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CV:高野麻里佳


概要編集

アドラステア帝国の小貴族、オックス男爵家の嫡子。赤い髪が特徴的な少女。

ガルグ=マク大修道院に併設されている士官学校に通っていた本編の前年度の生徒だが、卒業間近に行方不明になった。

本編では、同じく行方不明になったフレンの捜索時に同時に発見され、本人の希望もあり、黒鷲の学級に編入。

一人称は「あたし」。級長であり皇女でもあるエーデルガルトのことは「エーデルさん」と呼ぶ。

彼女を知る人物からは「性格が変わった」との声も多いが…?

















※以下、ネタバレ注意






















モニカちゃん。令嬢だったもの

その正体は闇に蠢く者の一員・クロニエであり、"本物の"モニカに成り代わっていた。本人は既にこの世にいない可能性が高い。


バルタザールハピの外伝においては、モニカの父のオックス男爵が登場。兵種はトリックスター。

何者かから「英雄の遺産を手に入れれば代わりに娘を助けてやる」との取引を持ちかけられ、闇市で「ヴァジュラ」を入手してモニカを助け出そうとしていた。

が、紋章を持っていないためか、魔獣化。ヴァジュラの噂を聞きつけたバルタザール達によって討伐された。


無双 風花雪月(ネタバレ注意)編集

本作では本物のモニカが登場。トマシュに化けていたソロンに誘拐され、クロニエのアジトである砦に拘束されていた(地下牢に鉄の処女らしき器具が置かれているのが確認できる)。

盗賊たち(コスタスの「鉄の王」所属かどうかは不明)や闇に蠢く者による厳重な警備が敷かれていたが、「鉄の王」討伐の課題を受けていたイエリッツァシェズを含む担当生徒を率いて砦に乗り込み、さりげなくモニカの居場所を教えて彼女を救出させたことで生き永らえる。

黒鷲の学級ルートである「赤焔の章」ではそのまま自軍に加入する。


そしてこのモニカの救出劇が、原作から歴史が大きく変わっていくターニングポイントとなる。モニカの証言によりモニカを連れ去った犯人がトマシュと発覚し、教会が捕らえようとするもトマシュ(ソロン)は変身を解いて逃げ去ってしまう。この事件をきっかけに、


  • エーデルガルトは大司教レアに「トマシュの仲間とおぼしきアランデル公(タレス)の情報」を共有し、教団の支援を受けて帝国内に潜む闇に蠢く者とその手先を排除すべくクーデターを起こす
  • 帝都の動乱によりタレスとの連携が断たれたことで、痺れを切らしたコルネリアは王国にてイーハ大公リュファスを唆し反乱を起こさせる
  • 帝国と王国の異変を察知したパルミラが同盟領に大規模な侵略を試みる

と三国で事態が急変。これらの事態を重く見た大司教レアによって、士官学校は休校にせざるを得ない事態となる。

また、今回の事態でエーデルガルトが闇に蠢く者と決別し、来るべき戦争を自分たちだけで行う決意をしたことで、セイロス聖教会との戦争開始までに2年の準備期間が必要になった。


「黄燎の章」では一度敵対するが、帝国が連邦国と手を組む関係上、第3部にて友軍の一人として登場。

「青燐の章」では王国が帝国と敵対している為、第2部で父親共々敵ユニットとして登場するが、父親を討たれ自身は撤退する。ところが帝国が末期状態の2部後半以降は、先に消息を絶ったヒューベルトやフェルディナント同様、姿を確認出来ずに終わる。このことから、かつて自分を狙った一味の手に落ちた主君を助けられないまま、無念の最期を遂げた可能性が浮上している。


プロフィール編集

所属アドラステア帝国(黒鷲の学級)
生年月日帝国暦1161年?月?日
年齢18歳→20歳
身長157cm
個人スキル魔の波動、慧眼、万能記憶
紋章マクイルの小紋章
初期クラス修道士
趣味読書、狩り
好きなものエーデルガルト、記録すること、体を動かすこと、泳ぐこと
嫌いなものおしとやかな振る舞い、甘いもの、人間関係の軋轢、手紙を書くこと

