う。レベルはAまで。リメイクなので支援の組み合わせは前作から大幅に減ったが、会話がフルボイスになった。

風花雪月

非戦闘時に行う。ボイスだけでなく映像も追加された。ただしキャラのとれるアクションに限りがあり、映像化できないシーンは暗転してしまう。主人公と生徒、主人公と先生や生徒同士でも発生する。支援レベルの最大値は組み合わせによって異なり、A+が最大の場合もあればBまでしか上がらない組み合わせもある。一部の組み合わせは、たとえ最大レベルがAでもペアエンドはなかったり、会話は複数のルートで発生してもペアエンドは特定のルート限定だったりする。

同性ペアエンドが大幅に増え、支援会話が発生する42名のうち、ペアエンド候補が異性限定なのは4名だけである。

支援Sは主人公のみ。主人公の場合はFEシリーズではかなり特殊となっており、第一部後半の探索パートで父親から「大切な人に贈れ」と譲られた指輪を入手し、第二部ストーリー最終章の決戦前に支援Aになっているキャラ一人だけを選択。エピローグで支援Sとなる。本作でも同性婚が可能であるうえに対象が増えた。しかし支援S候補のなかには既婚者がいて、結婚せずに終わる場合もある。

一部の仲間との支援Cは、特定の外伝の発生条件になっている。1部12月には支援値が一定以上である支援S候補の生徒との間に「女神の塔」イベントが起こり、12月の休日の間に門番に話しかけると相手を選べる。2019年9月のアップデートでクリア後の回想モードが追加された。

主人公以外のペアエンドは、支援レベルを最大まで上げたペアエンド候補が複数いる場合、エンディングで自動的に組み合わせが選ばれる。そのため特定のペアエンドを意図して狙いたければ、最大まで上げるのは一人につき意中の一人だけにしておくと良い。主人公(先述の通り支援S相手を選べる)や最大支援レベルがBまたはB+の相手は上げても問題ない。会話のみをエクストラの回想に登録しておきたい場合は、通常のセーブだけでなくオートセーブの後にリセットしても記録される。

本作は交流システムが豊富に導入されており、「お茶会」や「一緒に食事」といった方法でも仲間と触れ合えるのだが、ここでも支援レベルが上げられる。その他にも指導、自由行動中の会話、贈り物、届け物と支援を稼ぐ方法は豊富。

今回も引き続きフルボイスだが、特定の支援レベルが一定以上だと、本編や課題・食事中の会話に追加や変更が生じたり、逆に本編の進み具合が支援会話に影響を及ぼしたりと差分が豊富である。しかし、全ての差分をエクストラから見返すことはできず、セーブデータも限りがあるため、NintendoSwitch本体の撮影や録画機能を活用すると良い。

エンゲージ

非戦闘時に行う。レベルは基本的にAまで。フルボイス、映像付きである点は前作と同様だが、キャラのとれるアクションのバリエーションが大幅に増え、暗転することが減った。

主人公は支援レベルが上がると相手キャラの情報が仲間手帖に追加されていく。さらに、主人公のみ終盤の外伝マップをクリアすることで支援💍を発生させることが可能(同性のキャラクターとも可能)。

今作は主人公のみ支援💍になっているキャラクターとペアエンドが発生する。結婚という言葉は使用されておらずあくまでパートナーという表現がされている。

主人公以外のキャラクター同士にはペアエンドが存在しない為、恋愛要素は近年の作品の中ではかなり控えめ。

また、指輪に宿る紋章士とも絆会話というシステムが導入されておりこちらもレベルAまで上げることが可能。

絆会話を発生させると絆レベルの上限が開放され、紋章士の力を更に引き出すことが可能になる。

会話内容は支援会話より短く一言二言程度だが『暁の女神』とは違い、テンプレ会話ではなく全キャラクター専用の会話がそれぞれフルボイスで用意されている。

関連イラスト

関連タグ

ファイアーエムブレム

けだもの

助けてエイリーク!

センシガルシアノムスコロス

結婚できないバグ

ifパルレ

ときめきエムブレム

概要

ファイアーエムブレムシリーズでは6作目から支援レベルというパラメータが存在する。支援レベルは個人のパラメータではなく任意のユニット(キャラ)2人に設定されているものであり、つまり2人の絆の強さ、いわゆる好感度を表している。

支援レベルを上げるには特定のユニットと隣接して戦ったり、特定のユニットを回復したりする必要がある。しかしそれだけでは支援レベルは上がらず、支援レベルを上げるには「支援会話」をする必要がある。つまり、

  1. 隣で戦ったり回復してあげたりすると支援値が上がる(支援値は画面で確認できない)
  2. これを繰り返し支援値がMAXになると支援会話が可能になる
  3. 支援会話をする

