概要
宰相の息子で貴族のフェルディナント=フォン=エーギル × 皇女エーデルガルトの従者のヒューベルト=フォン=ベストラのカップリングを描いた作品に付けられるタグ。
この記事には多くのネタバレを含みます。閲覧に際しては十分ご注意を。
プロフィール
名前 | フェルディナント=フォン=エーギル | ヒューベルト=フォン=ベストラ |
---|---|---|
年齢 | 17歳→23歳 | 20歳→25歳 |
誕生日 | 04/30(大樹の節) | 04/17(大樹の節) |
身長 | 175㎝→180cm | 188cm |
趣味 | 貴族らしくあること、武具の蒐集 | 戦略や戦術の研究、エーデルガルトの観察 |
好きなもの | 乗馬、紅茶、正義、貴族に相応しい言動、高所 | 皮肉、テフ、主の役に立つ者、賢い者 |
嫌いなこと | 怠惰、貴族に相応しくない貴族 | セイロス教、賭け事、高所、思い出話、主の邪魔をする者、愚か者 |
肩書き | エーギル公爵家の嫡子 | ベストラ侯爵、宮内卿 |
クラス | 貴族 | 貴族 |
所属 | アドラステア帝国 | アドラステア帝国 |
学級 | 黒鷲の学級 | 黒鷲の学級 |
ファイアーエムブレム風花雪月
本作品には関係の深い生徒がED後ペアエンドを迎えることが可能である。
フェルディナントとヒューベルトにも覇道ルート限定でぺアンドが存在する。
覇道ルート以外にも二人の関係の一部を見ることが可能であり是非他ルートも含め全ルートを遊んでいただきたい。
覇道ルートにおける二人
ヒューベルト=フォン=ベストラ・・・
エーデルガルトを主とし代々フレスベルグ家に仕える習わしの領地を持たない特殊な貴族、ベストラ家に生まれた。彼女の道の為ならどんな手段も厭わない。忠実な従者。であるが一方でエーデルガルトに内密で行動することもしばしば。しかし彼女の道、覇道のためであることに変わりはない。
フェルディナント=フォン=エーギル・・・
代々宰相を務める貴族、エーギル家に生まれた。貴族であることを驕ることなく貴族であるからこそ、皆の手本であらねばと自己研鑽を怠らない。エーデルガルトをライバル視している。
支援C、グループ課題、食事会話
「貴族の中の貴族が聞いて呆れますよ。」
「君のような貴族よりは健全さ。」
「ただ主に尻尾を振り、主に異を唱えず、主の後をついて回り、主に心を砕くばかり。」
「私を非難する前に、己の生き方をどうにかすべきではないかね。」
「貴殿の舌は、まるで水車のようにぺらぺらと回りますな。
そしてただ上から下へ流れていく。上っ面の権化のような男ですよ。」
―支援Cより抜粋
「まさか、この男と一緒にやれと言うのかね?このエーデルガルトの腰巾着と。」
「見たまえ、この素晴らしい成果を。もう一人は物の役にも立たなかったがね。」
「現実を認められぬ者は悲しいですな。」
―序盤~支援Cグループ課題より抜粋
「なぜ私たちに揃って声をかけたのだ?食事を楽しもうという気がないのかね。」
―序盤~支援C食事会話より抜粋
特殊会話が随所に設けられておりどれも互いの生き様に関して否定的である
二人の様子が描かれる。
支援B、グループ課題、食事会話
「上の者が間違えた道を正すのは、下の者の役目だと。違いますか?」
「だが、黙って行うなどあり得ない。」
「我が主は忠言を受け入れてくれます。であれば、勝手に物事を進めた後で、報告すれば
いいだけではありませんか。」
「私は彼女が間違っていると思った時も、真摯に話し合い・・・・
結果として私の方が間違いだったとわからされることもある。
