プロフィール
誕生日 | 任意 |
---|---|
年齢 | ???(後述) |
身長 | 175cm(男)、164cm(女) |
趣味 | 人助け、人の話を聞くこと |
好きなもの | 剣、笑顔、信頼に応えること |
嫌いなもの | ― |
個人スキル | 師の導き→師の導き+ |
紋章 | 炎の紋章(後述) |
初期クラス | 平民 |
称号 | よすがを辿りし炎、覇王の翼、秩序の守護者、夜明けの王 |
CV | 小林裕介(男)、伊藤静(女) |
概要
ゲーム「ファイアーエムブレム風花雪月」の主人公。
父の傭兵団に所属しており、表情ひとつ変えずに戦う姿から「灰色の悪魔」と畏怖されていた若者。
帝国暦1180年、盗賊に追われている士官学校の生徒と遭遇し助けたことが縁で、教師として士官学校に招かれる。3つの学級から1つを受け持つこととなり、これが主人公の心のみならずフォドラの命運までも大きく変えていく。
歴代のマイユニット同様に名前や性別、誕生日を任意で設定する。しかし、外見や得意技能などは変更できず、公式からもマイユニットとして扱われていない(2023年、「ファイアーエムブレムワールド」でマイユニットと呼ばれているが、本作の本編が開始した年に誤りがあり、正確性は不明)。
日本版のデフォルトネームがシリーズで初めて男女で異なり、男がベレト、女がベレス。ファンからはまとめて「ベレトス(先生)」と呼ばれていたりもする。
なお、父親のフルネームから姓はアイスナーと思われる。そのため、pixiv等におけるタグではベレト=アイスナー・ベレス=アイスナーが用いられる事もあるが、あくまで推定であり、作中では一度もそのようには呼ばれていない。
海外版は男女ともにByleth(発音はほぼ「バイレス」)。
シリーズでも稀なストーリー中の台詞がほとんどない無口型の主人公で、ボイスは戦闘・ムービー・受験・兵種変更・兵種マスター・技能レベル上昇時に限られている。
一人称は不明で、選択肢での表現は一貫して「自分」。二人称はマリアンヌに対する授業中の選択肢で一度だけ「君」を、ある年上の修道士への選択肢で「あなた」を用いている。選択肢では誰に対しても呼び捨てかつタメ口だが、戦闘ボイスでは生徒以外の年上相手に敬語を使っており、選択肢の口調はあくまでも心の中の言葉でその後相手によって言い分けていると思われる。
王族や貴族が多い歴代主人公の中では珍しい平民の生まれ。蒼炎・暁のアイクとは「父親がかつては高名な騎士だった傭兵団団長」という点でも共通している。「雰囲気が父親そっくり」「母親によく似ている」と言われている。父親の意向らしいが、他人との交流やフォドラの民の常識であるセイロス教から遠ざけられて育ったために世間知らずなところがある。
好きなものや嫌いなもの、イグナーツとの支援会話ではないと答えていた趣味はファミ通の攻略本で判明し、のちに有料DLC「煤闇の章」でも確認できるようになった。嫌いなものは空欄だが、人波に揉まれるほど賑やかな場所や、大衆の前での演説を苦手としている節がある。
料理の腕は「なかなかのもの」「鮮やかな手さばき」と言われている。1日最大10食が可能な健啖家で、王国ルートだと食べっぷりに対して言及されている。
ゲーム内のプロフィールでの年齢は本人も知らないので不明となっている。しかし後々確認できる父の日記から帝国暦1159年の9月21日までには生まれていたことが確認できるほか、「煤闇の章」では母が子を産んで間もなく亡くなったのが21年前であると明言されている。
なお、ソティスからは彼女と同じ誕生日だと言われている。誕生日は手早く恩恵を受けたいなら5月、どのルートを選んでも欠かさず祝われたいなら1~3月を推奨する。
後日談の二つ名は全ルートで異なる。なお、支援Sおよびペアエンドを迎えるには、1部8月と1部1月に「散策」コマンドをそれぞれ一度は選択しておく必要があるので注意。
出自
異種族「女神の眷属」ことナバテアの神祖ソティスは、永眠後ネメシスに墓所を暴かれその亡骸を奪われたが、セイロスを中心とする眷属の生き残りによって奪還された。