という手順を踏むことによって支援レベルが上がる。

支援を組んだ相手と周囲に配置すると能力が強化され、攻撃や防御、回避や命中そして必殺率が高まるといった様々な恩恵を得られるようになる。パラメータ1ポイントのあるなし・確率5%の誤差がユニットの生死を分けるケースも多い本シリーズでは攻略上非常に有用であり、能力や成長の芳しくないユニットにも戦う力を与えてくれるシステムである。

最初は支援レベルなしの状態から始まって(たまに例外あり)、C→B→Aと上がっていく。作品によってはAの上にSがあり、支援S結婚(または交際)を意味する。複数のユニットと支援Sになるのは無理。言うまでもなく自分の子供や実の兄弟姉妹とはどうあがいても結婚できない。しかし、『ファイアーエムブレム覚醒』では複雑な手順を踏むことで叔父と姪、あるいは甥と伯母の近親カップルの成立が可能で、『ファイアーエムブレムif』では特別な手順を踏まなくてもカムイは兄弟姉妹となぜか結婚できる。

支援会話が発生するまでにかかるターン数はユニットによって差があり、身内や友人といった近しい場合だと会話発生の条件が緩く、全くの他人だったり人物が闇属性(GBA三部作の場合)だと難しい傾向がある。最速プレイを狙う場合等は条件の緩いユニット同士が狙い目となる。

支援会話は戦闘中に行う作品と非戦闘時に行う作品がある。

前者は支援会話で話しかけたほうのユニットは1ターン攻撃や回復ができなくなるため、話しかけるタイミングも戦略に含まれる。また、前者は会話の舞台が戦場となるのでおのずと会話内容は戦闘や行軍に関連したものが多くなり、後者は舞台が主に軍拠点になるので部隊メンバーの休息風景を中心とした会話が多い。

会話の内容はほのぼのするものやニヤニヤするもの、シリアスなものからコミカルなものまで実に様々。どちらかと言えばコミカルなほうが多い。当作ではメインキャラ以外がストーリーの根幹に関わってこないので、各キャラの個性や経歴を知ることができる貴重な機会の1つ(※)。ユニット能力よりも寧ろこっちが本命というプレイヤー諸兄も少なくないだろう。

※:聖魔の光石まではほぼ唯一の機会だったが、蒼炎の軌跡以降は「拠点会話」「マイルーム」「お茶会」「一緒に食事」といった別パターンの交流システムが導入され、こちらでも各キャラの個性や経歴を知ることができるようになった。

pixivではイラストよりも小説のほうが投稿数が圧倒的に多い。

作品毎の特徴

ゲームボーイアドバンス三部作(封印の剣烈火の剣聖魔の光石)

本システムが初導入された『封印』では戦闘中に行う。レベルはAまでで、各ユニット5回までしか行えない。つまり支援Aになれるのは各ユニット1人まで。章ごとに会話に必要な見えないポイントの入手が限られており計画性が求められる。まだ支援会話回想も無かった。

主人公のロイに限り、支援Aになった女性キャラとはペアエンドとなり後日談で結婚する。

『烈火』からは主人公以外でもペアエンドとなる組み合わせや、同性ペアエンドが新たに導入された。一度発生させた会話を何度も見ることが出来るようになり、支援会話回想では達成率も表示されているなど、現在のFEにおける支援会話の基礎が完成する。

『聖魔』ではさらにペアエンドの組み合わせが増え、フリーマップもあるおかげでエンディングでたくさんのペアエンドを見ることもできる。

蒼炎の軌跡

非戦闘時に行う。ルールはGBA三部作と同様だが、「拠点会話」が別にできたこともあってか会話の条件が大きく変わり、支援を組めるユニットが一緒に出撃していくことでフラグが立つように。支援会話回想は削除されてしまった。

暁の女神

戦闘時に行う。どんなユニット同士でも組めるようになったが、二人以上の関係を作ることが出来なくなったため、他のユニットと組み直したい場合は解消する必要がある。深い会話は拠点会話で足りると判断されたのか、会話内容が単調なものになっている。

『蒼炎』からデータを『暁』に引き継いだ際、『蒼炎』でA同士になった組み合わせは、ボーナスとして相手の必殺を軽減させる絆支援がつく。さらに『蒼炎』をプレイして発生させた会話を回想で何度も見ることができるようになった。

覚醒

非戦闘時に行う。支援Sになると2人の子供が未来からやって来て仲間にすることができるイベントが発生する。ただし発生場所まで道がつながっていないと発生しない。仲間にする条件はキャラによって異なり、失敗すると仲間にできなくなるパターンもある。親のクラス素養やスキルが子に受け継がれるのでそれを念頭に置いた支援組みが必要となる。

クロムはある章をクリアすると、その時点で支援レベルが最も高いキャラと自動的に結婚するので、かなり制約の強い計画性が要求される。プレイヤーの分身であるルフレはほぼすべてのキャラと支援会話があり、異性なら隠しキャラとでも結婚可能である。

if

非戦闘時に行う。支援Sになると2人の子供が生まれ、成長した子供を仲間にすることができる。作中で出産する点が前作と異なる。結婚するとマリッジプルフを使って配偶者のクラスにチェンジできる。

