ラファエル=キルステン
らふぁえるきるすてん
レスターの商家の息子。3年前のとある事故で両親を亡くし、妹のマーヤと共に祖父に引き取られたが、騎士となって妹を養うために両親の遺産でもある商家を畳み、土地や備品を売った金を元手に士官学校に入学した。
一人称は「オデ」で、プレイヤーからも愛着を込めて「オデ」と通称されることが多い。「大事」が「でえじ」、「帰る」が「けえる」になるなど、言葉も若干訛っている部分がある。
カールのかかったブロンドの短髪と厳めしい風貌が特徴。仲間の中ではハンネマンと並んで4番目の高身長を誇り、逆三角形の筋骨隆々とした巨漢。見合うサイズの服がなかった(もしくは買えなかった)のか、ワイシャツ全面のボタンがはじけ飛ばんばかりにパツンパツンになっている。本人も自身の腕っぷしや肉体美には強い自信を持っており、それを維持するためのトレーニングや力仕事を率先して行っている。
豪快で細かいことにこだわらないおおらかな性格で、友情に篤く常に前向きな楽天家。人当たりは穏和で、他の男子生徒に対しては基本的に「くん」付け、女子生徒や目上の人に対しては「さん」付けで呼び、幼馴染のイグナーツには呼び捨てである。そんな温厚で飾りっ気のない性分のためか、次第に大修道院を取り巻く状況が不穏になっていく中でも純朴な発言が多く、プレイヤーからはメルセデスと並ぶ癒し要素とされる。名前、そして後述の守備性能の高さから「守護天使ラファエル」等と呼ばれることも。但しメルセデスは苦境を受け入れた上での聖女なのに対し、彼は「気にしない」を第一のスタンスとしている。
日々筋肉をいじめて鍛えており、自ら考案したトレーニングを実践する以外に、荷物の運搬などの力仕事を率先して請け負うこともしばしば。食欲も旺盛で、彼との会話は基本筋肉か食事の話題が上がることも多い。特に肉を好んで食しているようだが、魚類や野菜もバランス良く摂食しているとのこと。
一方で計算など頭を使うことは苦手で、座学にはあまり興味がない。金鹿ルートのイベントでは先生(主人公)からマンツーマンで指揮について指導を受ける一幕もあったが、やはり途中で音を上げていた。礼儀作法にもこだわりがなく、このことで名家生まれのローレンツからも当初は苦言を漏らされる場面もあったが、ときには真理ともとれる的を射た意見を述べることもあり、以降は多少なり見識を改められている。
大変な妹思いという一面もあり、士官学校の入学理由も上述通り騎士という安定した職業で妹を養うことが目的。寮に入ったことで現在は離れ離れで暮らしているものの、文通しながら共に近況を報告し合っている他、支援会話イベントでも妹のことが話題に上がることが多く、兄妹の絆の深さが窺い知れる。妹のことになると我がことのように悩み、ときには後先を考えない行動に出ることすらある。両親の死については「不幸な事故」として既に自身の胸中で整理をつけているようで、この件で誰彼を憎んだり原因追求したりなどはせず、ただ前を見据える心の強さも併せ持っている。
同級のイグナーツとは親同士が商家だったこともあり幼馴染みで、妹共々仲良くしていた顔馴染みの間柄でもある。しかし、イグナーツは彼に何やら負い目を感じており…。
実は両親を襲い死に至らしめた魔物は、商人がリーガン公爵領に金を落としていくことに不満を持つグロスタール伯の仕業という噂があることが外伝で判明。クロードの叔父である前リーガン公の事故死は、グロスタール伯が美術品の取引と称してリーガン公を誘っていたのだが、その際にリーガン公側が美術品の目利きができる商人を連れていたという。この目利き役は当初イグナーツの両親であるヴィクター夫妻が依頼されていたらしいが、別の仕事があったため交友のあったキルステン夫妻が同行することとなり、その結果リーガン公暗殺の巻き添えとなって死んだというのが商人たちに伝わる話だった。外伝の戦闘内容がまさに貴族の使いが商人に魔物をけしかける場面そのものだったため、噂は真実味を帯びていた。
イグナーツがラファエルに対して感じていた負い目は、このときのトラウマによるものだったようだ。
しかし、ラファエル本人は「ただの噂なんだろ?くだらねえよ!」「万一、本当だったとしても、親のことだ。」と親の死で誰かを恨むつもりはないと発言しており、器の大きさを見せた。このラファエルの聖人のような言動に心を打たれたプレイヤーは多く、彼を作中の四聖人に準えて「聖ラファエル」と称える声も。ラファエルという名前自体が多くの作品で使われているため、ツイッターではこの呼び名の方が彼に対しての感想がかかりやすい(本家のラファエルも引っかかるが)。
発売前はいかにも脳筋そうな見た目からネタキャラ扱いされていただけに、いい意味で印象を裏切ったキャラとなった。
イグナーツとの支援会話では過去を引きずり続けるイグナーツを怒号と共に叱りつけるという珍しい場面もあり、現在の友情と前向きに生きることを大事にする性格がうかがえる。