そういった過程もなしに勝手に行動するなど・・・・」
「君の手腕や従者としての器量を、ようやく認めてやる気になっていたというのに!」
―支援Bより抜粋
「ヒューベルト、君が望むのであれば、ちゃんと協力するのも厭わないぞ、私は。」
「くくく・・・張り合ってやったことがかえって上手くいったようですな。」
―支援Bグループ課題より抜粋
「君との決着はまた別の場所でつけさせてもらうよ」
―支援B食事会話より抜粋
フェルディナント、ヒューベルトの支援Bの発生は5年後限定となる
フェルディナントは挫折を知らず、貴族の華やかな世界のみをみて生きてきた。一方で
士官学校卒業後、己の手で父の断罪を誓う。これについては女神の塔イベを見ていただきたい。
しかし、卒業を待つ間もなく父はエーデルガルトの手によって更迭され実質貴族としての地位を失う。
一方、ヒューベルトは、皇帝を裏切り宰相らと謀った父を自らの手で粛清。
ヒューベルトの生きざまを否定する一方で理解、歩み寄りの姿勢を見せる。
支援A~A+、グループ課題、食事会話
「貴族として、常に貪欲に成長を望み、知識を入れ、壁を乗り越えんと切磋する。
普通なら回り道したり、諦めたりする場面でも、貴殿は止まらない。
なかなか真似できることでは、ありませんよ。」
「私は、自分の判断に感情を挟まない。それだけのことですよ。」
「たとえ貴殿を苦々しく思っていても、それと貴殿の評価とは別の話ですから。」
「・・・・・すべて理性的に判断するからこその、絶対の忠義、絶対の自信と言うわけか。」
「君への認識を・・・・・また、改めねばならないようだ。」
ー支援Aより抜粋
「貴殿がテフを持っている理由を聞きたいですが‥‥」
「わ、私は‥‥・」
「おや、意中の女性への贈り物か何かで?」
「そう、贈り物だ。‥‥‥君へのな。」
「聞き間違いでなければ、君は私のためにこの着香茶を用意したと言ったか?」
「早速だが、二人で茶の時間といこうではないか。」
「私が君のためにテフを淹れるとも。」
「では、私は貴殿のために紅茶を淹れることにしましょう。」
ー支援A+より抜粋
「互いを理解し、認め合った我々の前に、越えられぬ壁などあろうか!」
「手を携えた我々にとっては、この程度、些事に過ぎませんでしたな。」
―支援A~A+グループ課題より抜粋
「いや、たまにはテフを頂くかな。
君の分も淹れてくるから座っていたまえ。」
―支援A~A+食事会話より抜粋
支援Aでは支援Bまでと違い互いの生きざまを認めあう。
支援A+では打ち解けあった二人が互いに同タイミングで相手の好物を相手への贈り物として用意する。
また、上述した通りフェルディナントはヒューベルトが揶揄いで発した意中の女性を否定しない。
支援A+ではヒューベルトが頬を染める描写がある。
お茶会を除きヒューベルトが赤面するのは主人公支援Sとここのみである。
ペアエンド
二人の肝胆相照らす仲には皇帝さえも嫉妬した、などという逸話も伝わっている
―ペアエンドより抜粋
フェルディナントとヒューベルト、双方ともに支援A+まであるのは互いのみである。
また、同性ペアエンドも互いのみである。
対比的に描かれる二人
紋章の有無。食事の好み。高所の好き嫌い。サウナの強さ弱さ。
ペアエンドで正反対、対照的と記されているように上述したもの以外にも
二人は対となるような設定が多い。
また、能力の成長率においては
フェルディナントは物理職に適性がある一方、ヒューベルトは魔法職に適性がある。
悩み相談
大局的な戦略論では「フレスベルグ戦争論」
に勝るものはないですが、局所的な戦術論では、あの本もなかなかだと思いませんか?