だが、その過程でソティスを主神としたセイロス聖教会を設立し、現代では大司教レアを名乗っているセイロスは、母のソティスを復活させることに執着するようになる。そこで先の争乱の黒幕であるアガルタ側が、母の心臓から創っていた紋章石に着目し、ソティスの意識を復活させるべく、自らが造った肉体にソティスの紋章石を宿す試みを繰り返していた。
その後12番目に造られた少女シトリーが、かつてレアに血を与えられたジェラルトと恋に落ち、その間に生まれた子どもが主人公であった。しかし出産当時は母子共に危険な状態であり、母が子を救って欲しいとレアに懇願した結果、母に宿っていた紋章石が赤ん坊に移されたことで主人公にソティスの意識が宿ったのである。
つまり主人公はレア=セイロスによって「ソティスの現身」として創られた器だったということである。
出産時の事情を知らないジェラルトは、何故か厳重に監視されている上に、眠るソティスの影響で泣くことも笑うこともない赤ん坊の状態を疑問視した。監視の目をかいくぐって医者に診せた時に脈はあるが心音が聞こえない事が判明する。その事で心から信じていたレアに恐怖と不審感を抱くようになり、修道院を襲った21年前の大火災の後に赤ん坊を連れ出し教団を抜け出した。
それ以降ジェラルトはセイロス教には一切関わる事も主人公に教える事もせず、またレアによって長命となったジェラルトは年齢にも無頓着だった(あるいはそう振る舞うことで実年齢をごまかしていた)為、そんな父親の影響を受けた主人公はフォドラの民にとって常識的なセイロス教の事も、自分の年齢すらも全く知らずに過ごしてきた。
ジェラルトが主人公の出自について虚偽の説明をした(ただし、先にレアの方から主人公の出生を誤解したふりをしている)のは、主人公はシトリーとの子の腹違いの弟妹であって、レアが何らかの処置を施し執着していたあの赤子ではないと彼女に思わせるためと推測される。
しかし主人公はそれゆえアガルタの手先に狙われ、1部後半で闇に閉じ込められた結果、主人公を救うべくソティスの意識は主人公と融合し、その力だけが主人公に継承されることになった。その力が主人公に継承されたとき、髪の毛の色がソティスやレアをはじめとする女神の眷属同様の緑がかった色に変化する。
スマブラSPの7P/8Pカラーはこの状態が元ネタである。なお他のカラーリングでも最後の切りふだ「神祖破天」発動時には一時的にこの髪色となる。
なお女神の眷属は長命な種族で、ジェラルトは血を受けた十数~数十年後に不老になったことが窺える。しかし、主人公の寿命や覚醒後に年を取るのか、主人公の血にも相手を不老化させる力があるのかといった事柄については、明言されていない。5年近い眠りから目覚めた翌月に「全然変わっていない」とマヌエラに言われるくらいである。
一部のペアエンドでは男主人公の場合「長寿をまっとうしたという」「若々しい姿のままだった(※伴侶が女神の眷属やその血を受けた可能性がある者)」、男女両方に「最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていた」などの記述がある。
主人公が神祖の力を失うあるルートでは、「老いて亡くなるその日まで(中略)教導し続けたという」と書かれた男主人公のペアエンドがある。
また「竜の血を取り込んだ人間と、竜によって造られた人間もしくは人型生命体のハーフ」という特殊な生まれではあるが、男女共に子孫を残せることも確認できる。母親は出産の際に帰らぬ人となったが、女主人公は3人の男性とのペアエンド(もうひとりは間接的な記述)で二児以上の母親になり、母子共に出産を乗り越えている。
ユニット性能
得意技能 | 剣術/格闘術/指揮 |
---|---|
苦手技能 | なし |
才能開花 | 信仰 |
紋章 | 炎の紋章 |
個人スキル | 師の導き(自分と隣接する味方の入手EXPが1.2倍)→師の導き+(さらに自分が与えるダメージ+2) |
固有習得スキル | 待ち伏せの陣/指導者の鑑/攻め立ての陣/移動の応援/白魔法回避+20 |
固有習得戦技 | 魔物斬り/風薙ぎ/ドレインブロー/マジックブロー |
理学習得魔法 | ファイアー/サンダー/ボルガノン/ライナロック |
