概要
貴族の跡取りにして士官学校の男子生徒であるヒューベルトと、平民の元傭兵にして士官学校の新任教師であるベレスのカップリング。およびそのカップリングを描いた作品に付けられるタグ。
最初の学級選択で黒鷲の学級を選ぶと教え子と担任になる。
プロフィール
名前 | ヒューベルト=フォン=ベストラ | ベレス=アイスナー |
---|---|---|
年齢 | 20歳→25歳 | 不明→不明 |
誕生日 | 04/17(大樹の節) | 不詳 |
身長 | 188cm | 164cm |
趣味 | 戦略や戦術の研究、エーデルガルトの観察 | 人助け、人の話を聞くこと |
好きなもの | 皮肉、テフ、主の役に立つ者、賢い者 | 剣、笑顔、信頼に応えること |
嫌いなこと | セイロス教、賭け事、高所、思い出話、主の邪魔をする者、愚か者 | 不詳 |
肩書き | ベストラ侯爵、宮内卿 | ガルグ=マク士官学校の教師、黒鷲遊撃軍の指導者(覇王ルート) |
初期クラス | 貴族 | 平民 |
所属 | アドラステア帝国 | セイロス聖教会、アドラステア帝国(覇王ルート) |
ヒューベルトは突如主君のエーデルガルトに接近したベレスの挙動に目を光らせており、主君に害をなすなら消すと直接警告してくる。彼と支援A以上に仲を深められるのは、ベレスがエーデルガルトと同じ道に進んだ時のみとなる。
なお、支援A会話は性別で差分がある。
白雲の章からの分岐
黒鷲の学級を選択してプレイすると、ある特定の条件を満たした場合にのみヒューベルトと共闘できる覇王ルートに進むことが可能。ヒューベルトとベレスの支援AおよびS(ペアエンド)は、この覇王ルートに進んだ時のみ発生する。
ゲームの進め方によっては問答無用で敵対ルート(帝国・銀雪ルート)へ分岐してしまうため注意が必要である。
ベレスとの支援会話内におけるヒューベルトの変化(以下ネタバレあり)
支援C
ベレスの挙動を把握し、殺気を発しながら近づくもサラリと流されてしまい思わず舌打ちしてしまうヒューベルト。エーデルガルトがベレスのことを気に入っているということを、ベレスが自覚していれば〝嫌味だ〟と言い、わかっていないフリをすると〝嫌味か?〟と言う、ベレスが何を言っても気に食わないエーデルガルトガチ勢・主(あるじ)至上主義者。しかもエーデルガルトの利益にならないと判断すれば容赦なく担任であるベレスを〝消す〟と断言する物騒な男である。あくまで〝主の役に立つかどうか〟でベレスを見ており、警戒心満載で接される。BGMも支援会話とは思えないほど、かなり不穏。
支援B(白雲の章から開放可、紅花の章では会話差分あり)
ベレスを尾行しており、怪しい動きがあれば殺す機会をまだうかがっている。力の差から考えて寝込みを襲うのは無理だと考えており、〝無味無臭の毒薬を使う〟などと相変わらず物騒なことを呟いている。エーデルガルトがベレスのことを気に入っていることが相当気に食わないらしい。
その理由として、エーデルガルトの父、皇帝イオニアス9世から実権を奪った摂政アランデル公とベレスが雰囲気が似ているからだと言う。
〝表向きのベレスの中に別の人物がいる感覚〟がするという発言から、ヒューベルトは物語序盤からベレスの中に別人格があるということを薄々気がついている様子。ベレスの力の本質を知ってか知らずか、エーデルガルトの役には立っているのでまだ殺さないではいるが、この辺りから〝殺し合いはご免だ〟と言うようになり、ある程度の信頼も置き始めていることがわかる。
支援A(分岐後、紅花の章で開放)
女神について話し出すヒューベルト。ベレスの中に女神ソティスの意識があったことを前提に、彼は女神が世界を正しく統治することが出来なかったので〝女神が嫌いだ〟と続ける。
もしベレスが「〝人の道理〟に拠らない存在になってしまった時はどうするか?」という問いに対して「無理だった時は……」を選択すると、後始末を自分に託してくれたベレスに対して満更でもない表情を見せる。
自分の命はエーデルガルトのものであり、ベレスと一蓮托生のような生き方はできないと言いつつ、〝もし2つの命があれば〟と、らしくもない仮定の話をする。教会や他の全てを投げ打ってエーデルガルトについて来てくれたベレスへの最大級の感謝の時点で相当絆されていると思われるが、この後の〝黒き鷲の王に付き従って飛ぶ、比翼の鳥のような二人に……〟(会話より引用)というセリフが支援Sへのフラグを感じさせる。
✳︎なお〝比翼〟発言はベレトの場合には発生しない。
✳︎比翼の鳥…古代中国の伝説上の生物。雌雄が隣り合い、互いに支え合わなければ飛ぶことが出来ず、男女の仲睦まじい様子を意味する古事「比翼連理」の由来となっている。
支援S(ペアエンド)
女神の塔にベレスを呼び出すのだが、ペアエンド(プロポーズ)を〝片付けておきたい問題〟と言ったり、単刀直入にプロポーズをするも指輪を持ってきておらず、逆にベレスから指輪をもらう始末と、恋愛には疎そうな雰囲気を醸し出す。主であるエーデルガルトにも背中を押され、恋愛過程をすっ飛ばしてプロポーズしてしまうのはヒューベルトらしいと言えばらしいだろう。
エーデルガルト最優先な彼を理解し、なおかつ同じ道を歩むと決めて指輪を差し出してくれたベレスは彼の最大の理解者であり、甘い言葉は吐けないけれどベレスの身を守ることはできる、と言うヒューベルトは互いに背を預け合い戦うことが出来るまさに〝比翼の鳥〟であり、二人はこれからも闇に蠢くものを倒すために手を携えて闇の中の戦いへと身を投じるのだった。
ファイアーエムブレムヒーローズ(FEH)
ファイアーエムブレムヒーローズにて、ヒューベルト(士官学校時代)とベレスはすでに実装済みである。ゲーム内の支援システムで学生ヒューベルトと教師ベレスで支援Sを結ぶことが可能で、飛空城内の施設でミニキャラが可愛らしく動く様子を楽しむことが出来る。