なお、グロスタール伯の息子であるローレンツは上記のことを知らないようで、支援会話では普通に日常会話をしている。友情を重んじるラファエルにとっては恐らくそれが一番幸せな形だろう。何気に食堂やグループ課題で専用の会話がある。
ここまで書いたが、結局の所グロスタール伯が魔物をけしかけていたのかどうかは作中明らかにはならず、噂は噂のままで終わってしまう。グロスタール伯もリーガン家を目の敵にするのは不安定な同盟領を守るためにあえて反対の立場をとっているというのも後にローレンツの口から語られるため、だとするならリーガン家に関わった商人に魔物をけしかけるというのはあまりにもやりすぎな行為である。実際、アビスの蔵書「報告書の燃えさし」にも「余りに露骨」とあり否定されている。ただ、本当の事実はどうなのかは判明しない。当の本人が「親の死に拘っている場合じゃない」と言っているのがモヤモヤするプレイヤーにとって本当の救いである。
事件の真相
「無双」のラファエル・イグナーツ・ローレンツの外伝では、この事件の真相が遂に明らかになった。
リーガン公やラファエルの両親達に魔物をけしかけたのは、グロスタール伯がかつて雇っていた傭兵団だったが、魔物をけしかけるよう指示したのはグロスタール伯の家人の独断だった事が判明。その家人は傭兵団に対して「リーガン領に向かう商人を脅して引き返させろ」と指示したのだが、さすがの傭兵団も商人相手に武器で脅す訳にはいかず、仕方なく魔物を利用して商人を追い返す方法を取っていた。しかし、リーガン公は魔物に怯むどころか武器を取って戦い始め、商人達も彼を見殺しにはできないと共に戦い、そして命を落としたというのが事件の真相だった。
なお、傭兵団に指示を下した家人は行方を眩ませており、それ以上の真相は闇の中である。
これらの経緯が判明した後、ローレンツとイグナーツはグロスタール伯に代わってラファエルに謝罪しようとしたが、ラファエルは原作と同様、両親の死は事故によるものだと既に吹っ切れており、「家人が勝手にやった事なら二人は何も悪くない」と二人を憎むつもりなど一切ない事を語った。
ラファエルの眼差しは、既に未来に向かっているのである。
「しかしもかかしもねえぞ。この話はもう、終わりだ」
髪の毛を少し伸ばしてより勇ましい見た目になっている。外見の変化自体は少ない方。
5年前のガルグ=マク大修道院の陥落により騎士の道が絶たれたため、祖父と妹と共に飯屋を経営していた。しかし、先生と再会したことで大修道院復興の兆しが見えたため、再び騎士への道を歩みだす。
イングリットとの支援会話では騎士を目指すために身だしなみにも気をつけるようになったとのこと。
金鹿ルート以外でスカウトしていた場合、同盟領の情勢が不安定なことから祖父と妹をガルグ=マク近郊へ引越しさせることを考えている。
ちなみに、飯屋を経営していた割には相変わらず「一緒に料理」での腕前はイマイチ。ラファエルが抜けても経営できているため、飯は祖父と妹で作っているのだろうか。
余談であるが、グロンダーズの会戦で敵として登場した時、主人公との戦闘会話があるのは級長以外では彼とベルナデッタのみである。
他のキャラでの戦闘会話だと「おめぇじゃオデに勝てねぇだろ」と発言し、主人公だと「先生が相手なら不足はねぇぞ」と発言している。
敵対して倒した場合、クロードに妹と同盟の未来を託して息絶える。
グロンダーズの散り際セリフの中ではシルヴァンと並び、印象を与えるセリフである。
紅花の章ではスカウトしておかないと何故か登場しない。
得意技能 | 斧術/格闘術/重装 |
---|---|
苦手技能 | 弓術/理学/馬術 |
個人スキル | 拾い食い(ターン開始時、幸運%で最大HPの10%回復する) |
固有習得スキル | 力の応援/怒りの陣 |
固有習得戦技 | 無我夢中/魔物崩し/ドレインブロー |
理学習得魔法 | ファイアー/ボルガノン |
信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/リカバー |
スカウト条件 | 力20・重装C以上 |
成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
% | 65 | 50 | 15 | 35 | 15 | 35 | 45 | 10 | 25 |
見た目通りの物理前衛特化型で、斧術、格闘術、重装が得意なパワーファイター。苦手なのは弓術、理学、馬術。弓の得意な者が多い金鹿の学級の生徒では珍しく弓が苦手なので、遠距離対策に「手斧」を持たせておくといい。ブリガンド、拳闘士、アーマーナイト系に適性がある。
意外にも飛行は不得意ではないので得意な斧を生かしてドラゴンナイトにするのもあり。拳は使えなくなるが…。
HPの成長率は全ユニット最高を誇り、力と守備も高い部類に入る。生い立ちは不幸だが、上記の性格のおかげか幸運の伸びは普通。個人スキルの「拾い食い」の発動は幸運に依存するので活用するなら幸運をドーピングしてもいい。
