概要
アンドレイ(Andrei)は、ヨーロッパの男性名。主にロシアやベラルーシなどで使用されている。キリスト十二使徒のアンデレに由来しており、原義は「男らしい者、勇敢な者」。
他言語形にアンドルー(英:Andrew)、アンドレ(仏:André / 葡:Andre)、アンドレス(西:Andrés, Andres)、アンドレア(伊:Andrea)、アンドレアス(独:Andreas)、アンドラーシュ(洪:András)、エンドレ(洪:Endre)、アンジェイ(波:Andrzej)などがある。
「アンドレイ」という名の人物
実在の人物
架空のキャラクター
- ゲーム「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」の登場人物。 → 本頁で記述
- ゲーム「魔剣X」及び「魔剣爻」に登場する敵。
- アニメ「機動戦士ガンダム00」に登場する軍人。 → アンドレイ・スミルノフ
- ライトノベル「フルメタル・パニック!」の登場人物。 → アンドレイ・S・カリーニン
アンドレイ(聖戦の系譜)
ユングヴィ家の公子。前髪ぱっつんでオンザ眉毛のロングヘア。プレイヤー軍のブリギッド及びエーディンの弟であるが、性格は似ても似つかぬ外道。特にマーニャ率いるペガサスナイト部隊を次々に射ち落とした際に放った「まるでトンボとりでもしてるようだな」というセリフは彼の性格を端的に表す一言である。
容姿に関しても美貌の姉たちとは髪の色しか似ている点がなく、設定資料集の家系図によると二人とは母親が異なる。
幼少時代は臆病な性格で、記憶を取り戻した直後のブリギッドは父と弟のことを案じていた。ブリギッドが失踪した海難事故に巻き込まれずに済んだのは、小心さが幸いして父のそばを離れなかったためである。また、この設定から姉たちが5歳の時点で、一人で歩き回れる年齢だったことが窺える(腹違いなら二人と同い年の可能性もある)。
正統な後継者であるブリギッドが行方不明になったこと、長男でありながら傍系の血筋のため神器を扱えないことなどの事情故か、父のリング卿とはかなり不仲であり、後にアルヴィスたちの計画に乗って父を殺し、姉たちを反逆者として殺そうとしている。
後半には彼に生き写しの息子・スコピオが登場する。
大沢美月版の漫画ではもはや別人と言っても過言ではないほどの美形になっており、生き別れの姉ブリギッドに対する複雑な劣等感が描写されている。