プロフィール
CV | 小西克幸 |
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英名 | Hubert von Vestra |
所属 | アドラステア帝国・黒鷲の学級 |
生年月日 | 帝国暦1160年4月17日 |
年齢 | 20歳→25歳(本編各部開始時点) / 20歳→21歳(無双) |
身長 | 188cm |
個人スキル | 参謀役(本編) / 闇の楔、看破、参謀役(無双) |
紋章 | なし |
初期クラス | 貴族(本編) / 修道士(無双) |
趣味 | 戦略や戦術の研究、エーデルガルトの観察 |
好きなもの | 皮肉、テフ、主の役に立つ者、賢い者 |
嫌いなもの | セイロス教、賭け事、高所、思い出話、主の邪魔をするもの、愚か者 |
称号 | 女帝の懐刀 |
概要
アドラステア帝国の皇帝を代々継ぐフレスベルグ家に仕え、宮内卿を担当するベストラ侯爵家の嫡男。6歳の頃に出会った第4皇女エーデルガルトの従者となっており、学級でも彼女を補佐する立場。一人称は「私」。二人称は「貴殿」「貴様」で、エーデルガルトには「貴方様」。
侯爵家の嫡男だが紋章は持っておらず、ベストラ家自体も紋章を引き継いでいる貴族かどうかの描写はない。
当初は命に代えてもエーデルガルトを守る、いわゆるボディーガードの役割を負っていたようだが、現在はそれに加えて権謀術数を巡らす参謀的な役割と彼女が必要とする汚れ仕事も引き受ける忠実な懐刀となっている。
味方としてはFE史上でも類を見ない悪人面が特徴で、初見では思わずガーネフやらイズカやらを引き合いに出してしまいそうな雰囲気の持ち主。
なお、エーデルガルトやベルナデッタやリシテアなど他の生徒の発言から、作中でも学生らしからぬ見た目、怖い見た目などと認識されている。
彼の出身であるベストラ侯爵家は貴族でありながら領地を持たず、皇帝家に仕えその影となり帝国の暗部を引き受けることをも使命として存続している一族なので、彼個人がそうというよりはベストラ家自体がそういう影を背負った雰囲気の一族である可能性が高い。
身長は188cmと高く、黒鷲の学級の中では最も長身。他学級の生徒を含めても、ドゥドゥー、ラファエルに次いで3番目の高身長である。
性格においても慇懃無礼な物腰になる時はあるが、エーデルガルトへの忠誠心は非常に篤く、「エーデルガルトが大願を果たす」という目的のためならば、彼女の邪魔をする者はいかなる手段をもってしても、たとえ彼女自身が反対したとしても排除しようとする冷徹さは、真っ直ぐ芯の通っている性質とも言えよう。
ディミトリの従者であるドゥドゥーとはまた別の意味での「忠臣」であり、非加入ルートのうち、蒼月の章では最多で7回に渡り自軍の前に立ちはだかる。
また先述の通り、主の利になるなら主の命に背いてでも、独自の判断で動くこともある。シャミアとの支援会話で主に逃がせと命じられた相手すら裏で始末していたり、フェルディナントとの支援会話でもそのことについて意見を戦わせていたり、エーデルガルト本人との支援会話でも秘密に実行していることが数多くあることを告白していたり、その徹底ぶりが描かれている。
なお、主であるエーデルガルトの目標達成のために動いていると言っても、個人的な思想の部分では彼女の考え方とは異なっているところもあり、とくにセイロス教に対する嫌悪は、プロフィールの記述や主人公との支援会話でも分かる通り、違いが明確に描かれている。紅花の章でのエーデルガルトの「レアが降伏してきた場合どうするか」という授業質問で、彼女とリシテアが「降伏を受け入れる」こと前提の答えにやる気が上がるのに対し、「騙し討ちで殲滅する」と答えた場合にはヒューベルトのやる気だけが単独で上がるというところでも、それがよく描写されていると言えよう。
このように外面も内面も冷徹さが目立つ人間ではあるが、本人なりに学校生活や他者との交流を楽しんでもいるようで、学校行事などでも何だかんだ言いながら結構乗ってきてくれる。黒鷲の学級の仲間たちに対しても、慇懃無礼な態度は崩さないながらも、それぞれの個性を適宜分析しながら理解を示し、肯定的に評価したり世話したりしてくれている。従者として育てられた経験からか、主の障害にならない限りは意外と良心的で面倒見が良く、支援会話では、ドロテアの直球な話題を聞いてあげて質問にも答えてあげてたり、彼を恐れるあまり立ったまま気絶してしまったベルナデッタを部屋まで運んでやっていたり、カスパルに彼なりの助言を与えたりしている。