やはり速さが伸びにくいものの、今作は自分から攻撃すれば2回攻撃の「篭手」があることや装備品&スキル&騎士団での補強ができるので攻めの面では過去作よりは気にならない。
「魔物崩し」を習得する唯一のユニットでもあるため、基本的には斧よりも格闘をメインに戦うといい。下記の瞑想を早めに習得でき、成長率の良いグラップラーにも合格しやすくなるのが強み。命中も斧よりはマシな部類。
男性ユニット専用の最上級職「ウォーマスター」になれば必殺率+20%の兵種スキルもあるので魔物相手だろうが体一つで粉砕できる。だが魔防は壊滅的なので聖水は必須、遠距離魔法や必殺率の高い闇魔法の「デスΓ」に注意。
また、守備面を極めるならばアーマーナイト系で育成するのが無難だが、アーマー系の最上級職「グレートナイト」を目指すのは苦行となるので注意。彼の苦手な馬術を必要とするからだ。
余談であるが、上級職「ウォーリアー」「グラップラー」、最上級職「ウォーマスター」になるとHPの成長率が100%を越え、レベルアップ時に一度に2上がることも。実は今作能力の成長率が100%を越えられるのはラファエルだけ。
ちなみに、今作のキャラは格闘術をBまで上げるとHPを50%回復する戦技「瞑想」を覚えるが、これがHPの高いラファエルと相性が良く、しかも武器消費のコスト無しで発動できるため、前線に立たせる場合は是非覚えさせておきたい。他のHPの育ちやすい前衛キャラに言えることではあるが。
青獅子の学級の級長ディミトリと支援があるので、周回の手間を省くためにも青獅子ルートの攻略の際にはスカウトしておきたい。ただし、青獅子の学級は優秀な前衛が多く、特にドゥドゥーと役割が被りやすいのでいっそのこと「踊り子」にしてしまうのもありかもしれない。本人は踊りには自信があるらしく、前線に出れる踊り子になれる。…踊られる側から需要があるかどうかはともかくとして…。但し、剣術が得意技能ではなく魅力の低いユニットであり、おまけに彼の高い守備成長率を削ぐことになるため、あくまでお遊び程度として考えておこう。
ちなみに、本人は優勝を逃した際に「踊りって、面白けりゃいいと思ってたけど…」と語っている。おいおい…。
余談であるが、授業で彼の提案する目標のうち「ウォーマスター」を目指すものの項目名は「ウォーマスターにオデはなる!」。よくアイデア通ったなコレ…。
※括弧内は支援レベルの上限
原作とは衣装が変わっており、頭にバンダナを巻いている。
本作では諸事情で士官学校が休止になった後、家族と共に宿場を開いていたが、クロードから手紙を受け取った事で同盟軍に加わる事を決意する。
帝国ルートにおいては、前章で加入させたイグナーツで説得する事で加入する。
なお原作の帝国ルートで、ラファエルでイグナーツと戦闘をすると戦いたくないと説得を試みるが「戦いたくないけど、これがお互い選んだ道(意訳)」とイグナーツに拒否されるため、立場含め真逆の展開となっている。
砂漠の筋肉商人 ラファエル
「オデはラファエル=キルステン!
この格好、何の祭りなんだ?
食えるもんがありゃ何だっていいけどなあ!」
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 弓/重装 |
武器 | ペレジアの弓+ |
補助 | ぶちかまし |
B | 追撃隊形・奇数3 |
C | 攻撃の紫煙3 |
2021年1月にペレジアの衣装の超英雄として初登場。
苦手技能である弓を持っての登場である(よく指摘されているが使えないワケではない)。
ペレジアの弓は孤立していると戦闘中、敵の攻撃守備-5、かつ敵が攻撃守備のデバフを受けていれば、敵の攻撃守備のデバフの数値だけさらに減少。原作通りにHP、攻撃、守備が高いところも再現され、まさに攻撃に特化している。高い攻撃を利用して勇者の弓+攻撃隊形にするのもあり。
魔防は紙耐久で重装特効も苦手。ミカヤには注意したい。
ただライバルが多めで最初の重装・弓で魔防も上回るハロウィンジョーカーやデフォルトで攻撃系のスキルが揃って守備と魔防両方高めのバレンタインエフィが対抗馬となる。どれもステータスが違うので差別化自体は可能だが勇者の弓+攻撃隊形にする場合だと運用が被ってしまうのでどうやって使うかは召喚師次第。
まさかの超英雄での登場とあってTwitterではトレンド入りを果たし、まだ情報を見ていないプレイヤーからは「自分の知ってるラファエルじゃないだろうなと思ってトレンドを見たら知ってるラファエルだった」というツイートがいくつか見られた。
ガチャに合わせて開催された戦渦の連戦「素晴らしき兄妹愛」では妹へのお土産を物色しているが、相変わらず女の子向けではないセンスで選んでいたため、見かねたリーンとドロテアがお土産選びのために一肌脱ぐことに。
なお、原作で絡みのなかったドロテアからは「ラファくん」と呼ばれている。
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