概要
システムとしての初出は13作目覚醒、ほぼそのままのシステムが14作目ifにも続投している。
システム的な話は省略するが、同作における支援会話はC〜Aまでの3段階あり、支援が可能な相手同士ならAまで上げることができる。
しかし、支援Sに関してだけは例外で、1人につき1人としか結ぶことができない。
それもそのはずで、支援Sにおける支援会話の内容は相手に結婚を申し込むというものだからである。
これによってユニット同士が結婚すると、その二人の子供に該当するユニットが登場する外伝MAPが出現する。
続編のifの場合はそれに加えて「マリッジプルフ」を用いることで結婚した相手の職になることができるという特典もある。
16作目風花雪月でも支援Sは続投している。しかしifで展開的に無理が生じたことやシステム的に子世代などを組み込めるようなゲームではなかったため、単に「主人公が決戦の前に決戦後の会話およびペアエンドの相手を任意で選べる」というものとなっている。通常は支援A/A+になっているキャラの中から選ぶことになるが、それ以外にも例外的に選べる相手がいる。
他のキャラ同士には支援Sはなく、ペアエンドは支援Aの相手から一定の規則で選ばれる。(※1)全員を支援Aまで上げることは可能かつ難しくないバランスなので、意外な組み合わせが勝手にデキることも。同性とのペアエンドも複数あるが、恋愛以外の関係も含まれるため、後日談で同性婚したことが明言される組み合わせは一部のみ。
またシリーズで初めて結婚するとは限らなくなった(候補の中には妻子持ちもおり、当然(?)そのキャラとは結婚せず、疑似父子や主従といった関係になる)。非加入ユニットやユニットとして登場しないキャラクターが候補に含まれるのもシリーズ初。
DLCを購入し、外伝ストーリーをクリアすることで、アビスに現れる占星術師に話しかけると、名声値を消費して「運命を結ぶ」という形で組み合わせを固定することが可能になるが、1組の運命を固定するには名声値10,000Ptも必要になる為ご利用は計画的に。
※1 風花雪月では支援Aになって以降も支援値が累積しているため、カンストしていない場合はこの順位の通りに決定される。しかし、普通にプレイしていれば全ての組み合わせでカンストしてしまうレベルで上限が低いため、狙ったペアエンドにするにはそれ以外の支援をBで止めておくのが無難だろう。
支援値がカンストした組み合わせが複数いる場合は[帝国組]→[王国組]→[同盟組]→[教会勢]の順に決定され、各括り内の順番はゲーム中での表示順に準ずる(おそらく内部番号順に判定している?)模様。なおペアの選出自体も(主人公→)各級長→[帝国組]→[王国組]→[同盟組]→[教会勢]の順に決定され、一度決定されたペアはそれ以降の順番のキャラとは結ばれない。
17作目であるエンゲージでは主人公のみ仲間キャラ全員と支援S(厳密にいえば支援💍)になれる。
ただし外伝「紡ぎし者」をクリアして約束の指輪というアイテムを入手しないと支援💍は解禁されない。
作中では約束の指輪を渡した相手は終始「パートナー」という表現をされるため形式上は結婚するわけではない。
そのため、同性であろうと子どもであろうと実の妹であろうと既婚者(彼の場合妻はすでに故人であるため「結婚」だとしても問題はないが)であろうとOK。
スラングとして
これまでの作品における支援C〜Aは恋愛だけでなく友情からキャラの掘り下げメインのもの、純粋なギャグに終始するものまで、様々な事象が描かれてきた。
しかし、覚醒以降の支援Sに関してはシステム的に別格であり
「支援がSになると、ユニット同士が結婚し、子供ユニットが登場する」
ということになる。
その結果、上記の過程で発生する現象の隠語として支援Sと呼ぶようになった。
それでも支援の最上位であるという性質上、いずれは結婚して…という状況及び組み合わせで使うことが基本となる。
また、GBA以降の支援A後のエピローグで結婚しうる(烈火以降は実際に変化する)組み合わせの場合、そこから支援Sをする場合「支援Aになった後からエピローグまでの間」ということになる。
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