概要
何らかの目標値に1足りない状況を指す言葉だが、ただしちょうど1足りない時より1以上あればいいという状況に使われる事が多い。
はっきりとした発祥は不明だが、Twitterでは2010年から使われており、運任せになるので対策できない場合もあれば乱数が絡まないので対策できる場合もある。
1の部分は漢数字になったり平仮名になったりすることがあるが、pixiv内ではアラビア数字のタグしかない。
妖怪1足りないの所業
TRPG編
TRPGはサイコロを振って出た目に応じて結果が変わるものが多く、一定以上の値が出ればいい結果になるのにその下限を1だけ下回ったときに出てくる。
シミュレーションゲーム編
SRPGに言える事であるが、乱数が絡まない要素が多く1足りないということが起きやすい。主にファイアーエムブレムシリーズや艦隊これくしょんに見られる。
以下はその一例。
- 攻撃が1足りないので必殺の一撃が出ないと敵を倒せない。
- HP+防御or魔防が1足りないので敵の攻撃を避けなければならない。
- 移動力が1足りないので戦術が狂う。
- 命中率が99
- 敵の命中率が1
- 敵の必殺率が1
- 敵の体力が残りわずかなのに戦闘が終わる。
- クエストを周回して集めるモンスターの完凸に1体足りない。
- あと少しの所で弾が無くなったり剣が折れたりして負け最悪の場合は死亡する。
- カンストまでの必要経験値が微妙に足りなく残り1となってしまう。(亜種で2足りないなどとも)
様々な所に妖怪は潜んでいる。
ボードゲーム編
人生ゲームや桃太郎電鉄によく見られる。サイコロやルーレットで目的地までに迫っている時に限って、出目が1足りなく(もしくは多く)て目的地に入れない事が稀によくある。
その他
あとは…、
- 建築中に資材があと1つのところで無くなった(主にマイクラ、テラリア)
- クラフト素材があと一つだけ足りない(主にマイクラ、テラリア、あつ森)
- ポイントが1足りない(主にウマ娘のスキルPt)
- ランクアップまでに必要なレートが1だけ足りない
などが挙げられる。
現実編
「タオルや服などをそろえてこれで足りると思ったら一日分または一人分足りない。」や「在庫チェックなどでこれでOKかと確認したら1つ足りなかった。」と現実幻想どこへでも現れる。
中には「何かの行事などで始まらないと疑問に思って考えたりしたら1日早かった」「夏休みの宿題」と1では足りない出来事もある。
他にも「会計で小銭が1枚足りずお札を崩す羽目になる」など、その汎用性はかなり高い。
関連タグ
お菊さん:お皿が1枚足りないと嘆く本物の幽霊
ニコニコ大百科では主にTRPGの卓内に出没する妖怪(CPはかなり低め)として紹介されている。 → 妖怪「いちたりない」とは