人物編集

プロフィールの「好きなもの」の項目にも記載されるほどエーデルガルトを慕っており、強い忠誠を誓っている。ちなみに、エーデルガルトとは好きなものと嫌いなものが正反対だったりする(エーデルガルトは泳ぐことが嫌いで甘いものが好き)。

本編で見せたクロニエの演技とは違い、礼儀正しい敬語口調であり、エーデルガルトのことも「殿下(陛下)」と呼ぶ。

一方で「陛下のためなら犠牲になっても構わない」「陛下と二人きり(の食事)だったら正気を保てていた自信がない」とまで語っており、エーデルガルトのついたため息の数なども記録するレベル。

その面においては、本編でのクロニエの演技はエーデルガルトにべったりという意味では合っていたが、エーデルさん呼びなどかなり馴れ馴れしくなっており、上記の通り、彼女を知っている者から見たら性格が変わったと思われても仕方ないほど不自然なものになっている。


それもあってか、エーデルガルトの従者であるヒューベルトに対してはほぼ一方的にライバル意識を抱いている(それでも、内心ではお互いに認め合っている様子)。

また、歌姫時代のドロテアの熱烈な大ファンでもあり、「ドロテア様」と様付けで呼んでいるほど。


原作では本物のモニカがエーデルガルトを慕っていたとは全く言及されておらず、「実は被害者側が見殺しにされることも厭わない人物だった」という設定が、果たして原作の時点で存在したかは定かではない。


原作では所持している味方ユニットがいなかったセイロス教の四聖人マクイルの小紋章を持っている。専用武器はマクイルの神聖武器である魔道書「風呼びの根源」。

個人スキルにもなるほど高い記憶力を持ち、自分を攫ったのがトマシュだと証言できたのも彼の杖のつき方や歩き方を覚えていたため。


モニカ耳チラ黒鷲女子たち

士官学校編の2年後では、服装が赤を基調とした魔道士然としたものに変化している。


ヒーローズ編集

女帝いちの家臣 モニカ編集

属性
兵種魔法/歩行
武器風呼びの根源(専用)
奥義凶星
A攻撃速さの万全4
B速さ魔防の拍節3

2022年9月からようやく登場。これで5年後のエーデルガルトとヒューベルトとで共演出来るようになった。2年後の姿となっている。


ステータスは速さが高い以外魔道キャラで典型的。


専用武器も無双同様に「風呼びの根源」である。キラー武器効果に加え、ターン開始時にHPが25%以上の時は攻撃速さ+6と攻め立てを付与。もう一つはHP条件は同じで戦闘中、攻撃速さ+6かつ敵の速さ魔防を11-敵の奥義カウントの最大値×2(最低3、敵が奥義を持たない場合は3とする)だけ減少。


弱体化させてから攻め立てで反撃を許さない。攻撃特化した魔法アタッカー。

攻めると強いが攻められると弱い。守備もやや紙耐久で物理武器には苦手。


なお風花雪月本編に登場するモニカは、先述の通り本物と見た目が同じなだけの別人である。にもかかわらず、なぜか本作の第7回英雄総選挙では同一人物扱いを受け、票数も合算されている。この仕様が、前回と比べて順位を上げた人物を表彰する部門で、今回から投票対象になった本物のモニカが女性1位になるという、賞の主旨が破綻する結果を引き起こした。

第8回からは、公式の告知はないが本人と偽者の集計が別になった。


関連タグ編集

ファイアーエムブレム ファイアーエムブレム風花雪月 ファイアーエムブレム無双風花雪月 セイロス聖教会 アドラステア帝国 黒鷲の学級


魔術師(タロット):マクイルの紋章の元ネタ


聖魔の光石:同じく「モニカ」の名前を持つ人物が登場するシリーズ8作目。

織部つばさ:憧れの女性を前にすると平静さを失ってしまうFEの関連作のキャラクター。

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