信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/リカバー/オーラ |
成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
% | 45 | 45 | 35 | 45 | 45 | 45 | 35 | 30 | 45 |
得意技能は剣・格闘・指揮。信仰が才能開花する。
ステータスは基本的にどの能力も良く伸びるので、平均的に高い値で収まる。
また、苦手技能が無いこと、主人公ユニットゆえに「教員研修」を受けられることから適性がない兵種でもある程度なら無理矢理就くことも可能である。
ただし、教員研修を利用する場合「行動力」と引き換えとなる。
2周目以降にクリアデータを引き継ぎ名声値を消費すると、過去の周回で習得した異性専用職のスキルも覚えられる。
紋章
身に宿す紋章は“解放王”ネメシスと同じ「炎の紋章」。発動した際に与えたダメージの30%を回復する効果がある。またその効果と一緒にごく稀に発動する威力上昇や相手を反撃不可にする効果もある。
威力上昇に加え回復もできるという、過去作における「天空」を思い起こさせる効果を持つ。
英雄の遺産
呼応する英雄の遺産があり、名前は『天帝の剣』。
「先生」と響きの似た名前かつ鞭のようにしなる性質から教鞭がモチーフと思われる。教職員が持つに相応しい逸品ということだろう。
所謂蛇腹剣であるため、剣でありながら射程1-2を持つ。
専用戦技「破天」を扱える強力な武器である。物語が進めば『天帝の覇剣』と名を変えて威力が向上し、戦技も「覇天」に強化される。
ただ、割と重いのと、修理用の素材が貴重なので気軽に使えないのが難点。普通に剣を装備しつつサブ武器として弓を持っているだけでも事足りてしまったりはする。
なお、休養すると使用回数が5回分回復すると言う特性もあるが、貴重な自由行動の機会をこれに使用するのはあまりにももったいないので、利用される事はほとんどない。
専用職
作中で必ず習得する専用職は「ニルヴァーナ」。
主人公の得意技能の剣術・格闘・指揮・信仰全てに技能補正がかかる、まさに主人公専用職。修得する時期は第一部のEp.10と上級職並みの時期でありながら最上級職並みの兵種補正を持つ上、スキル「剣の達人」を自前で持っているため剣装備時の威力を上げられ、兵種マスターで覚えるスキル「聖なる力」で味方のサポートもできるという強力な兵種。
……に見えるのだが、実際の所、高い成長率が物理と魔力に寄っているため若干微妙で、特に速さに全く補正がかからないのが難点。覚える魔法もサブウェポンとしてはあまり強くないので、物魔両面職と言う長所があまり生かせない。固有スキルも「剣の達人」はともかく「地形耐性」はあまり使えない。
万能と言うより器用貧乏に近い。そんな所も主人公職らしいと言えなくもないか。「専用職が最強」とならない所は、よく言えば「カスタマイズ性が高い」とも言える。
ちなみに公式インタビューの発言から、クラス名の由来はRPG『ジルオール』に登場する同名のソウルと思われる。
育成に関して
主人公の専用武器が剣であることに加え、剣をメインにすることが有効なキャラはあまり多くない(※フェリクス等を除き他の得意武器を使うほうが強くなりやすい傾向にある)ため、特にこだわりがなければ剣術をメインに据えると良いだろう。魔物有効の「魔物斬り」や反撃を封じる「風薙ぎ」といった強力な戦技を修得出来る点が強み。
中級職の剣士系は傭兵と盗賊があるが、盗賊のマスターで得られるスキル「盗む」は戦略上、強制出撃の上に輸送隊に常時アクセス出来る主人公と相性が良く、傭兵マスターで得られる「待ち伏せ」は耐久面が有利になるので、どちらもマスターしておくと有用。ただし、例によってブリガンドの「鬼神の一撃」が抜きん出て便利なので、斧を育てる余裕があるならそちらが優先される(転職さえすれば斧を持つ必要はない)。
物理ユニットの場合、ルナティックでは弓苦手でもなければアーチャーも経由して「命中+20」を習得することが多いが、主人公の場合は全ユニットと支援を組める関係で連携補正を受けやすく、この点はあまり問題にならない。その分他のスキルをセットすると良いだろう。
