概要
ファーガス神聖王国の筆頭貴族・フラルダリウス公爵ロドリグの長男であり、フェリクスの兄。
紋章の有無・容姿等は不明。風花雪月本編では名前のみしか判明しなかったが、無双にてフルネームが明らかになった。
イングリットの婚約者でもあり、ディミトリとは歳の近い友人だった。
フェリクス同様、少々口が悪かったらしいが、彼とは違い冗談を好む一面もあったらしい。
また、婚約者であるイングリットに対して、短剣を贈ったこともある。
ディミトリが短剣を渡した相手とは違い、イングリットもファーガス出身だからか戸惑わず、素直に喜んだ。
本編の4年前に起きた「ダスカーの悲劇」において、ディミトリを守るため奮闘するものの、彼の目の前で息絶えてしまった。
ロドリグはグレンの勇士を「それでこそ騎士の最期だ」と評価し、イングリットも「理想の騎士そのもの」と彼への憧れをより強めるものの、彼を失ったショックからか一時期引きこもってしまう。
フェリクスは父の言葉の意味を理解はしているものの受け入れることが出来ずに父をぶん殴ってしまい、ディミトリも「痛々しい末路」とイングリットの言葉を否定し、父母の喪失と並ぶトラウマとなってしまう。
またシルヴァンは直接的な関わりはないにせよ、彼に関することは避けるようにしており、イングリットとの支援会話で彼と似たような発言をしたと指摘されて、自分が全面的に悪いと謝っていた。
彼の死は友だけでなく、父、弟、婚約者にも暗い影を落とすこととなった。
無双においては、青燐の章の終盤において、彼が直筆したと思われる手紙が出てくる。
余談
ニンテンドードリームに掲載されたインタビュー記事における草木原俊行氏はグレンが深く語られない理由について述べており、
『ホルストやグレンは、「刑事コロンボ」の奥さんと同じで、いるかいないのかわからないけれど、ただ話題にはちょくちょくのぼってくるという…紋章と同じように、ゲーム中で描かれた部分以外にも世界は広がっていることを表現したかったんです。』(原文)
とのこと。
無双においてもホルストとは違い、本人が登場することは無く、姿も明らかにならなかった。
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ファーガス神聖王国 フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス ロドリグ=アシル=フラルダリウス
ディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッド イングリット=ブランドル=ガラテア
グレン(聖魔の光石):同じくFEの同名人物。共通点も多い。