プロフィール
CV | 浜田賢二 |
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英名 | Hanneman von Essar |
所属 | ガルグ=マク大修道院・士官学校 |
生年月日 | 帝国暦1129年2月8日 |
年齢 | 51歳→56歳(各部開始時点) |
身長 | 190cm |
個人スキル | 紋章学者 |
紋章 | インデッハの小紋章 |
初期兵種 | メイジ |
趣味 | 片眼鏡を拭くこと、他人の紋章を調べること |
好きなもの | 紋章学の研究、整理整頓、料理以外の家事、ハンカチ |
嫌いなもの | 料理、散らかっている部屋、乱れた服装、腐敗した貴族、政治 |
称号 | 紋章学の父 |
概要
ガルグ=マク大修道院の士官学校に教師として勤務している紋章学者。もともとはアドラステア帝国の貴族の生まれだが、爵位は返上している。
普段は知的で冷静なナイスミドルだが、紋章のこととなると我を忘れて没頭し、特に主人公の持つ未知の紋章に興味を持つ。
筋金入りの研究者気質で、たとえ研究で何の結果が得られなくても「『何の結果も得られない』ということが分かった」という事を研究成果にできる程。
その他、特殊な事情の紋章を宿している人物を付け回すこともある。しかし、家から「紋章を調べないで欲しい」と寄進と共に頼み込まれれば約束は守るし、ある事情が判明したフレンに対しては悩みながらも自重している(代わりにセテスが付け回されているが…)。紋章のことで暴走はするが教師でもあるため、研究は基本相手の協力ありきで行い、人の一線を越えるようなことはせず、相手に無礼を働いてしまった場合は即座に謝罪する。
紋章を持つ人物には研究目的で打算的に近づくこともある(本人談)が、紋章を持たないギルベルトには同年代の友人として付き合いたくて近づき、アロイスの「魔法を使えるようにならないか」という頼みも研究のため快く応じている。
元貴族とあってか身だしなみに気を使っており、線対称のヒゲが自慢。整理整頓が得意で料理が苦手。正反対の性格と言える同僚のマヌエラとはウマが合わないようで、年甲斐もなく度々口論している。
かつて妹がいたが、妹は紋章の家柄の血筋を欲しがった貴族に嫁にされ、何人もの子どもを生まされ続け、結果紋章を持つ子どもがひとりも生まれなかった事から嫁ぎ先で罵倒され続け、心身共に衰弱し切って死んでしまった。そのためハンネマン自身は紋章を重んじる現在の貴族制度については嫌悪しており、彼が紋章の研究を続けているのは誰もが紋章の力を持つ事ができる(=紋章を持つ者が重視されなくなる)ようにするためである。
また、これまで女性と付き合うことはあったが、この通り紋章の研究に没頭するため何度も愛想を尽かされてしまっており、独身ネタに欠かないマヌエラ以上に独身時代が長い。
ユニット性能
得意技能 | 弓術/理学/馬術 |
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苦手技能 | 重装/飛行 |
紋章 | インデッハの小紋章(武器攻撃時、まれに2回攻撃) |
個人スキル | 紋章学者(味方に「応援」コマンドを使用すると、魔力+4) |
固有習得スキル | 攻め立ての陣 |
固有習得戦技 | マジカルショット/封魔の矢 |
理学習得魔法 | ウインド/アロー/トロン/ライナロック/メティオ |
信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/リカバー/Mシールド |
スカウト条件 | なし |
成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
% | 40 | 30 | 55 | 45 | 20 | 35 | 25 | 40 | 35 |
ストーリー第一部中盤から無条件でスカウト可能。
初期クラスは中級職のメイジ。弓術・理学・馬術が得意で、重装・飛行が苦手。歳は50を越えているが、能力はよく伸びるので年齢を感じさせない。最初から射程3まで攻撃可能な大技「トロン」が使えるのが何よりの魅力。魔力も伸びるので某魔砲少女ならぬ「魔砲おじさん」になれる。普通に育てるならメイジ系統になるだろう。最上級職を目指すならば、理学と馬術の得意を生かしてダークナイトにするのがオススメ。