剣術メインの場合、最終的には上級職のソードマスターかアサシンかの二択となる。
生徒の先頭に立って直接戦闘する場合はソードマスターが強力。兵種スキルとして「剣の達人」「剣必殺+10」を持っているため火力に優れる。
専用戦技は消費が大きすぎる割に性能が微妙だが、自前の戦技で十分なので特に問題はない。
アサシンは、直接戦闘力ではソードマスターに力成長率で劣るものの、素の移動力が1高い上に草むらや森林でも速度を落さずに歩き回れると言う大きな長所がある。生徒のサポート役として戦場を縦横無尽に駆け回るならこちらがお勧め。「剣必殺+10」も持たないが、技成長率が高いので、そちらは総合的に見れば五分か。
兵種スキルの「鍵開け」に関しては、そもそも予め鍵を買っておいて使う時輸送隊から引き出せば良いだけなので、あまり役に立たない。もちろん、そういう役割のできる主人公の機動力が高い、と言うのは有り難いが。「盗む」役にするなら尚更。
上述した通り、ニルヴァーナは器用貧乏気味。一応、他の職の方が強みが出やすいだけで、全く使えないと言う訳ではないので、主人公の育成に手をかけたくない場合はそのままニルヴァーナでも十分に戦っていける。
最上級職のエピタフはそれに輪をかけて微妙なので、それならニルヴァーナの方が良い。
それ以外の得意技能を生かした、グラップラー系やビショップ系も選択肢に上がる。
前者の場合、単純に格闘と言う武器種が強い。戦技も、魔法攻撃の「マジックブロー」や攻撃しつつ回復可能な「ドレインブロー」など悪くないものが揃っている。ただしウォーマスターは男性専用職なので、女性の場合はDLCのバトルシスターが必要となる。なお、男性もDLCがあるなら「格闘回避+20」目当てにバトルモンクを通っておこう。
後者の場合は、才能開花時に強力な回避スキル「白魔法回避+20」を得られるのが最大の長所。生存能力を上げる「リザイア」や必殺率の高い「オーラ」など、白魔法の攻撃魔法を習得出来るので、「白魔法の達人」も活かしやすい。ただし魔法系最上級職であるグレモリィは女性専用職で、こちらはDLCでも補えない。ホーリーナイトも成長率が悪いので、男性の場合は素直に他の育て方をした方が良いだろう。一応、ビショップ止めもなくはないが。
他には、得意ではないものの飛行技能を鍛え、ファルコンナイトやドラゴンマスターを目指すという選択もある。(ファルコンナイトは女主人公限定)どちらも力と速さに補正が入り物理アタッカーとしての性能を大きく高めてくれる兵種で、飛行職自体が強いということも相まってかなり使い勝手が良くなる。性能的にはファルコンナイトなら回避寄りで魔法にやや強くなり、ドラゴンマスターなら攻撃寄りで物理にやや強くなる。
どちらも「剣の達人」スキルを持っていないが、覚える剣戦技が優秀で元々力は伸びやすいことからあまり気にしなくてもいい。
ただし、配備できる騎士団は飛行騎士団のみに限定される点に注意。他に飛行兵が多数いる場合、騎士団が足りなくなる可能性もある。
また、兵種とは関係無いが、得意技能の指揮を鍛えることで、希少な応援スキル「移動の応援」や、騎士団の育成スキル「指導者の鑑」を得られる点も主人公の強みである。
専用の外伝がない(あえて言うならソティスの外伝が専用と言えるか)ため、指揮レベルC~Bのお家騎士団はないが、物語序盤でもらえる『ジェラルト傭兵団』が実質的なお家騎士団と言える。レベルEであるため歩兵なら誰でも配備可能でありながら、必殺+10&回避+15という上位騎士団にも劣らない補正を得られる強力な騎士団となっている。当然周回引継ぎを利用しなければ1団しか手に入らないため、誰に配備させるかはよく考えたい。
関連人物
ジェラルト傭兵団団長で父親なのだが、詳しく知っていることが少ない。元セイロス騎士団の団長であり“壊刃”ジェラルトと恐れられた人物。妻とはガルグ=マク大修道院を出た数年後に出会うも主人公が産まれて間もなく死別したというが、なぜか彼女の墓が大修道院にあるなど不可解な点が多い。
主人公の中で話しかけてくる謎の記憶喪失の少女。尖った耳が特徴的でおよそ人間とは思えない言動をする。たびたび主人公に話しかけては驚かせている。
主人公の正体に関わってくる。