また、あまり表には出さないが感情的な一面もあり、フェルディナントとの支援会話で口論になった際はムキになって人格を否定するような発言まで持ち出し、フェルディナントを怒らせている。さらには10歳の時には、アランデル公が姪のエーデルガルトを連れて政情不安定な帝都から亡命したことに納得できず、父の制止も聞かずに帝都を飛び出して2人を追いかけている(最終的には父が差し向けた追手と三日三晩戦闘した末、捕縛され連れ戻されている)。
第2部
5年後の容姿はややスッキリしており、「寧ろ若返ったのでは?」などと言われることもある。
過去に「七貴族の変」に加担した父を憎んでいるため、1部終盤で行われた宰相一派の処分時にはいっとう重い処分を下している。皇帝家に仕えるというベストラ侯爵家の存在意義に反し、エーデルガルトの父イオニアス9世から実権を奪い幽閉しただけでなく、エーデルガルトや彼女の兄弟姉妹たちも監禁し強力な紋章を宿すための人体実験を行ったのが原因である。
アドラステア帝国はセイロス教団を打倒するため、闇に蠢く者と手を組んでいるが、ヒューベルトは闇に蠢く者の首魁かつ七貴族の変の首謀者で、エーデルガルトたちに非道な所業を行ったアランデル公に扮するタレスのことは父以上に憎んでおり、セイロス教団を打倒した後は彼らを始末するつもりでいる。そのため主人公と共闘する紅花の章では、闇に蠢く者との共闘がエーデルガルトも含め自分たち帝国にとっても非常に不本意なことであることを主人公に吐露している。
また、主人公と敵対するルートでも、銀雪の章と翠風の章では自身とエーデルガルトが敗れたときに備えて闇に蠢く者に関する情報が記された手紙を遺していたり、蒼月の章では主人公達がアランデル公を打ち破った際に「不幸中の幸い」と評していたりしている。
ユニット性能
得意技能 | 弓術/理学/指揮 |
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苦手技能 | 斧術/信仰/飛行 |
才能開花 | 槍術 |
個人スキル | 参謀役(計略の威力+5) |
固有習得スキル | 魔力の応援/怒りの陣/魔防の応援/攻め立ての陣/速さの応援 |
固有習得戦技 | 氷槍/強弓/マジカルショット |
理学習得魔法 | ドーラΔ/スライムΒ/バンシーΘ/デスΓ/ダークスパイクΤ |
信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/リカバー |
成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
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% | 35 | 30 | 55 | 45 | 45 | 35 | 25 | 40 | 35 |
リシテアやコンスタンツェに次ぐ魔力成長率を誇り、一撃の攻撃力が高い優秀な魔法火力要員。技と速さもよく伸びるため攻撃面では安定した性能を誇る。
見た目に違わぬ闇魔法のスペシャリストで、習得できる魔法も全て闇魔法。特に「スライムΒ」はヒューベルト専用であり、早い段階で習得可能でありながら、射程1-3かつ相手の守備低下と強力である。この他にも、移動力を減らす「バンシーθ」、射程1-3に高い必殺率の「デスГ」、騎馬特効の「ダークスパイクτ」など、前衛と協力しながら戦いやすい魔法が多い。
反面、HPと守備の伸びは平凡で物理攻撃に弱く、自ら最前列に立つにはあまり向かない。キャラクター像の通り、作中最強格の前衛であるエーデルガルトを後方から支えることに適した性能と言える。
また、キャラクター性を反映してか魔法系ながら信仰が苦手。とは言え、経験値稼ぎの意味の含めて、信仰Dのライブ程度は取得させておいた方が便利だろう。
お勧めの最終職業はダークビショップとなる。
と言うのも、闇魔法のスペシャリストと言う事は、逆に言えばウォーロックの兵種スキルである「黒魔法の達人」「黒魔法回数×2」等の恩恵を受けられないのだ。
実のところ、ほとんどの魔法キャラはウォーロック(女性ならそこからさらにグレモリィ)に就かせた方が強いので、ダークビショップは唯一の男性闇魔法使いであるヒューベルト専用職とも言える。
闇魔法試験パスが2枚必要なので、死神騎士を倒せるように育成しておこう(DLCを導入していれば、紅花の章開始時に1枚は自動的に入手可能)。
その他、ダークナイトも一応選択肢には上がるが、紅花の章後半は悪路が多く馬の移動力を活かしきれない。力の成長率が低めなので物理系を主軸にするのも微妙。一応、才能開花時に得られる戦技「氷槍」を使用したり、魔法武器である「魔法の弓」「インドラの矢」を用いると火力が出やすい。