「キッホル用兵総論」が正解。
フェルディナントの宿す紋章はキッホルである。
授業質問
貴殿の話は実に興味深いですが・・・・・・説明しているすべてのことを、
貴殿自身が理解できているのですかな?もし理解できないことがあればどうします?
「自分が理解できるまで教えないでおく」でヒューベルトのやる気があがる。
「理解できないことなどない」でフェルディナントのやる気があがる。
フェルディナントがヒューベルトに同行しされる質問(リシテアスカウト済みの場合リシテアも同行)。学生時代でも発生する。
覇道ルートその他
・鷲獅子戦の際、フェルディナントがヒューベルトを指す際
「お前」を用いる。フェルディナントがお前を使用したのはヒューベルトに対してのみである。
・ヒューベルトはお茶会の選択肢で好きな人について尋ねると赤面する。
・シャミアとの支援会話にてヒューベルトは恋愛に関して鈍いと評される。
全体的にヒューベルトの異性との支援会話は女性側がアプローチをしかける場合が多く
主人公とのS支援では指輪を忘れる。
一方、フェルディナントはアプローチをしかけることが多く「惚れられるのは大歓迎」のように
直接的な言葉を投げかけることもしばしば。
ペアエンドでもほとんどの場合多くの子をもうけている。主人公との支援Sではとても豪奢な指輪を贈る。
他ルートにおける二人
青獅子学級、金鹿学級を選択した場合、最初の学級対抗模擬戦にて
二人の会話が発生する。どちらもセリフが違うので是非確認してほしい。
金鹿では勝手に先陣をきるフェルディナントに舌打ちして援護せねばと零すヒューベルト。
青獅子では役不足だと豪語するフェルディナントに力不足ですよと皮肉るヒューベルトを見ることができる。
また、教会ルートにおいてフェルディナント、ヒューベルトには敵対会話が用意されている。
フェルディナントを引き抜いた場合、青獅子、金鹿学級でも見ることが可能。
「こうして帝都で貴殿を迎え撃つというのも、妙な気分ですな」
―フェルディナント、ヒューベルト敵対会話より抜粋
一方支援Aでは
「こうして我々が向かい合って静かに茶を飲んでいるというのも、妙な気分ですな」
と述べる。
また、教会ルートにおけるヒューベルトの手紙のシーンでは
セテスがフレンから手紙を預かった際
「誰からだ?ベレト、すぐに読んでくれ」と発する。
それに対してフェルディナントが
「それは・・・・ヒューベルト!?死してなお手紙を寄越したのか・・・・・。」と述べる。
一方支援Aでは
「君の遺言など聞きたくない」と述べる。
また、ヒューベルトは引き抜き不可のキャラのためフェルディナントでヒューベルトを倒すことはできるがヒューベルトがフェルディナントを倒すことはできない。
小ネタ
フェルディナント、ヒューベルトの支援Aを解放したのちに
フェルディナント、エーデルガルトの支援Aを解放すると差分が発生する。
具体的には冒頭でフェルディナントが飲むものが紅茶からテフへと変化する。
見逃しやすいので是非解放タイミングに気を付けてプレイしてみていただきたい。
フェルディナントの好物は紅茶。ヒューベルトの好物はテフ、所謂コーヒーである。
これらを混ぜ合わせた鴛鴦茶(えんおうちゃ)というものが存在する。
その由来となった鴛鴦(おしどり)の雄は派手でオレンジの尾をもつ。一方雌は黒く地味な色合いである。
ファイアーエムブレムヒーローズ
ファイアーエムブレムヒーローズ通称FEHにて
フェルディナント、ヒューベルト実装時期は異なるが両名ともに実装されており
FEH内風花雪月において級長を除く男性が実装されたのは現時点(2020年5月25日)においてこの二人のみである。
これにより学生の二人で支援Sを結ぶことが可能になった。飛空城にて温泉や宿屋、食堂等を利用すればそれらを楽しむ様子を見ることが可能なため是非遊んでいただきたい。