同性には支援Sのかわりにバディを意味する支援A+がある。A+には会話イベントがない。片想いでバディを設定することができ、「AはBのことをバディだと思っているが、Bはそう思っていない」という状態にすることも可能。バディプルフを使うとバディのクラスにチェンジできる。

カムイはわずかな例外を除いてすべてのキャラと支援可能で、これまたわずかな例外を除いてほとんどの異性と結婚できる。なぜか兄弟姉妹とも結婚できるが、なぜできるかは支援会話の中で明らかになる。また、同性婚も可能だが男女1人ずつしか対象がいないので相手を選ぶことはできない。もちろん同性婚だと子供は生まれない。カムイには支援A+がなく、かわりに支援Aになった時点でバディとみなされる。

カムイが支援レベルを上げる方法が戦闘だけでなく、アクセサリーを欲しがっている人にあげたり、新たな交流システム「マイルーム」(通称ifパルレ)に招待して顔をなでたりすることによっても上げられるようになった。

Echoes

戦闘中に行う。レベルはAまで。リメイクなので支援の組み合わせは前作から大幅に減ったが、会話がフルボイスになった。

風花雪月

非戦闘時に行う。ボイスだけでなく映像も追加された。ただしキャラのとれるアクションに限りがあり、映像化できないシーンは暗転してしまう。主人公と生徒、主人公と先生や生徒同士でも発生する。支援レベルの最大値は組み合わせによって異なり、A+が最大の場合もあればBまでしか上がらない組み合わせもある。一部の組み合わせは、たとえ最大レベルがAでもペアエンドはなかったり、会話は複数のルートで発生してもペアエンドは特定のルート限定だったりする。

同性ペアエンドが大幅に増え、支援会話が発生する42名のうち、ペアエンド候補が異性限定なのは4名だけである。

支援Sは主人公のみ。主人公の場合はFEシリーズではかなり特殊となっており、第一部後半の探索パートで父親から「大切な人に贈れ」と譲られた指輪を入手し、第二部ストーリー最終章の決戦前に支援Aになっているキャラ一人だけを選択。エピローグで支援Sとなる。本作でも同性婚が可能であるうえに対象が増えた。しかし支援S候補のなかには既婚者がいて、結婚せずに終わる場合もある。

一部の仲間との支援Cは、特定の外伝の発生条件になっている。1部12月には支援値が一定以上である支援S候補の生徒との間に「女神の塔」イベントが起こり、12月の休日の間に門番に話しかけると相手を選べる。2019年9月のアップデートでクリア後の回想モードが追加された。

主人公以外のペアエンドは、支援レベルを最大まで上げたペアエンド候補が複数いる場合、エンディングで自動的に組み合わせが選ばれる。そのため特定のペアエンドを意図して狙いたければ、最大まで上げるのは一人につき意中の一人だけにしておくと良い。主人公(先述の通り支援S相手を選べる)や最大支援レベルがBまたはB+の相手は上げても問題ない。会話のみをエクストラの回想に登録しておきたい場合は、通常のセーブだけでなくオートセーブの後にリセットしても記録される。

本作は交流システムが豊富に導入されており、「お茶会」や「一緒に食事」といった方法でも仲間と触れ合えるのだが、ここでも支援レベルが上げられる。その他にも指導、自由行動中の会話、贈り物、届け物と支援を稼ぐ方法は豊富。

今回も引き続きフルボイスだが、特定の支援レベルが一定以上だと、本編や課題・食事中の会話に追加や変更が生じたり、逆に本編の進み具合が支援会話に影響を及ぼしたりと差分が豊富である。しかし、全ての差分をエクストラから見返すことはできず、セーブデータも限りがあるため、NintendoSwitch本体の撮影や録画機能を活用すると良い。

エンゲージ

非戦闘時に行う。レベルは基本的にAまで。フルボイス、映像付きである点は前作と同様だが、キャラのとれるアクションのバリエーションが大幅に増え、暗転することが減った。

主人公は支援レベルが上がると相手キャラの情報が仲間手帖に追加されていく。さらに、主人公のみ終盤の外伝マップをクリアすることで支援💍を発生させることが可能(同性のキャラクターとも可能)。

今作は主人公のみ支援💍になっているキャラクターとペアエンドが発生する。結婚という言葉は使用されておらずあくまでパートナーという表現がされている。

主人公以外のキャラクター同士にはペアエンドが存在しない為、恋愛要素は近年の作品の中ではかなり控えめ。

また、指輪に宿る紋章士とも絆会話というシステムが導入されておりこちらもレベルAまで上げることが可能。

絆会話を発生させると絆レベルの上限が開放され、紋章士の力を更に引き出すことが可能になる。

会話内容は支援会話より短く一言二言程度だが『暁の女神』とは違い、テンプレ会話ではなく全キャラクター専用の会話がそれぞれフルボイスで用意されている。

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