得意技能だけを見るならばボウナイトやスナイパーもアリに見えるが、力成長率にやや難有りなためあまりオススメ出来ない。もしなる場合は魔法武器の「魔法の弓」を使いたい所だが、錬成するための材料が終盤まで非売品のため悩みどころ。だが、材料が入手できるようにさえなれば高い魔力と長い射程で縦横無尽の活躍が期待できるため、終盤に転職することを前提としてコツコツと弓の技能を鍛えておくのも悪くないだろう。
速さと守備が伸び悩むが、覚える魔法の関係で必殺がやや高めのため、攻めの面での速さは気にならないことが多い。魔法の弓を使う場合は、低確率で2回攻撃となる「インデッハの小紋章」も持っているので発動すれば儲けもの。対して守備はどうしようもないので物理系の攻撃範囲には入らないように(特に連続攻撃される拳に注意)。
個人スキル「紋章学者」のおかげで常時「魔力の応援」が使えるので、することが無いターンは支援相手を応援して支援値を貯めておこう。特に魔法ユニットのサポートに最適。
また、彼が教員研修で教えてくれる弓術・理学・馬術は、いずれも主人公の得意技能ではないだけに、他クラス生徒のスカウトを狙う場合は彼が頼もしい。特に理学や馬術は、意識しなければ物理歩兵にする事の多い主人公にとっては非常に有り難い。
なお覚える魔法の関係か、武術大会で使用する魔法はトロンかライナロックになる。
周りがファイヤーやサンダーなどしか使わせてもらえない中、ただ一人最上級魔法を連発するその様は圧巻。
余談
引継ぎデータでゲームを開始するとクリア済みの章に応じて「紋章アイテム」という所持しているだけで紋章の効果が出るアイテムが解禁される。
ハンネマンは一部のエピローグで誰でも紋章の力が使えるようになる「魔道具」を発明しているが、それが紋章アイテムのことなのかは不明。まあ、クリア後の要素なので深く考えても仕方ないのだが…。「もしも魔道具があったら…」というシチュエーションで周回プレイを楽しんでみるのもいいだろう。
また、元生徒のうち、ドロテアとのペアエンドでは結婚して子を儲けることになる。かなりの歳の差婚である。
拳闘士の格好が全く似合わないことに定評がある。だが、格闘術自体は苦手ではなく、オーラナックルを使えるほど鍛え上げてさえしまえば魔力が伸びる本人との相性はむしろ良い部類のクラスである。最上級職であるウォーマスターの技能をマスターすることで習得できるスキル「切り返し」も相手の追撃を防ぐというきわめて有用な効果を持つため、あえてグラップラーにするプレイヤーも。
支援会話
※括弧内は支援レベルの上限
セイロス聖教会
セテス(B)
マヌエラ=カザグランダ(A)
ギルベルト=プロスニラフ(B)
アロイス=ランゲルト(B)
黒鷲の学級
ドロテア=アールノルト(A)
青獅子の学級
金鹿の学級
エクストラから見返せない会話差分
- 主人公Cは1月以降だと台詞に変更あり
- セテスBはマヌエラA発生済だと台詞に変更あり
無双 風花雪月
今作でも登場するが、NPCとなっている。
ストーリー上では帝国の所属で、青燐の章以外では味方ユニットとして一部のステージに登場する。
本作にはハンネマンが原作で「セテス以外に現在確認されていない」と言っていたキッホルの大紋章を宿す帝国貴族が登場し、彼が紋章持ちであることは世に知られている(原作ではシルヴァンが「貴族は大抵生まれてすぐ紋章の有無を調べる」と発言している)。
登場人物や公式からこの件についての説明はなく、発売から4ヶ月半後の不具合修正でもグロスタール平原などと違って変更されていない(ただし、何度もアップデートされた原作すら、未だに修正されていない文章がある)。そのため、ハンネマンの紋章学者としての知識量に関わるこの新設定の意図は定かではない。
関連イラスト
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ファイアーエムブレム ファイアーエムブレム風花雪月 セイロス聖教会
節制(タロット) - インデッハの紋章の元ネタ
ベルナデッタ…インデッハの紋章繋がり。インデッハの紋章を持つ者は人見知りで内向的になる傾向があるらしく、自分の部屋が楽園であるとする引きこもりのベルナデッタはともかく、ハンネマンも整理整頓された自分の部屋を気に入っており、お茶会時には自分の部屋での開催を望んでいたり、改めて部屋へ誘おうとする。