ガルグ=マク大修道院の大司教にして、セイロス教の指導者。主人公がガルグ=マクに来たことを誰よりも歓迎し、やや強引に教師として任命しており、ジェラルトからは彼女に警戒するよう言い含められている。常に慈愛の篭った話し方をするが、セイロス教ひいては女神に刃を向ける者に対しては容赦がない。
主人公の正体を知っているような言動が見受けられるが、果たして……
アドラステア帝国の次期皇帝。担当できる学級の一つ黒鷲の学級の級長。当初は主人公を腕の立つ傭兵と見込んで帝国で雇おうかと思っていたがガルグ=マクで教師になったため断念。だが、どうにかして自軍に引き入れたいと考えている。
ファーガス神聖王国の次期国王の王子。担当できる学級の一つ青獅子の学級の級長。当初、教師になると聞いて敬語で話すが打ち解けて敬語で話さなくなる。主人公のことはその指揮能力に感心し、王国ルートでは教師として誰よりも信頼してくれる。
レスター諸侯同盟の次期盟主で、リーガン公爵家の跡取り。担当できる学級の一つ金鹿の学級の級長。最初から砕けた話し方をするが、一番主人公の正体に疑問を抱くと共に、その価値を値踏みしている。同盟ルートでは後に信頼を寄せ始める。
無双 風花雪月
主人公シェズが傭兵団同士の戦いで遭遇した「灰色の悪魔」。
今作での彼/彼女はその時のことがきっかけで、「必然(=必ずそうなるに違いなく、それ以外にはありえないこと)の出会い」であった級長たちとの邂逅がなぜか発生せず、ガルグ=マク大修道院で教職に就くことがなかったため傭兵稼業を続け、何度もシェズの属する勢力と対峙することになる。本作でも容姿が変化するが、神祖と融合していないにもかかわらず変わった理由は定かではない。
「風花雪月」本編と同様に、容姿と名前を冒頭で設定する。ゲーム本体に風花雪月のセーブデータがある場合は、最後に使われたセーブデータの主人公名を参照してデフォルトとして設定される。このためうっかりベレトにベレスとつけてしまったなどの事故が多発している。
全ルートで加入させるか否かでストーリー展開が大きく分岐する。
支援会話の対象はシェズと父の2人。
また、主人公ではなくなったこともあり、無双でも頑なに喋らなかったリンクとは異なり、ヒーローズ同様普通に喋る。本作での一人称は「自分」。
煤闇の章のプロフィールと同じく趣味に「人助け」が含まれているが、目の前の人間に限った話であり、それ以外は任務が絡まなければ誘拐の被害者であろうと放置しようとする人物として描かれている。
ちなみに、数日にわたって食事を摂らなくても平気らしい。
プロフィールの好きなものに、原作より長い間一緒にいる「父親」が加わったが、その父親の命がそう長くはないことが示唆されている。
初登場時のクラスは「クロームハート」。こちらも『ジルオール』に登場するソウル「クロムハート」が元ネタと思われる。
天賦スキル条件はホーリーナイトで恩寵の息吹。父親が同職で登場する事がヒントになっている。
余談だが、本編のPVはベレトで統一していたからと今作のパッケージやPVにベレスの方を登場させたら「ベレス固定でベレトは登場しないのではないか」とのコメントで溢れかえったという思わぬ展開になってしまったのだそうな。
他作品
ヒーローズ
男性はベレト、女性はベレスとデフォルトネームでユニットが登場している。ユニット情報はリンク先(子記事)を参照。
通常版のベレトは風花雪月の発売を記念したプレイデータ特典として2020年6月29日まで配布されていた。
大乱闘スマッシュブラザーズ
→ベレト/ベレスを参照。
エンゲージ
本作では歴代作品の登場人物が紋章士として登場しており、風花雪月からは男性のベレトが登場する。
詳細はベレトを参照。
関連イラスト
関連タグ
ファイアーエムブレム ファイアーエムブレム風花雪月 ファイアーエムブレム無双風花雪月 ファイアーエムブレムヒーローズ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
セイロス聖教会 黒鷲の学級 青獅子の学級 金鹿の学級 灰狼の学級
ベレト…男のデフォルト名
ベレス…女のデフォルト名
こちらは「べ」がひらがなになってしまっている。
世界(タロット) - 炎の紋章の元ネタ