どちらにせよ魔法回数を増やす事ができないので、弾数切れ対策にサブとして弓を持っておきたい。メインに置けるほどの性能ではないが、弓術C+で覚える強弓である程度までは補える。
支援会話
※括弧内は支援レベルの上限
黒鷲の学級
ドロテア=アールノルト(A)
ペトラ=マクネアリー(A)
セイロス聖教会
シャミア=ネーヴラント(A)
無双 風花雪月
本編の2部では短めだった髪型が、無双の2部では若干長めに変更されている。
得意兵種はダークメイジで、闇魔法の攻撃を行う。特殊アクションとして、攻撃を当てた敵に楔を打ち込む。楔はプレイヤーの好きなタイミングで爆発させることが可能。
本作では、エーデルガルトの従者としてのライバルが新たに増えている。と言っても、ヒューベルトとしては共に進歩する仲といった感じで、一方的にライバル視されているだけにも見える。また、リシテアとの支援会話にて、実は妹や弟もいるという設定が追加された(弱点になり得るため、普段は家族の情報は可能な限り秘密にしている)。妹の方はリシテアと年齢が近く、性格も似ている模様。このように無双では本編とは違った内容や相手との支援会話が見られるが、加えてストーリー上でも、戦争期間が長いため共に並んで戦う帝国の双璧としてフェルディナントとの絡みも増えている。
青燐の章ではエーデルガルトが闇に蠢く者の手に落ちた後、フェルディナント共々消息を絶ち、彼らに一矢報いる局面もないまま本編を終える。原作での抜かりのない立ち回りからすると不自然にも思えるが、「戦争の長期化と思うように戦局が好転しない窮状の中、何とか主の望みを叶えようと必死にならざるを得なかった」かつ「ガルグ=マクで過ごした1年で、思想や立場が違う者とも協力し合えることを知った」原作と、「闇に蠢く者を早々に帝国内から締め出し、限りなく理想に近い形で開戦ができた上、シェズを擁する王国が予想外の抵抗を見せ始めるまで何の障害もなく進めた」かつ「ガルグ=マクでの1年が無く、思想や立場を越えて赤の他人と協力することを学ばなかった」無双では状況が違い過ぎるため、無条件に比較するのも酷というものだろう。
ヒーローズ
冷酷陰険従者 ヒューベルト
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | ラウアフォックス+→参謀役の書(専用) |
奥義 | 爆雷 |
B | 魔防の封印3 |
C | 歩行の魔刃3 |
2019年8月から登場。
フォックス系の魔法は自分から攻撃する時、戦闘中、全ステータス-4のデバフ効果。
Bスキルの「魔防の封印」との相性も抜群で、奥義は範囲攻撃。Cスキル「歩行の魔刃」は周囲1マス以内の剣/槍/斧/弓/暗器の味方歩行は戦闘中、攻撃速さ+2と錬成ブレス効果で歩行タイプ専用の味方には有利に戦いやすくなり、攻撃もサポートも可能。
未修得のAスキルには「〇〇の一撃」(先制時に能力に補正がかかる)がフォックス系の魔法と相性が良い。鬼神の一撃と武器錬成で攻撃強化ラウアフォックスで先制攻撃すると一撃で屠れる可能性大。
攻撃特化で支援も可能…と参謀役として隅に置けない位の活躍を見せてくれる。
反撃不可な近接武器は警戒は必要だが武器には特別な性能はなく、リリーナやアルヴィスなどの赤魔法ユニットより火力は劣っているので攻撃は少し苦手。活躍させたい場合は武器を変えるかデバフの妨害サポートになるスキルへ継承すると良い。
2022年12月のアップデートで専用武器「参謀役の書」が追加。敵のHPが75%以上か敵が不利な状態異常を付与されているとき、戦闘中、全ステータス+4かつ絶対追撃の効果で特殊錬成効果は応援か移動系補助スキルを使用するまたはされる時、移動後の自分とその味方の十字方向にいる敵に攻撃守備魔防-7かつキャンセルと弱点露呈付与。
もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+4。
これで参謀らしく妨害効果の付与にステータス強化で戦闘も行える個性を得た。
余談
プロフィールに記載されているように、顔に似合わず高所恐怖症。昔ペガサスナイトに憧れていたものの、男だからではなく、高い所が苦手だからという理由でペガサスナイトになるのを断念している。
冷徹で苛烈な汚れ役、一途なまでの忠誠心、筋の通った性格、などから黒田官兵衛、石田三成、片倉景綱、直江兼続等といった主君の懐刀を務めた歴史上の人物によく喩えられる。
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